ムヒタリアン。月刊ユベントスならムヒとか塗り薬ぽいニックネームがつけられるかと思いますが、本人はミキと呼んで欲しいそうなのでローマ速報ではミキでいきます。*ペトラーキはミキ(MIKI)と呼んでいて、英国のサイトではミッキ(MICKI)と書かれているので、これはイタリア風の愛称かもしれません。
それにしても、なんかやってくれそうな感じがありますね。そもそもアーセナルから来た男というクラブイメージ込みの期待値の高さは半端ない。
ムヒタリアン「今日初めてチームメイトと会ったんだ。ロッカールームの雰囲気は良かったよ。監督ともお会いして、色々と話を伺ったんだ。このチームの行く末は明るいように感じたね」
──御自身の適正ポジションはどこだと考えますか?
ムヒタリアン「アタッキングエリアならどこでもいける。左でも右でも、トップ下でもだ。自分のことはかなり使えるヤツだと思ってる。俺の持ち味はサイドから前線に切り込むプレーなんだ。どうせ中に入っちまうから、右も左も大差はないだろう?この能力は結構ローマで役立つと思うよ」
──あなたは既に今週の代表戦でチームメイトの何人かと対面していますよね?今日も彼らと何か話をしましたか?
ムヒタリアン「初日だから、まあそうさ、話をしたよ。アレッサンドロ・フロレンツィとは代表戦のときにイタリア代表やローマについて聞いたし、ジェコの兄貴とも試合後に少し話をしたな。今日もゴールについてだとか色々と話ができたよ。だがそれらはみんな過去のエピソードだ。俺たちはローマで戦う試合について考えるべきだからな」
──あなたはキャリアを通じて、代表では多くのゴールを上げているものの、クラブチームではそうではありません。再びゴールを決めるためには何が必要なのでしょうか?
ムヒタリアン「まずアルメニア代表での俺はトップ下で自由に動けて、時に下がってボールを受けたりもした。そこから得点機の為にボックス内に戻るまでが仕事だ。しかし、アーセナルやマンチェスターユナイテッドではそうではない。よりビルドアップに比重が置かれていた。その結果、ゴール数も減ってしまったのさ」
──あなたはパウロ・フォンセカ就任前のシャフタールドネツクでプレーしていました。フォンセカのシャフタールは観ましたか?であればどのように感じましたか?
ムヒタリアン「シャフタールの試合は、チャンピオンズリーグも国内リーグもどっちもチェックしてる。別に細かく分析はしないが、彼らは印象的なサッカーをしていると思う。常に攻撃サッカーを目指していて、そのやり方でチャンピオンズリーグでは格上のクラブを破ったのを観たはずだ。俺はフォンセカのおやっさんがローマに同じクオリティを与えると信じている。ファンを喜ばせるような攻撃的なサッカーをするってね」
──ロマニスタの為にプレーするプレッシャーは?またセリエAについてはどうお考えでしょうか?
ムヒタリアン「イタリア戦、ボスニア戦のあとにロマニスタたちから多くのメッセージを受け取った。彼らはみな俺のプレーに満足してくれたようだ。ま、俺自身そうだったからな。さっきも話したが、それらは過ぎた話で、今はローマに集中して、ローマに貢献したいと思ってる。とはいえ、プレッシャーはないね。そもそもだ、もしも俺が大きなクラブのトッププレイヤーだとすれば、日常的にプレッシャーに晒されて一挙手一投足が注目されているだろう。上手くやれば称賛され、そうでなければ避難を浴びる世界なのさ。だが俺はもう30歳で、そのようなプレッシャーに対処する方法を知っている。何一つ恐れるものはない。ローマを選ぶのは簡単だった。代理人から連絡があり、すぐにオーケーを出した。ライオラとは年俸の話すらしていない。ただ、目標を達成する為に、サッカーを楽しむ為に俺はここに来た」
コメント
いつも楽しく拝見させてもらっています。
アーセナル所属だったローマ選手と聞いて思い出すのは、、、、
ジェルビーニョ、アシュリー・コール、フェルメーレンと当たりハズレがありますが、ミキは当たりであってほしいですね!
ドルトムント時代の輝きを取り戻してほしい!!
まさとさん
いつもありがとうございます!
プレミアからセリエAは不安ありますが、ミキのスーパープレーを期待して待ちたいなーと思います。
ジェルヴィーニョは本当にいい選手になりましたね!