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【ウディネ 1-1 ローマ 試合中断】ピッチに倒れたエンディカは大事に至らず

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71分に胸を押さえたエンディカがピッチに倒れる姿は、スポーツを超えた不吉な瞬間だった。2021年にインテルに在籍していたクリスティアン・エリクセンが、代表戦で心停止したが、それでも少し楽観的な気持ちでいたのは事実だ。こんなことはピンポイントでローマに起こるはずがない。それだけに、エンディカが担架で運ばれる姿を受け入れるのは難しかった。
1969年に、当時ローマのバンディエラだったジュリアーノ・タッコラがカリアリ戦のロッカールームで心不全で亡くなる事故があった。それを教訓に心臓の定期検診が義務化しているセリエAだが、それでもこういったことは起こり得るのだ。

エンディカが倒れた後、デ・ロッシ監督はマッチコミッショナーの許可を取り、搬送されたロッカールームに戻った。再びピッチサイドに戻り、デ・ロッシ監督、主審、ウディネーゼのチョッフィ監督、そしてテクニカルエリア責任者のフェデリコ・バルザレッティ(現役時代、彼はローマのユニフォームを着てダービーで劇的なゴールを決めた)が試合を続行するか協議した。

デ・ロッシ監督は主審に試合延期を促した。

「ボーイズは現状に耐えることができない。全員、エンディカの側にいたいと思っている」

こうしてウディネーゼ対ローマの延期は決定した。再試合は中断した71分から開始する。心配されたエンディカの容態だが、経過観察のために引き続き入院中だが、体調は回復しており、命の危険や心臓発作の可能性はないとのこと。

強くなってチームに戻ってきて欲しい。Forza Ndicka!

 

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