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ロレンツォ・ペッレグリーニ、25歳になりましたというお祝いのつもりが…

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サッカー選手と他所のガキはすぐに歳を取るといいますが、ペッレグリーニもう25歳だそうです。今シーズンはキャプテンとし…あ、このテキストに使用した画像にヌーノ・カンポス副監督が写っているので、ちょっと話逸れますね。契約満了でローマを去ったフォンセカ監督が次トッテナムに就任するという噂がありました。これは、ユヴェントスのSDファビオ・パラティチがトッテナムのマネージング・ディレクターに就任したからで、パラティチは、あえてモウリーニョと同クラスの監督を探さずに、戦術性などの現有戦力との相性を重視しました。そこはさすが戦術の国イタリアのディレクターだなと思っていましたが、それが突然、補強方針でフィオレンティーナと意見が違え、契約解消となったガットゥーゾに目が眩み、フォンセカ監督の内定は解消されたそうです。直後にガットゥーゾ監督との交渉も不成立に終わりました。

フォンセカのトッテナム行きに関しては、再三申し上げているように経費削減とチーム力維持を考えた時に割とベストの選択だと感じました。正直、フォンセカが次のクラブで指揮する準備が出来ているとは思いませんが、その状態であってもトッテナムは相性が良い、短期間でフィットするクラブだったに違いない。ですが、パラティチはフォンセカ監督を招聘するにあたり、ヌーノ・カンポス副監督ではなく、自身が選んだコーチスタッフをフォンセカに与えようと考えました。どうしてそうなったのか?そして、フォンセカの新しいキャリアの為に、カンポスはグループを離れる決心をしました。以下は自身のSNSより。

素晴らしい思い出があります。ローマでは、私たちは横に並んでいつでも一緒で、笑顔で、共に喜びを分かち合い、良いときも、そうでないときも団結しました。疲れ果てるまで練習させた後に、不可能と言われた勝利を手にして、選手たちが成長を見せてくれたとき、どれだけ私たちが笑顔になったことか!その旅の終着駅がやってきました。私たちは、これまで共に成し遂げてきたこと、そしてこれからの人生で成し遂げていくことを笑顔で、いつもお互い応援していくことでしょう。私とパウロは15年間一緒に仕事をしてきました。それは15日や15ヶ月ではなく、ほぼ一生と言える日々です。彼はサッカー監督として真のプロフェッショナルで、一緒に仕事ができたことに感謝しています。これからはそれぞれの道を歩んでいきますが、ワールドクラスの監督であるパウロ・フォンセカの幸運をこれからも全力で祈っています。

ヌーノ・カンポス

ボストンバックと身ひとつでロンドン来てくれよ、は流石にどんな監督からしてもリスクが高い。それでもフォンセカにとっては、これまでのリレーションシップを解消してまでも挑戦したいものだったに違いない。

それにしてもカンポスは、対戦相手の分析や、試合中局面に集中するフォンセカ監督の代わりに、俯瞰で試合を観るという重要な役割を担っており、彼はフォンセカサッカーの重要なピースだったのは間違いなく、これはお互いにとっての人生の決断となりました。下のリンクは有料記事なのですが、カンポス副監督とリール分析担当の対談が日本語で収録されている貴重な資料です。

ASローマ学:カンポス助監督、リール試合分析員の語るフォンセカサッカーへの道|如月たくみ ASローマ速報~ROMANISMO
フォンセカの到着 多くの職業監督から評価されているフォンセカサッカー。数学的なプレッシング、そして代名詞のボールポゼッションといったポジショナルサッカーのシステム。そして、戦術的ピリオダイゼーションを取り入れたトレーニングセッションは、守備ありきなセリエAでより多くのイタリア人監督によってリスペクトを集めているよ...

これはトッテナムや、パラティチに対して何かを言いたいわけではありません。どのクラブにも指針とすべき考えがあり、それがわからない以上、結論だけで避難することは、実に直情的かつ短絡的な思考と言えます。

ローマでも過去にサバティーニSDとその弟子リッキー・マッサーラが別の道を歩み、10年近くセンシ期のローマを影で支えてきたアンドレアッツォーリ副監督も2017年にクラブを去りました。どれもローマにとって喪失であり大きな損失に違いなかった。そして今はモウリーニョが新しいキーパーコーチの検討をしていて、シュチェスニー、アリソンを育てて一躍業界で有名になった名コーチ、マルコ・サヴォラーニがトリゴリアを去るかもしれません。

でも、長らくローマ速報を見てきたロマニスタティなら判るでしょう?マッサーラは現在ミランで大成功を収め、アンドレアツォーリも退団後60歳を過ぎて自身初の監督業に挑戦して、2018年には63歳で初めて率いたエンポリを見事にセリエAに昇格させましたよね。これまでぼくは、こういったクラブに関わってきた人たちのその後の人生もお伝えしてきました。だから、カンポスがこれからどのようなキャリアを歩むのか…おそらくはフォンセカと同じ監督を目指すと思いますが、また二人がどこかでクラブチームを率いて対決する瞬間があるかもしれないし、名監督になった二人がローマの前に立ち塞がるのかもしれない。そう考えると如月は今からわくわくてかてかです。

あと思いっきり話しが逸れましたけど、ペッレグリーニさん誕生日おめでとうございます!フォンセカ監督とカンポスにとっても誕生日ですね。ペッレグリーニははやく契約延長してくだされ。

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