ジョルダン・ヴェレトゥ、アストーリについて語る

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2018年3月4日、ウディネーゼ戦の為にフリウリのホテルに滞在していたフィオレンティーナを悲劇が襲った。就寝中のダヴィデ・アストーリが心臓発作で急死したのだ。これは我々ロマニスタにとって他のクラブの出来事ではない。なぜならば、アストーリは2014-15シーズンにローマのユニフォームに袖を通した選手なのだから。この訃報を知り憔悴したデ・ロッシの為に、妻で女優のサラ・ フェルバーバウムは、アカデミー賞のプレゼンターを辞退してロサンゼルスからローマに帰った。当時のことを元ヴィオラのジョルダン・ヴェレトゥが語った。

――あなたはフィオレンティーナで素晴らしい2シーズンを過ごしましたが、その間にダヴィデ・アストーリの死を経験しています。そのような悲劇の後、チームはどのように結束していったのでしょう?

ヴェレトゥ「最初の1週間はヘヴィだった。ダヴィデはカピターノとして強い求心力を持っていたからな。俺がフィレンツェに来て、まだ一言もイタリア語なんて話せないって時に、ダヴィデの存在は大きな助けになった。彼がいなくなって、俺たちは互いにこう言い合った「俺たちのカピターノはピッチの上では常に戦士だったよな!」そうやって気持ちを高めた。俺たち自身がダヴィデ・アストーリになる必要があったんだ。まず1勝した。そして2勝、3勝と続き、さらには4、5、6と連勝を伸ばした。何ていうのかな、ダヴィデが死んだ後も俺たちの人生は続くのだろう。だけど、今でもよく彼の事を思い出す。俺たちはまだダヴィデ・アストーリと一緒にいるんだよ。そして、アストーリのためにも生きなきゃいけない。もしもだぜ、もしも俺がピッチで全てを出し尽くしているのなら、それは間違いなくカピターノからの影響さ。今でもダヴィデがいなくなって最初の試合の写真を持ってる。忘れもしない、あれはベネヴェント戦だった。試合終了の笛を聞いた時、俺たちは全員ピッチの上で感極まってしまったんだよ」

<了>

ヴェレトゥが幼少期からプレミア時代、そしてフィオレンティーナやローマの思い出、または現在の隔離生活までたっぷり語ったインタビューに、昨年夏の加入最初のインタビューを加えた、大増量6000字オーバーの完全版テキストはこちらから。

大人のローマ速報 ヴェレトゥ「フランスに戻るよりもローマで何かを勝ち取りたい」|ASローマ速報~ROMANISMO|note
試合で輝くタイプの華やかな選手ではない。ですが、彼のプレーは途切れない集中で戦局を読みながら、戦術にコクや深みを与えるチームの隠し味として不可欠になりつつあります。今回の大人のローマ速報は、フランスから来た男、ジョルダン・ヴェレトゥのインタビューをお届け致します。まずは昨年夏の加入後初のインタビュー。そして、次が最新...

コメント

  1. TWR より:

    もう2年も経つんですね、突然の死というのは本人も周りも、感謝や恨み言すら伝えることも出来ないし辛いですね。特に子供が生まれたばかりだったのも…
    最近だと志村けんさんの亡くなり方を見て親族や仲の良い人達が骨になるまで会えないという事実に他人である自分も辛さを覚えました。
    なのでそんな不幸が今身近に起こる可能性があるコロナに気をつけましょう!ローマもロマニスタもラツィオのクソッタレ共も縦ジマ軍団も誰一人この病気で不幸になりませんように!

  2. takubon より:

    自粛日々のなか仕事の気分転換は、読書とKisaragiさんのサイトを読ませて頂く事です。新たな投稿をみつけると、嬉々としております。
    ヴェレトゥのコメントをみると、芯のある男は違うなぁ と思います。
    これからも宜しくお願いします。

  3. 如月/kisaragi 如月/kisaragi より:

    TWRさん
    ローマではそんなキャプテンシーを感じなかったアストーリですが、ロマニスタの視線から言及するならば、トッティから何かを学んだのかなと思います。おっしゃるとおり、選手、ティフォーゾ誰一人欠けることなくまたサッカーの世界に戻ってこられたら嬉しいです。

  4. 如月/kisaragi 如月/kisaragi より:

    takubonさん
    いつもありがとうございます。
    そういったコメントは非常に励みになります。

    ヴェレトゥは男気感じますね。当初ナインゴランとストロートマンのハイブリッドと呼ばれていましたが、ディアワラと並べるならデロッシを目指してほしいと思ったりw

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