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【EL試合後のコメント】モウリーニョ監督「ローマは世界最高のチームではないかもしれないが…」

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歴史に残る大逆転の成し遂げるためにレアルソシエダは戦い、ローマはそれを承知で守備戦に突入した。守備戦は本当にぼくの大好きなシチュエーションなのだが、後半そこにエイブラハムとエルシャーラウィを投入するというアイデアは、モウリーニョ監督の大胆さ、勇気、そして何よりも選手たちに対する信頼を感じるよい采配だった。


ミステル、今夜はローマの偉大な魂を見ました。

モウリーニョ監督「ソシエダはリスクを負い、歴史を変えるために全力でやってきた。素晴らしいスタジアム、素晴らしいティフォージと一緒に、選手たちはすべてを捧げ、ゴールを決めるという決意を持って試合に入ったね。序盤から相手が支配しているように見えたかもしれないが、実際には私たちが試合をコントロールしていた。ソリッドな守備を作り、カウンターにも対応して、時間の経過とともにミッション達成に近づいた。ただおとなしく座っているわけにもいかないので、エイブラハムとエルシャーラウィと投入してクローズを試みたよ。とにかく今夜はうちの子たちを祝福したい。今シーズンのヨーロッパリーグは本当に熾烈で、ザルツブルグとソシエダという二つの強豪を倒したにも関わらず、まだ多くのトップチームが残っている。ローマから応援に駆けつけて、ローラーコースターのような試合を共に体験した多くのサポーターに感謝したい」

ローマはヨーロッパの大会で調子を上げていますが、あなたの日々の貢献によるものなのでしょうね。

モウリーニョ監督「賞賛すべきは選手たちさ。私は彼らに手を貸すが貢献度は少ないね。彼ら全員が賞賛に値したんだよ。マティッチはフィットネスが理由でプレーできなくなった。ワイナルドゥムも半年ボールを蹴っていなかったのに、急に3日間でフルマッチを2試合もこなすハメになった。そういった問題を克服してくれた選手たちに感謝している。疲れの癒えぬままローマに帰るが、自分たちの成し遂げたことに満足しているし、誇りに思っている」

ベロッティとペッレグリーニも怪我を押してピッチに立ちました。

モウリーニョ監督「その通りだ。それこそ私が言う自己犠牲精神の勇気なんだ。ひとりは数日前に手の手術を受け、もうひとりは頭を30針縫った。だから私はそんな選手たちとどんなことがあっても一緒にいる。私たちローマは団結したグループなんだぜ。まあ確かに世界最高のチームじゃないのかもしれないが、それでも素晴らしい精神を持つチームだ」

今夜は準々決勝の抽選会です。

モウリーニョ監督「別に気にしてないね。ヨーロッパリーグには、本来ここにいるべきでないチームも残っている。そもそもチャンピオンズリーグで負けたチームがヨーロッパリーグに降りてきて優勝できるなら、その大会の価値はとても安っぽいものになるはずだ。そういうルールだとは理解しているけどね。だからこそ、この大会は最初の1試合から戦っている私たちのようなチームのためのものであるべきなんだ。例えばヨーロッパリーグで負けたラツィオがカンファレンスリーグで負けても、彼らが3つ目のUEFAの大会に出場することはない。つまりはそういうことなんだよ」

<了>

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