モウリーニョが持っていたセリエAホーム戦43試合無敗記録をローマが止めた。その何試合か前にはノルウェーのクラブに6失点しており、どこまで監督の顔に泥を塗ればよいのか。またスパレッティ、ピオーリ、アッレグリといった11年前は自分よりも低いステイタスだった監督たちに結果で負けている。スピナッツォーラが早ければ年内復帰が見込まれて入るものの、冬の移籍で補強に乗り出すのはほぼ間違いない。
試合に関しては完全に格上に負けたといった内容で、対人で負け、連携の取れない前線でボールを失い、カウンターも鋭さがなく、いよいよエイブラハムは行方不明になってしまった。今夜のローマは、いわゆるチャンスタイムであり、リラックスして対処すれば勝てる相手だったに違いない。
試合後、モウリーニョは怒っていた。おそらく自分の選手たちにも怒っていただろうが、それは試合後の課題であり、目の前のマレスカ審判に大激怒だった。これにより、DAZNのピッチレポーターは試合後、ミステルがスタジオのゲストコメンテーターの質問には答えないことを告げ、インタビューもこれまでになく短いものとなった。
DAZNのマイク
なぜローマは試合を落とすのでしょうか?
モウリーニョ監督「ミランおめでとう!これ以上何も言いたくない。これ以上話したら私は日曜日のベンチに入れなくなるだろう。今夜ロマニスタやローマを愛する人達に対する敬意がないことに少し頭にきている。良いプレーはしなかったが、少なくとも試合に戻るためにあらゆる努力をした。こういった我々のファンへの敬意に対して、他の人たちはリスペクト欠いていた。それが腹立たしい。それが言いたいことの全てだ」
公式会見のマイク
モウリーニョ監督「日曜日にベンチにいたいから今夜の話は何もしたくない。ペナルティは受けたくないしな。ただ、勝利したミランにはおめでとうと言わせてもらいたい。試合でローマの選手たちが軽視されるのを見るのは辛い。誰かはローマのファンへの敬意を欠いていた。それだけだ。試合に戻る努力を審判の前ではなく、ハーフタイムのロッカールームで選手たちの前で行った。それで感情をコントロールして落ち着くことが出来た」
<了>
コメント