アタランタ戦マッチプログラムよりミキタリアンのインタビューを抜粋してお届け致します。
──ここまで公式戦10試合、541分プレーして4ゴール決めています。プレー時間に対して得点率が高いと感じます。
ミキタリアン「しかし、それだけで充分とは言えないな。チーム勝利の為にもっとゴールとアシストを決めたいね」
──怪我の後、あなたはどのようにフォームを回復しているのでしょう?
ミキタリアン「ダービーやユーヴェ戦に出られなかったのは残念だけど、常にハードワークをしてきたし、今は調子も良くなっているんだ」
──あなたの4つめのゴールは、大敗したボローニャ戦で生まれました。
ミキタリアン「そうだな。でも俺はゴールよりも、勝利が欲しかった。個人記録よりも順位を上げたかったよ」
──ダービーのローマはどこへ行ったのでしょうか?
ミキタリアン「俺はこれが当たり前の出来事に感じてるんだ。つまり、サッカーではあらゆる事が起こり得るよ。その試合でどんなに良いパフォーマンスをしても、次の試合で異なる内容になってしまう。これはサッカーでは当たり前なんだ。だからこそ、己を信じて、真剣に仕事に取り組まなければならない。その時、好調な選手とそうでない選手がいる。だからこそ、次の試合に勝利するために、みんなが出来ることを全力でやるんだ」
──この低迷期を抜け出す方法は探せたのでしょうか?
ミキタリアン「起こった事は忘れて、気持ちを切り替えて集中するってのが好ましいね」
──明日、ベルガモに行きます。アタランタとはチャンピオンズリーグ直接対決となります。
ミキタリアン「この試合の重要性は理解している。簡単ではないが、勝利の為に全てを与えなければならない。だが、オリンピコで破れたファーストレグとは違うものになる。俺たちのチームの質が高いのは判っている。全員ができる限りの努力をする必要があるね。それは、ピッチに立つ11人だけじゃない。ベンチに座る選手、そして舞台裏で働くスタッフたちと解決していく。俺たちは、全員で団結して、勝利の為に前向きに考えて、仕事を続けるよ」
〈了〉
ラ・ガゼッタの予想フォーメーションは以下の通り。
ROMA (4-1-4-1): 13 Pau Lopez; 33 Bruno Peres, 20 Fazio, 6 Smalling, 37 Spinazzola; 23 Mancini; 31 Carles Perez, 21 Veretout, 7 Pellegrini, 99 Kluivert; 9 Dzeko.
控え.: 63 Fuzato, 15 Cetin, 5 Jesus, 41 Ibanez, 18 Santon, 11 Kolarov, 14 Villar, 8 Perotti, 77 Mkhitaryan, 17 Under, 19 Kalinic
ミランテは半月板損傷による離脱。クリスタンテを欠く中盤底には、再びマンチーニを起いた4-2-3-1への可変式4-1-4-1になるだろうと、この1週間ずっと報じられています。
カルレス・ペレスに先発の期待が高まりますが、バルサメイドのゴールに接近する非凡なテクニックは既に証明済みで、正直ここでゴールを決めれば上昇気流に乗れると思っています。
ペレス「イタリアのディフェンダーはきついよ。監督から聞いてはいたけど、これは正直に認めないといけないね。ただ、プレーする度に慣れてはいるけれど。バルセロナに戻りたいか?ぼくがローマに来たのは、このクラブを信じて、ここで重要な選手になりたいからなんだ。だから、4年の契約を交わした。バルセロナは過去の話だよ。加入を決めたのは、フォンセカ監督と話をしたから。以前からローマは良いクラブだと思っていたし、そのローマで、監督はぼくが何を与えられるのか説明してくれたんだ」
冬に来た選手がブレイクするのは、ローマあるあるです。なんか得点しそう。むちゃくちゃ活躍しそう。苦しいときこそ新しい風を取り込んで勝利を。
永遠に負け続けるサッカーチームは世界に存在しない。何ヵ月、何年かかっても、諦めなければいつか勝利する。ここまで格上相手に全試合ポイントを落としているローマだけれども、ここで奇跡を起こしてレースに残って欲しい。チームとぼくたちで結束して、つまらん夜はもうやめよう!
幸せなんてどう終わるかじゃない。どう始めるかだぜ。
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