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ローマ、躍動する若者たち

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夢際のラストチェリーボーイでお馴染みのニコロ・ザニオーロですが、どうやら夏の招集で4kgの体重増加していたそうです。ただし、これは脂肪ではなく、除脂肪体重の増加で、主に上半身に筋肉がついています。2度の靭帯損傷を負う前のザニオーロは、体の筋量バランスが悪く、それが間接的な怪我の要因でした。ヴィルトゥス・エンテッラ時代の、当時17、8歳のザニオーロの画像見たことありますが、10代とは思えない恵まれた体躯という印象でした。しかし、これを更に現代型のスポーツに落とし込むという意味で更なる筋力増強の必要があったのでしょうね。

トンマーゾ・ミラネーゼは旅立つ

前回の更新で、トリエスティーナのミラネーゼディレクターのコメントを紹介しましたが、それで何かお伝えし忘れてるなーと思っていたのが、ローマプリマのプレーメーカー、トンマーゾ・ミラネーゼの去就です。
昨シーズン、CSKAソフィア戦でゴールを決めたミラネーゼは、この夏のモウリーニョの招集を受けていません。ですが、彼のタレントはローマの認めるところで、既にいくつかのクラブが獲得に乗り出しています。そこで、ローマはミラネーゼに対して400万ユーロの値札を付けたとのこと。この手のニュースは、現地でもほとんど取り上げられません。ですが、ミラネーゼの放出は6月、7月と報じられていました。次に会う時は他のクラブのユニフォームとなりそうです。

ザレフスキを手放すな!

そのミラネーゼと同じプリマっ子で、値千金のゴールを決めたローマ生まれのポーランド人MFニコロ・ザレフスキですが、彼の才能にはチアゴ・ピントGM、モウリーニョ監督2人とも既に魅了されています。それどころか、2シーズン前にペトラーキSD(当時)は、セリエBなクラブからローン移籍を打診された際、申し訳ないがザレフスキは既にセリエAレベルの選手だと、断りを入れた事もあるのだとか。まだヨーロッパではCOVIDが蔓延しており、この状況で、元々資金力に乏しいローマが、経費を抑えながら1週間で3試合の過密日程を戦うには、間違いなくプリマ選手の力が必要となります。

シャツの為に戦い、それを誇りに思う

テストマッチで本職ではない左サイドバックとしてプレーしたフィリッポ・トリピは試合後SNSにこう書きました。

Per questa maglia combatto e me ne vanto/ローマのシャツの為に戦い、それを誇りに思う

これはクルヴァ・スッドのチャントの一節です。奇しくもこの日はローマ設立94周年。深夜のポポロ広場に1000人のティフオージが集い、ローマのニューイヤーをお祝いしました。ぼくもローマのユニフォームに更なる誇りを感じて、これからも生きていようと思っています。

ダルボエに新しい契約を

昨シーズン後半に輝きまくったダルボエに4年の新しいコントラクトを用意しており、育成部門の強化を感じる事ができます。どうしても言い方が厳しくなっちゃうんだけど、歴史との融合を謳って、かつてのレジェンド選手を取り上げていながら、トッティ、デ・ロッシといったリヴィングレジェンドの首を切るダブルスタンダード的なパロッタ期に比べると、フリードキン体制のローマは、派手さこそないものの、着実に地盤を固めているようです。モウリーニョの言葉を借りれば3年後のセレブレーションの為に。

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