フィエンガ社長はロンドンに飛び、ライアン・フリードキン氏と会談をしています。その話し合いの中でフォンセカ監督の続投が決まっています。初年度を5位で終えたとはいえ、クラブはフォンセカ監督の仕事そのものに揺らがない信頼を持っています。ところで、なぜロンドンかというと、ライアン・フリードキン氏が仕事で3週間滞在しているからです。
メルカートを見ていくと、最終節ユヴェントス戦で、2年越しのデビューを果たしたブラジリアンキーパー、フザートのジル・ヴィセンテへの修行が発表されています。
フザート「ぼくにとって、ローマは夢の実現でした。多くの素晴らしいキーパーがローマから巣立っていきましたが、私自身この2年で多くを学び、成長を実感しています。ポルトガルの新しい生活を家族共々楽しみにしていますし、なによりもジル・ヴィセンテでプレーできる事を嬉しく思います」
昨日の更新でプリマの選手にコロナの陽性反応が出たとお伝えしましたが、トップチームからもアントニオ・ミランテの感染が確認されています。ミランテはSNSを通じて、発熱などの自覚症状はないとファンに伝えました。いまはどんな状況から感染するか分からない時代なので、オフシーズンが不幸中の幸いだと思って、ミランテには安静にして頂きたい。
かつてはローマを率いたヨーロッパの名将の1人、カペッロ監督は、この新しいローマの問題点を、メルカートの出遅れだと指摘しています。
カペッロ「フォンセカのサッカーは、キーパーを必要としており、それはパウのパフォーマンスを見れば明らかだ。また、ペッレグリーニ、ザニオーロ、ジェコを補佐する選手を獲得する必要だよ」と話しています。またクライフェルトなど、若手の継続性についても指摘しています。
確かにメルカートで売却の話ばかりが先行するローマですが、1日も早い新しいスポーツディレクターの就任を願っています。来たその日のうちに選手獲得とはならないと思います。ここはクラブとしても急ぎたい部分でしょう。
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