スポンサーリンク

ASローマ公式声明:社員解雇に関する報道について

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

3月15日、ローマは、過去の男女職員の不倫関係による解雇に関して、メディアが存在しない性的差別、不平等について論じていることに対して、現在シーズン中の最も重要な時期に、クラブ及び、グループ会社を攻撃することで、サポーター、パートナーに不安感を与えようとする明白な意図を持つ行為であることを認識していると声明を発表しました。

事の発端は、昨年2023年の10月末にプリマヴェーラ(ユース組織)の選手が、女性職員のスマホに保存されていたセックス動画を盗み、それを他の選手やスタッフのチャットグループに流出させたという事件に端を発します。この動画はローマの男子職員との性行為をトリゴリアで撮影したもので、プリマ選手によるプライバシーの侵害と言えます。

この事件の当事者である男女職員は、社内倫理規定に反したとして解雇されています。しかし、このゴシップを提供した選手は現在、特にペナルティもなくチームの合流しており、これが差別、不平等に当たるのではないかと言われています。

この問題をローマの日刊紙Il Fatto Quotidianoが報道すると、解雇の是非を巡り、ローマの公式SNSには多くのコメントが寄せられました。昨日のサッスオーロ戦でスタンドから抗議運動があるという噂もあったため、ローマは試合前に声明を発表したと思われます。また、試合後のデ・ロッシ監督のコメントで「みんな毎日トリゴリアで楽しくやっている」という発言は、こういったゴシップに対するダニエレ流の回答なのかもしれません。

この問題は、あらゆるイデオロギーとは無縁の我々日本のロマニスタにとって全くと言ってどうでもいい話ではありますが、SNSを通じたキャンセルカルチャーが横行する時代なので、当事者のプリマ選手がローマを追われることなく、しっかり反省してセカンドチャンスを生かして活躍してくれることを願います。

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました