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セリエA第5節:ミラン(A)

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AC Milan Monday, 26. October 2020 AS Roma
3:3
goals
1 : 0 Zlatan Ibrahimović 2. / right-footed shot  (Rafael Leão)
1 : 1 Edin Džeko 14. / header  (Lorenzo Pellegrini)
2 : 1 Alexis Saelemaekers 47. / right-footed shot  (Rafael Leão)
2 : 2 Jordan Veretout 71. / penalty  (Pedro)
3 : 2 Zlatan Ibrahimović 79. / penalty  (Hakan Çalhanoğlu)
3 : 3 Marash Kumbulla 84. / right-footed shot

試合前にドンナルンマのコロナ陽性反応、ローマはカルレス・ペレスが扁桃腺炎で戦列を離れた。新聞は、ジェコ対イブラヒモヴィッチという見出してこの試合を盛り上げる。セリエAでこのような書かれ方をするのは懐かしい。かつてはどのクラブにも看板選手がいたのだ。

試合はローマボールから。前線に大きく蹴り出して始まった。おおらかなキックオフ宣言の後、得点はすぐに動いた。開始2分で、ラファエル・レオンの浮き球のパスをクンブラがクリアできずに、イブラヒモヴィッチが触れてそのままゴールイン。いきなり敵地で追う展開。9分にはミキとのパス交換からジェコが左サイドを侵攻して、相手をかわしながらシュートを打つもこれは枠を外れた。そして、ローマはすぐに追いつく。前半14分、コーナーキックからジェコがロマニョーリのはるか上を飛ぶヘッダーを決めた。フォンセカ監督は、前日会見でイブラヒモヴィッチと戦うわけではないと話したが、間違いなく構図はジェコ対イブラヒモヴィッチである。

後半も開始すぐにローマは失点してしまう。サレマーカーズにフリーで撃たれた。ローマは、中盤で楽々ボールを運ぶものの、ミランの厚い守備にフィニッシュまで到達できない。しかし、72分にローマはヴェレトゥのリゴーレで追いついた。その後、主審がバランスをとってミランにもリゴーレが与えられ、これをイブラヒモヴィッチが決めて再び勝ち越した。ここらへんから主審の判定基準がカメレオンのように変わり始める。最後はマックス・クンブラがこれまでの数々の失態を取り戻す得点でタイスコアに戻し、試合はそのまま動かずに終了。

感想

前日会見でフォンセカ監督はこの試合を戦術的に興味深いと表現したが、特に後半に入り、ピッチの上のどこに戦術があったのか見つけることは出来なかった。主審の不可解なジャッジに文句を言うのも悪くは無いが、後半ピッチの中央が見事に空洞化した結果の大味な撃ち合いになったのは、両チームの責任としか言えない。スペクタクルの真逆のような内容だった。
それ以外を見ていくと、ローマは前線のスタメンこそ豪華だが、攻撃手に有効なバックアッパーが不在で、早々に得点出来なければ、交代枠の数だけ戦力が削がれていくようだ。ザニオーロが戻ったり、ディアワラがもう少し戦術的にフィットすれば、ここは改善されていくだろうが、現時点では苦しい台所事情は否めない。
ミランは、ボールを動かしながらストライカーのスペースを作るのが上手いチームで、楽しみにしていたところでもあるが、完全に崩しきれずといったところ。時間切れの前に全体的にスタミナ切れがあり、勝敗は次のオリンピコに持ち越しとなった。

コメント

  1. Wman より:

    更新お疲れ様です
    フォンセカ監督、昨シーズンはハンチング帽が不評でしたが今日は帽子変えてましたね

    • 如月/kisaragi 如月/kisaragi より:

      Wmanさん
      ハンチングは妙にはまりすぎてギャング映画の端役感がしていましたねw

  2. 猫のピート より:

    ジェコの背中が相変わらずカッコよくて安心しました

    個人的に推していたウンデルもレスターで早速アーセナル相手に決勝弾をアシストしていました 元気でやって欲しいですね

    • 如月/kisaragi 如月/kisaragi より:

      猫のピートさん
      ローマを去っても活躍してくれる選手は嬉しいですよね。
      ただ、元ローマと言えなくなるくらいビッグネームになっちゃうと寂しい気もしますがw

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