ペッレグリーニ主将、2021年を総括する
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【セリエA第2節】サレルニターナ(A) レビュー&インタビュー

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ローマは出場停止のザニオーロをペレスと入れ替えただけでこれまで同様4-2-3-1の固定メンバー。一方のホームチーム、サレルニターナも開幕同様3-5-2ではあるが、ヴェセリ、ストランドベルグ、そして前線はジュリッチと3人を負傷と出場停止で欠いているので、中身は相当にアレンジをしてきた。昨シーズン、クロトーネで20ゴールと爆発したシミーは、コンディションと戦術面からリザーブで、ボナッツォーリ1トップで、一列上げたクリバリをその周囲でプレーさせた。カストーリ監督の狙いはただひとつだけ、早々に点を獲って後はカウンターを狙うという古いプロヴィンチャ式。序盤は圧を掛けてきたものの、20分過ぎにはゆるやかに引き始めて、結局5-4-1で自陣に篭ってしまった。

これまでカウンター主体で、組織的な守備からの前線タレント頼みというモウリーニョのサッカーはここで壁にぶち当たる。この試合で勝利するには崩さなければいけない。ポゼッション85%、シュート9本で折り返す。数字は立派だが、内容はそれを反映していなかった。タミーは度々オフサイド位置に立っていて、それによってチーム全体のフィニッシュの鋭さが損なわれていた。

secondotempo
モウリーニョはタミーのポジショニングを修正した。するとすぐに試合が動く。ヴィニャのクロスからペッレグリーニのシュート。これをGKが後逸して47分ローマ先制。
そして51分にはヴェレトゥの今季3点目で突き放す。左サイドでボールを受けたタミーが足裏フェイントで3人を剥がして、ペレスに叩いてボックス中央へセットイン。ペレスからのリターンをマイナスでミキに折り返した。ミキからのスルーパスを抜け出したヴェレトゥがゴール右にコントロールシュート、これがネットを揺らした。

サレルニターナは先制してからも守備的にはタイトだったとは思うが、攻めるのか、それとも現状維持なのか意思統一できない時間帯にローマにテンポよく攻められた印象。
68分にさらなる追加点。サレルニターナのプレスは完全に遅れていて、この日絶好調(現状ザニオーロよりも計算できそう)のペレスからのパスをタミーがダイレクトで蹴ると、ボールはポストを叩いて内側に転がった。
そして最後は再びカピターノ、78分。ミドルレンジからゴール右ファーになだらかに刺さるパーフェクトなゴールでケーキの上に苺を飾った。これで0-4となりゲームクローズ。後は失点しないというミッションをどうにか遂行して追加タイム3分をやり過ごして勝利した。

余談ではあるが、ローマとサレルニターナが前回対戦したのは1999年1月24日。実に22年ぶりで、その時は巨匠ゼーマンのローマから青年監督だったデリオ・ロッシが3ポイントを手にしている。

試合後DAZNのマイク
モウリーニョ監督「チームも順調で、クリスタンテもコンディションが良い。つまりそうでなければ、コンディションの良い選手がいてもチームは難しく、その逆もまた然りだ。クリスタンテはバランサーで、サレルニターナがワイドフォーメーションのチームなので、私たちは彼を少し下げて使った。2得点してからはクリスタンテが自由に動けるようになったので、ヴェレトゥを攻撃の位置に上げた。選手たちは試合の局面を上手く読んだと思う」

カンピオーネはセリエAを去りましたが、代わりに偉大な監督が大勢やって来ました。

モウリーニョ監督「いいや、監督よりも選手が重要だ。しかし、新しい世代の監督を発見して、私世代の監督が戻ってきたのは嬉しいよ。個人的にはドン・クラウディオ(ラニエリ)を待っているが、コンテは違うことを考えているかもしれないな。スパレッティ、サッリ、アッレグリと多くの監督が復帰した。喜ばしいことではあるが、あくまで選手が最も重要だと言わせてもらおう」

感想

あまりハッキリは言いたくないところでもあるけど、モウリーニョ監督のサッカーをやるにはお金が必要だと思いました。特に前線ですね。守備は組織力を上げればある程度どうにかなると考えている節がありますが、仮にこの試合でタミーがいなかったら勝利は難しかったし、ジェコがある程度同じ仕事をしますが、フルタイムであれだけの献身性、自己犠牲が持てたかと言えば、それも難しいように思います。そういう意味では、この試合のコストは4000万ユーロに感じました。それが悪いとは思ってないですが。

タミーはいきなり当たりの匂いがしていて、ヴェレトゥも元チェントロカンピスタの攻撃センスだけを取り上げられるかもしれませんが、スタッツに出てこない部分、つまりボールを持たないときのスプリントこそ彼の武器だと思いました。今シーズンも彼を怪我で欠いたりしたら得点力落ちるかもですね。ただ、ヴェレトゥは現状SCA、GCAという攻撃参加を示すスタッツが共に0で、これが何を指しているかというと、完全にカウンターに振り切れている選手であることが判るわけです。

*SCAの解説はこちらの動画をご覧ください。

クリスタンテも良かったですが、前半横顔がトッティに見えてドキッとしました。「ううん、だってあの人、もういるはずないのに・・・えへへ。私どうかしてる」という感じでした。ペッレグリーニには契約延長した後に10番あげてください。


長らく不義理というか、みなさんに説明していませんでしたが、ローマ速報では勝利のテキスト更新の際にはこのかわいらしいWIN画像が貼られます。漫画家でロマニスタの葉野宗介先生に、2018年ローマ速報サイト化の記念に書いて頂いたものです。ぼくには常にこの絵のふとももからパンツが見えています(うそです)

ロマニスタのみなさん、ぜひ先生のアカウント登録&マンガを読んでみてくださいね。

コメント

  1. 通りすがりのロマニスタ より:

    ヴェレトゥついに代表呼ばれましたね〜
    この調子で頑張ってもらいたい!

    • 如月/kisaragi 如月/kisaragi より:

      通りすがりのロマニスタさん
      とうとうヴェレトゥが世界にバレはじめましたねw

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