モンツァ戦後の監督勝利インタビューをお届けします。
DAZNのマイク
ディバラがベンチに下がる時、あなたと会話をしていましたね?ディバラをそれを二人の秘密と言いましたが、いったいどのような会話をしたのでしょうか?
モウリーニョ監督「昨シーズン、オリンピコでユヴェントスと対戦して、パウロが80分過ぎに交代したとき、私は彼にブラヴォー(素晴らしい)と言った。そして今夜も私はこう伝えたんだ。ブラヴォーってね。そして二人で微笑んだ。パウロが数か月前まで、他のチームの為に得点する選手だったことを思い出していたのさ」
今夜は最高のローマを観ました。
モウリーニョ監督「3-0のスコアラインに対して、内容はそれ以上にタフだったと言いたい。モンツァはポゼッションで私たちの動きを封じて、それでこちらもプレスのかけ方を変えねばならなくなった。負傷した選手が戻れば必ず結果が伴うであろう面白いチームだ。今夜だってゴールできていたかもしれない。しかし、ローマはバランスの取れた良いチームだったよ。多くのポジションで選手を休ませることができるようになった。カルスドルプの代わりにチェリク、ザレフスキとスピナッツォーラといった具合にね」
特に今のローマではイバニェスが堂々としたプレーを披露しています。
モウリーニョ監督「その通りだ。あなたの分析には同意するし、こうしてイバニェスについて話してくれるのも嬉しく思う。1年前と比べて本当に成長した若者だよ。ボールを持てば落ち着き、ポゼッションで様々な解決法を提示できる。その場の空気に流されてプレーすることのない本当に優れた選手だ。ところで、ここであなたがもしよければ、今夜誰も触れない選手、タミー・エイブラハムについて話そうと思う。今夜のタミーは、私が望むプレーをすべてしてくれた。まさしく、私のタミー・エイブラハムだったのさ。彼はすべてに競り勝ち、ボールをキープして、進路を見つけ出し、常にファーストボールを奪取して、チームに深さを与えた。ストライカーが得点すれば、誰もがその話で持ち切りになる。その点で今夜はディバラの夜には違いないが、それでも今夜のタミーはファンタスティックだった。タミーとベロッティとショムロドフがいれば少し前線は余裕が持てるはずだ。それまでタミーは大きなプレッシャーにさらされていた」
ディバラは常に謙虚さを持ってプレーしていました。
モウリーニョ監督「これまでなかなか思い通りにプレーできない場面もあったが、それはパウロの姿勢が問題ではない。むしろ最高だろ?どんなにチームを助けられる才能を持っていても孤立することがある。その点でチームと共に、チームと一緒に戦う姿勢こそがパウロの素晴らしい才能だと言える。今のところ守備でも私たちの為に頑張ってくれている。彼がベンチに下がる時「ミステル、もっとプレーさせてくれたらトリプレッタできたのに!」と愚痴を言うので「じゃあ代わりに次のウディネーゼ戦でやってくれ」と返した(笑) コンディションが上がっているとはいえ、昨年はあまりプレーしていなかったし、ここでの彼のマネジメントは重要だ。彼の今後にとても期待をしている。おそらくスカローニ(アルゼンチン代表監督)は、カタールW杯のパウロの仕上がりを見て、我々に極上のワインを振る舞わなければならないだろう」
ガッリアーニは、この夏ディバラをモンツァに連れてこようとした一人です。
モウリーニョ監督「彼は素晴らしい人物なんだよ。私がインテルを指揮していた時からスポーツマンシップに溢れていた。ミラノダービーを4-0で勝利した後で、ベルルスコーニと一緒にロッカールームに来て、インテルの勝利をお祝いしてくれたんだ。まさに規範となる人物なのさ」
<了>
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【今日だけ暫定首位】セリエA第4節 ローマ対モンツァ(H) https://t.co/Fdl6kGxu34
— 如月【ASローマ速報⚡ROMANISMO official】 (@roma_sokuhou) August 30, 2022
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