SSC Napoli | Sunday, 29. January 2023 | AS Roma |
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2:1
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goals | |
1 : 0 | Victor Osimhen 17. / right-footed shot (Khvicha Kvaratskhelia) |
1 : 1 | Stephan El Shaarawy 75. / right-footed shot (Nicola Zalewski) |
2 : 1 | Giovanni Simeone 86. / left-footed shot (Piotr Zieliński) |
Rui Patricio 6.5
2失点という内容以上に好セーブが印象に残った。2失点のゴールは夫々あまりにノーチャンスな感じ。
・Mancini 6.0
Roma右サイド防衛における比較的重めの守備タスクを与えられていたが、それでもなんとか出来ていたのは素晴らしい。
・Smalling 5.5
決勝点となってしまった2失点目でスペースを残しすぎ、完全にコースを読み違えたのは相当渋い。そんな日もたまにはありますよね…。
・Ibanez 5.0
Losanoに対して結構何も出来なかった印象。この試合における想定外の穴になってしまった。
・Zalewski 6.5
不慣れな筈の右サイドも既に板に付いて来ていて、同点のシーンは彼の右の聞き足を活かした素晴らしいクロスだった。若干甘めな気もしますが、逆に彼が右サイドやらなかったら誰がやったんだよ…!!って話なので。
“試合開始当初はやや消極的に見えたが、時間が経つにつれて積極性が増したが、単独での突破は殆どなかった。しばしばM.RuiとKvaratskheliaの妨害を受けた。後半はより説得力が増し、El Shaarawyへのアシストを初めてとした効果的なボール供給が何度もなされた。” (by Il Messaggero)
・Matic 6.5
中盤の底からの組立てと、時間の使い方が優雅でありつつ堂々としている。彼がいるとCristanteが自由に見える。
・Cristante 6.0
守備面でのサポートに上下左右問わず駆り出された印象。少し良さが出難い働き方となってしまった。
・Pellegrini 5.5
良い形でボールが収まったイメージがあまりない。怪我明けで本調子ではなかった面もあったのか。前を向いて次に進みたい。
・Spinazzola 6.0
惜しいシュートもあったが、やはり彼1人で左サイドを制圧してしまうイメージが強すぎるのかパッとしない感じに見えてしまう。さらに怪我で1月ほど離脱しそうなので踏んだり蹴ったり。
・Dybala 5.5
攻撃時に敵陣から帰陣したM.Ruiとのマッチアップを嫌がっているような印象があった。随所に数人を相手取る巧いプレーも見えたがこの日は何もさせて貰えなかった。そんな日もある。
・Abraham 5.5
Kim Min-Jaeと悪くない勝負出来ていた気はするが、何か勝ちきれない感じがあった。復調してきただけに、太腿裏を抑えていたのは大分不安。
・El Shaarawy 7.0
彼らしいゴールも勿論だが、彼の投入で後半から流れが変わったのはその守備面での貢献も忘れてはならない。チームが苦しい中で、今のチーム状況に合わせてやっと適切な居場所を見つけたような感じがする。
“1年前と同じように、彼の登場は決定的だったように見えた。守備も丁寧に、前線では果敢に戦ったが、今節はそれでは試合は終わらなかった。” (by Il Romanista)
“前節に引き続きNapoliの地でも再び得点を奪い、本来の役割である前線で彼はまだ違いを生み出すのに必要な術を持っていることを示した” (by Leggo)
・Belotti 5.5
出場時間の割に良いところが無かったというのが正直な印象。なんとか復調する術はないのか…。
・Bove 6.0
起爆剤になれれば最高であったがそう甘くはない。ミッドウィークのCoppa Italiaとかはガッツリ出そう。
・Tahirovic 6.0
欲を言えば2失点目の際のバイタルをもう少し詰まられればよかったが、流石に失点の責任を押し付けるようなことはできない。
・Volpato 6.0
流石に出場時間が少なすぎたが、久しぶりの出場だった気がするので今後も励んで下さい。
・Mourinho 6.5
若手投入後に失点してしまったのは少し印象が悪いが、現状のチーム状態の中で後半よく巻き返し悪くない試合運びが出来ていた。負けた試合にも関わらず各紙6点以上の評価が多かったのも納得。
総評
悲観すべき程の負け試合では無かったもの、後半戦の開幕を落としてしまいCL圏争いから1歩交代してしまったのはちょっぴり見栄えが悪いなという感じ。
1位を独走するチームとしてのNapoliの強さを感じた反面、右サイドに緊急事態が発生している中でそこそこ悪くない戦いが出来ていた感じもあるが、ただの惜しい2-1の負けというよりは前半完敗、後半引き分けという感じの試合でした。
試合前から分かっていた通りNapoliの左サイドの攻撃が実に強力で、M.Rui、Zielinski、Kvaratskheliaこの対抗手段として、Romaは敵陣非保持ではZalewskiを高く張りM.Ruiにあて、Zielinskiの見張りはCristante、Kvaratskheliaに関してはほぼManciniに一任するような形とした。この守り方自体は敵の攻撃力を考慮するとまだ効果的だったといえる気がするが、想定外だったのはLosanoに対してIbanezがほぼ何も出来ず、敵の前線3枚がRomaの左サイド側にスライドしたりと巧妙に左右に揺さぶられ、自陣で両サイドからの攻撃をしっかりと受け止めることが出来なかった。
後半El Shaarawy 投入から流れが変わったところがあるので、逆にSpinazzolaの不調と、 Zalewskiが右で試合に出ざるを得なかった状況が改めて浮き彫りになった感じがある。
まずはCremoneseとのCoppa Italiaに目を向けたいが、このNapoliを破って勝ち進んできたことを考えると安易なターンオーバーも許されないタフな試合になりそうだ。
シーズン後半戦も頑張りましょう!!行くぞ!!CL!!
採点者:くわしん
小学生の頃にバティストゥータに憧れ、丁度その時ローマに中田がやって来た為にローマに触れる機会が多くなりロマニスタに。好きな現役選手はDiawara。思い出の試合は2012年にオリンピコで観戦したコッパ・イタリア決勝でのラツィオへの敗戦。大学時代にF1のコースエンジニアを目指してイタリアに留学。イタリアにおける高卒認定相当の資格を持っている。好きな選手のタイプは稲場愛香みたいなタイプ。
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