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【ECL突破後のインタビュー】モウリーニョ監督「ザニオーロを罰するためにローマにいるのではない」

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カンファレンスリーグ、試合後のモウリーニョ監督


今夜のローマは力強いパフォーマンスを見せました。この試合で最も印象に残ったことは何でしょうか?

モウリーニョ監督「グループ突破が最も私たちに自信を与えてくれた。突破することが何よりも重要で、そのために今夜勝利が必要だった。この結果は十分に納得できるものだし、もっと得点できたのかもしれないがね。確かにハイレベルの相手ではなかったが、それでもいくつかの問題を引き起こす可能性はあった。彼らは攻撃的であり、マンツーマンでプレーをしてくる。だが私たちはそこに適切な解決策を見つけ出し、選手たちの力で実行できた」

ザニオーロはベストパフォーマンスを見せました。彼が良かったのは2試合続けてベンチだったからでしょうか?それともストライカーとして起用されたことでしょうか?

モウリーニョ監督「少なくとも前者ではないな。ヴェネツィアでプレーしなかったのは前の週にほとんど練習ができなかったからだ。ジェノアで起用しなかったのは、ショムロドフの方が深さを作れると考えたからだ。昨日も話したが、彼一人に何かを期待していたわけじゃない。全員がチームとして頑張った。そして彼のチームプレイヤーとしての態度も気に入ってる」

エイブラハムはこれからどれだけ成長するのでしょうか?

モウリーニョ監督「タミーは他の選手と同じ道を歩んでいる。サッカーに詳しいあなたならわかるだろう?(注:これは元インテルの大バンディエラ、ジュゼッペ・ベルゴミからの質問)ローマはグッドボーイが集まっている。負けても私が怒りをぶちまけないのは、うちの子たちが常にチームスピリットを持っているからだ。タミーの話をしよう。彼はこれまではただゴールマシーンでいることを求められてきた。ただ得点に集中して、ハードワークする必要のない異なる環境にいた。しかし、ローマではチームの為にプレーする必要がある。今夜は戦術的な理由から2人のフォワードが4バックにプレスする必要があった。このコンセプトにタミーは完全にコミットした。明らかに今後はより多くのゴールを望めるし、実際にそうなるだろう。ローマはカンピオナートでもっと良い成績を残せたはずだ。それにこのグループも首位通過できただろう。でも私は選手たちの弛まぬ努力に感謝している」

ザニオーロをどのように評価しますか?

モウリーニョ監督「素晴らしいポテンシャルを秘めている。戦術理解やピッチでの安定など学ぶものはまだまだ多いが、彼には才能があるから、自信を失って浮き沈みする必要はないだろう。たとえ今が上手く行かなくても、自分の可能性を常に理解していればいい。選手としてのザニオーロは、大けがをした選手特有のネガティヴイメージに苛むことがある。ユヴェントス戦では今夜のように良いプレーをしていたのに、膝を強打した途端に大けがの記憶がよみがえってプレーできなくなってしまった。彼はすこし放っておく必要があるのさ。もしも私がローマの記者のみなさんにお願いできる立場であれば、どうかザニオーロについて、嘘を書かず、話を盛らず、ありもしない問題について論じないで欲しい。私がここにいるのはザニオーロを助けるためであって、彼を裁くためではない。でたらめを書いた方が記事が売れるのは理解できる、特にここローマではね。しかし、もしもあなた方がロマニスタなのであれば、今はザニオーロをそっとしておいて欲しい。それに彼が代表で使える選手になることができれば、ロベルト・マンチーニ監督も喜ぶだろうね」

<了>


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