ROMA (5)2-2(4) REAL MADRID
得点: 16′ Marcelo, 34′ Perotti, 39′ Casemiro, 40′ Dzeko. リゴーリ: Kolarov, Kroos, Under, Isco, Antonucci, Bale, Cristante, Modric, Spinazzola.
ROMA: Pau Lopez; Florenzi (61′ Spinazzola), Fazio, Juan Jesus, Kolarov; Cristante, Pellegrini (61′ Diawara); Ünder, Zaniolo (75′ Antonucci), Perotti (67′ Kluivert); Dzeko (75′ Schick).
A disp.: Mirante, Fuzato, Mancini, Santon, Defrel.
All. Fonseca.
REAL MADRID: Courtois; Nacho (45′ Jovic), Varane, Eder Militão; Carvajal (60′ Odriozola), Casemiro (60′ Kroos), Valverde (45′ Vinicius Junior), Modric, Marcelo; Hazard (70′ Isco), Benzema (60′ Bale).
A disp.: Navas, Fiudias, Vazquez.
All. Zidane.
総ゴール4つはすべて前半に決まった。明確な攻撃の意思を見せるローマと、相手の攻めを受けながら攻撃方針を定めるかのようなマドリー。
それでもフォンセカのサッカーを上手く表現できていたローマがイニシアチブを握るかと思われた16分にマドリーが先制した。本日高い位置で起用となった(いつものポジションあまりわかってないけど)マルセロがボックス内でフロレンツィをかわして鋭いシュートを見舞う。それまでビッグチャンスを作り出していたローマは、いきなり頭を押さえつけられた格好となったが、フォンセカのチームは反撃の手を緩めない。
34分、ヴァルヴェルデのチェックをかわしたザニオーロが右サイドを独走。中央を走ってきたジェコを見ることでマドリーのディフェンダーを釣り、フェイントを掛けたキックでファーサイドに極上のファイナルパスを供給。飛び込んだペロッティが押し込んで追いついた。
しかし、その4分後にはマルセロの大きなクロスをカゼミーロがヘディングで決めて逆転されてしまう。コラロフは体をぶつけるも、それをものともしないフィジカルの強さがあった。そこで終わらないのが今のローマ。1分後の前半40分にウンデルからのロングレンジのスルーパスをジェコがダイレクトに決めて追いついた。
後半も同じように戦うと思っていたが、実際は謎のブロックを作って4-4-2気味にチェンジして受け身になったのでそこまで楽しめはしなかった、というか終始押された印象。さらに75分にはジェコとザニオーロを下ろしたので、さらに期待感がなくなり、アディショナルタイム3分を消費して試合終了。
・・・と如月は思っていました。
ドローかぁ~とパソコン落として、地方都市のラブホテルくらいクーラーの効いた寝室でスマホ見たらPK戦やってました。
それではここでロモロくんをあしらうアレクサンダル・コラロフでもご覧下さい。 pic.twitter.com/GiVxDA7Ijy
— ASローマ速報⚡ ROMANISMO official (@roma_sokuhou) August 11, 2019
なのでリゴーリは観てません。試合後のミックスゾーン。
――いまチームの仕上がりはどの程度なのでしょうか?失点後のチームの姿勢をどう評価しますか?
フォンセカ監督「今夜のチームのパフォーマンスには本当に満足している。特に前半はみんな多くの決定機を生み出した。特に印象に残ったのは、レアルマドリーに再三リードされながらも勇気を持ってプレーした姿だよ。ローマのプレースタイルを信じ、己を信じ、勇気を持ち、自分たちの持ち味を出したね。レアルはファーストチャンスをものにしたが、こちらも8回は決定機を作ったと思う」
――ジェコについては?
フォンセカ監督「これまでと変わらぬジェコだったよ。彼は常に努力を怠らず、献身的な選手だ。彼はローマの一員で、我々は彼を頼っている。私はジェコをローマの選手だと思っているよ。彼の去就になにかあるまでは」
――センターバックはまだ来ません。どのようなタイプを探しているのでしょう?
フォンセカ監督「ちょっと特殊なタイプだよね。私たちはボールをできるだけディフェンスから遠ざけようとしている。そのためにはショートパスに長けた経験豊富な選手が欲しいね」
――チームのゲームアイデアは、あなたの理想にどのくらい近づいているのでしょう?
フォンセカ監督「今夜はローマの多くの進歩を観てとれたと思う。まだまだ変更を加える必要はあるが、選手たちは変化に柔軟だよ」
マドリー側コメント。
ジダン「いよいよ夏のオフシーズンは終わる。我々はラ・リーガの準備が出てきている。これまでやって来たことが大切で、現在の戦力で戦うだろう。もちろん、あと3週間メルカートは開いていて、何が起こるかはわからないがね。とにかく準備は整い、土曜の開幕を待っている。ハメス・ロドリゲスとベイルは我々のプロジェクトの一部であり、チームの一員としてリーガを戦うだろう」
ローマは勝利で見事この盆栽トロフィーをもらいました(コラじゃないです)
コメント
あれ、エンゾンジどこいった?
通りすがりのロマニスタさん
それを言うならヴェレトゥどこ行ったですね笑
盆栽は流石にコラでしょ え?違う?
決定機をことごとく防いだクルトワの安定感が際立ちましたが、パウロペスも想像以上にいいキーパーかなと期待してます
wmanさん
green cupということで環境にやさしい素材のトロフィーになったのでしょうね。パウ・ロペス良いキーパーです。馴染んでいるようにも見えますね。
やっぱりDFは見てて怖い。DFでボールを回している場面では、いつ奪われてもおかしくないような不安定さでした。
パウロペスもDF陣でボールを回して欲しくないのか(ジェコに受けさせたかったのかもしれないが)、ゴールキックの場面では自陣にいるDFを必ず前線に向かわせていた。
DFラインから組み立てることのできるCBが切実に欲しいです笑
にわかロマニスタさん
明らかにCBが不足していると思うのでここの補強は急務ですよね。
現代サッカーではフォンセカの戦い方はマニュアル的に対策されていて、
あとはそれをどれだけ個で回避するかが戦術をさらに洗練させるのですが、
その点ではJJはフォアチェックをかわしてパスを出すという理解度の高いプレーができていたかなと思います。
マンチーニがどんな選手か知りたかったのに、全然使われない泣
ぽうろふぇんせかさん
合流が遅かったのもあってまだ監督の望むレベルではないのかしれないですね。
フィジカルも含めて。
レアルはローマをよく知っていた印象です。
パウ・ロペス対策でハイプレスを実施し、ショートパスを引掛ける。
ウンデルには左足を使わせないように守り、コラロフをサイドに侵入させずにペロッティにサイドでボールを持たせる。
フロレンツィにもマルセロに対して同様な対応を求めたいですね。
ザニオーロの縦の突破からのアシストは最高でしたが、イスコのように上手にマークを外してパスを受けるポジショニングも身につけて欲しいです。
ユベントス、ナポリがスペイン勢に敗れる中、PK戦とはいえレアルに勝ったのは幸先良いですね。
アントヌッチのPKが見事だったので、ご褒美が貰えますように(^^ゞ
41さん
ローマのスタイルを美味く殺しにきたマドリーですが、そこでローマの良さは出たと思います。前プレスに対するボールの運び方などはすでに作業フローになっており、これは90分通じて最もポジティブな兆候かなと思います。
一方で攻撃はジェコへの依存が高く、ここを良い意味で脱却していく必要があると感じました。
アントヌッチは残留して欲しいですよね!