昨日フィエンガ取締役とペトラーキの面談がありました。辞任の意向があると思われたペトラーキでしたが、ローマで仕事を続けたいと伝えたそうです。このタイミングで、パロッタ会長のティフォージに向けた談話が発表されましたが、そこにはまたしてもペトラーキの名前はありませんでした。
ローマには、ペトラーキを解雇する正当な理由があるとも言われています。ジェコとインテルの交渉をうっかりメディアに漏らしたり、トリノ在籍時にローマの仕事をしていたような言動や、女性蔑視とも取られる発言など、ペトラーキの失言でローマはイメージだけではなく、金銭的にも損益を被りました。
現在のローマには、売却路線以外に明確なメルカートプランがありません。その一方で、来季を見据えたクラブ、トリノがディエゴ・ペロッティを狙うという噂があります。ただし、この交渉が実現するのは、ペトラーキがトリゴリアを去った場合のみ。なぜならば、ペトラーキと古巣トリノのカイロ会長は、昨年夏に揉めた犬猿の仲。この揉め事を諌める為に、ローマがプリマの選手を譲渡する事で示談となったというエピソードもありました。
いよいよカンピオナート再開まで1週間となりましたが、怪我人情報をお伝えしておくと、ジャンルカ・マンチーニ、パウ・ロペスのスタメン組が離脱しています。そこに新たにロレンツォ・ペッレグリーニが筋肉系の故障でトレーニングを外れました。フォンセカは3バックをテストしており、サンプドリア戦では、3-5-2、3-4-3が見られるかも知れません。今節同時刻に、順位ひとつ上のアタランタの試合もあります。いよいよ動き出した感があります。来週が待ち遠しいですね。
コメント