ホームオリンピコにブライトンを迎えた1stレグをで4得点を奪い、ラウンド16突破に大きく前進したローマ。今夜は運命のリターンレグを戦うためにファルマースタジアムに乗り込む。超攻撃的サッカーのデ・ゼルビ監督と真っ向勝負のデ・ロッシ監督の前日会見をお届けしたい。
あなたがこれまでチームをマネジメントできているとき、常にローマは好成績を残しています。明日はどのような試合になると予想しますか?
デ・ロッシ監督「そうだな、試合をマネジメントするというのは、守備的になって相手に4点取られないように祈るという意味ではない。マネジメントとは、試合のあらゆる局面を認識することで、それは対戦相手と自分たちのメンタル、フィジカルの様々な局面の変化を認識するということだ。マネジメントを守備的な意味で使うのは間違っている」
ルカクとディバラのコンディションを教えてください。彼らが先発から外れるということは、この試合がすでにほぼ終了しているという相手へのメッセージにもなり得ます。
デ・ロッシ監督「だとしたら間違ったメッセージだな。試合はまだ終わっていない。パウロは元気でほかの選手と一緒にトレーニングをしている。ルカクは股関節に痛みが出ている。ここ数日はチームから外れているし、どのくらい休めばいいかは俺に聞かないでほしい。ただ、明日の試合には間に合わない。どのようなメンバーを選ぼうと、俺たちのサッカーに対する愛と誇りが良い試合をしろと言っている。仮にルカクとディバラがいなくとも違いがないのだと示したい。彼らがいなければサッカーにならないという考えをひっくり返したい」
あなたはローマにこのような影響を与えられると思っていましたか?
デ・ロッシ監督「ローマのようなトップクラブは、生理学的にある時期衰えが来て、その後監督に関係なく再生するものだ。そして最終的には試合に勝つ。結果だけでなく、俺たちが作り上げたフィーリングという点でも最高のリスタートができた。他でも話したが、みんな俺の伝えたいことを強く信じてくれている。だから満足しているんだ。試合を重ねるごとにどんどん良い部分が見えてくる。時には挫折もあるが、それだってサッカーの一部なんだぜ。明日、まずは日曜日に最高の結果を残して、インターナショナルマッチウイークを迎えることができたら、それは俺が夢見る最高の準備期間になるだろうね」
<了>
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