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ヴェローナ戦前日会見:モウリーニョ監督「それでも明日のオリンピコはソールドアウトだ」

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昨晩ローマはサイト上でCOVID-19に関する声明を発表した。

当然ヴェローナ戦の前日会見もその話題からスタートした。


明日の試合はCOVIDにより4名が離脱とのことですが…

モウリーニョ監督「トータルで9人アウトだ」

その中にニコロ・ザニオーロはいますか?もう少し詳しく教えてください。

モウリーニョ監督「彼は含まれていない」

彼のコンディションは如何でしょうか?

モウリーニョ監督「君たちの方は私より事情に詳しそうだけどな。まあ誰がプレーするかについては、これから夜のトレーニングがあるし、、明日の試合は18時だから、様子を見る時間がまだ残されている」

最近はオンラインで他のリーグを見るイタリアの若者も増えてきました。

モウリーニョ監督「ここローマでは違うかもしれない。明日もチケットは完売するだろう」

その通りです。しかし、今週のチャンピオンズリーグの名勝負を観て、あの大会への郷愁を感じたのでは?

モウリーニョ監督「私はこれまでチャンピオンズリーグで150試合以上指揮を執ってきた。今はカンファレンスリーグを戦っている最中だ。悲観に暮れているわけにはいかない。だからノスタルジーはないね。ただあの大会で長年に渡り素晴らしい試合を観たし関わってきたよ。先日の試合で言えばパリとマドリーの試合は正直あまり面白くはなかったな。でもインテルとリヴァプールは面白かったね」

あなた自身は素晴らしいコミュニケーターとして知られていますが、フリードキンズはいまだに沈黙を続けています。そういったサイレントオーナーと仕事をするのはどのようなお気持ちですか?彼らが公の場でコメントすれば収まる憶測や噂があるとは思いませんか?

モウリーニョ監督「私が優れたコミュニケーターかどうかは知らないが、ただクラブのオーナーに対して常に敬意を持つだけの知性はあるはずだ。私はプライベートでも仕事でも彼らを尊敬している。個人的には彼らと親密な関係を持っていて、あらゆる話を共有できている。当然ビジネスの領域では、私など彼らにとって何者でもない。しかし、サッカー界では私もそれなりの経験を積み、彼らも私の言葉に真摯に耳を傾けるのでイーブンに話ができる。だからといって監督がオーナーになにか指図できるというのだろうか?オーナーはオーナーであり、私の雇用主だ。組織に関して彼らが何をすべきか、それを私に尋ねるのは構わないが、回答できる監督がいるとして私ではない」

前回のヴェローナはシーズン最初の敗戦となりました。あの頃から何が変わったと思いますか?

モウリーニョ監督「少なくとも天候が変わった。ヴェローナは寒くて雨が降っていたが、ローマではそんなことはないだろう。冗談はさておき、私たちはそんなことは考えていない。ヴェローナは良いチームだし、前回同様のタフな試合になるからだ。イゴール・トゥドルは若く優れた監督で、選手たちも彼のアイデアによく応えている。実に厳しい戦いになるだろう。しかしだ、それでも私は彼らにとっても苦しい試合であることを願っている。明日は9人が欠場して、今シーズンはロマニスタの想像力が掻き立てられるような結果を出せていない。それでも明日オリンピコが満員になるのは信じられない気持ちだ。明日プレーする選手は、その応援の意味を心に刻んでプレーする必要がある」

ジョルダン・ヴェレトゥは最近調子を落としています。なぜでしょうか?

モウリーニョ監督「フルシーズン高いレベルでプレーを維持できる選手はそうは多くない。というよりもほとんど存在しない。正直なところここまで安定してハイパフォーマンスをしている選手を挙げるならば、ミキタリアンになるだろう。なぜならば、彼はチームの問題解決に貢献した選手であり、つまり様々なポジションをこなせる選手だからだ。そしてそれをハイパフォーマンスでやってのけた。ジョルダンは当初は良かったが、その後はパフォーマンスが悪化した。しかし、現在はかなり許容できるレベルまで回復している。しかし、ミキタリアンは違うのだ。ほとんどすべての試合に出場して、怪我をするわけでもなく、出場停止にもならず、またカードを貰う危険性すらない。フィジカルが強く、1週間で3試合プレーするなど耐久度の高さも証明された。一方ヴェレトゥは選手に何が起こり得るかを示す例だ。つまりずっとトップフォームでいるのは難しいのだ、とね」

<了>

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