スペツィアに負けたローマですが、実はコッパ・イタリアでは許可されていない6人目の選手を謎投入した事で、2-4の負けが0-3の勝点没収となりそうです。これがマズイのは、ローマはご存知の通り、開幕節の剥奪された1ポイントについてCONIに異議申し立てをしており、その審理が本日くらいから始まる予定なのですが、その前に再び同じ登録関係のミスをしてしまったということ。駐車違反しました、でも勘違いから間違えただけなんですという人が判決を待たずに一方通行を逆走して捕まったら、そりゃ心象は悪い。道路交通法的にも、社会人の自覚の面でもアウトですよね。
クラブは、この一件について話し合い、フォンセカ監督についてはお咎めなし、但し最悪このまま失速が免れない場合のトラゲッタトーレ(橋渡し)としてワルテル・マッツァーリ監督をリンクしたとのことです。
また、同日をもって、チームマネージャーのジャンルカ・ゴンバールとグローバル・スポーツ・オフィサーのマウロ・スビリアを解任しています。後任は、現在アルベルト・デ・ロッシ監督のプリマヴェーラでマネージャーを務めているヴァレリオ・カルディー二が決まっています。
この人事の要因となったのは、ご存知の通り40秒で2枚の高速カルテリーノ・ロッソですが、そのうちの1枚を食らったキーパー、パウ・ロペスが自身のインスタにてチームマネージャーに宛てたコメントをしています。
パウ「あなたを知る者なら誰もが、あなたがチームの為にどれだけの時間を費やし、良い仕事をしてくれたか理解しています。私と家族がローマにやって来てから、あなたが私たちにしてくれたこと全てに感謝します。誰一人、あなた以上にこの仕事を上手くやれる人物などいません。会えなくなるのはとても寂しいです」
この試合で人の人生が変わっているので、それを自業自得という言葉で済ませられるほど割り切れる訳ではない。とにかく気持ちを切り替えて、敗戦が教えてくれるものは何なのか、今一度よく考えて欲しいです。これらはチームに怒りと闘志を与えてくれたはず。サッカーの悔しさはサッカーでしか晴らせない。土曜日は再びスペツィア。がむばるんだじょ!sempre forza roma!
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