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【旧ローマ速報RE-MIX】トリゴリアの行き方~ローマ聖地巡礼

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ついこの前(といってももう9月の話)、音楽好きのセリエAファンで都内のDJバーを借りて音楽かけながら楽しく談笑して過ごしたのですが、そこに遊びに来てくれたひとりがくわしんさんで、実は以前旧ローマ速報にローマの本拠地フルヴィオ・ベルナルディーニ(通称トリゴリア)への行き方についての記事を提供してくれた人だったのです。図らずも数年越しの初対面となり、参加者全員で楽しく飲み、踊り、楽しい夜になりました。そのときのくわしんさんの記事は、旧ロマ速が閉鎖しているために現在閲覧することができません。ですので、今回はこちらで当時の記事を再掲載したいと思います。今はコロナで旅行など夢のまた夢ですが、この記事を読んで、聖地巡礼のシミュレーションをするというものこの時期にしかできないことかもしれません。

この度、このロマ速さんの場所をお借り致します。“くわしん”と申します。実は自身でも、ローマに関するブログを書いておりました。過去形なんですけど。

簡単に自己紹介致しますと、イタリアに住んでいた経験があり、その間はプリマの試合なんかに関するファンブログなんかやってました。過去形なんですけど。(二度目)

さてさて。
最近は音楽の事も、映画の事も、好きなサッカーチームの最新情報も、その手の筋のTwitterとFacebookさえ追っていれば大抵の最新情報が得られます。まぁそんなこんなで、今までブログが担ってきた“発信者としての地位”も“情報収集の場としての地位”も若干落ち目と言わざるを得ない。

未だに僕のブログのトラフィックを確認すると、世界各国からアクセスがあります。特に日本からのアクセスは「トリゴリア 行き方」の記事検索に集中しています。(その他、わざわざ日本語のブログにいらっしゃる世界の方々は、もっとニッチでプリマな選手名を捜して来ます)
しかし今となっては時間と共にただの“嘘を撒き散らすだけの記事”と化していました。とても悲しい。
それが今回寄稿を決めた要因なのです。

理由はその「トリゴリア 行き方」が変わったからです。

多くの方は「TerminiからEUR Fermiまでメトロで行き、バスに乗り換える」方法を取っていたと思います。ただし、後半の「バスに乗り換える」方法が大分変わってしまい、残念ながら、トリゴリアへの行き方は以前より面倒かつ複雑になりました。
今回はそのルートをご紹介する内容となります。「タクシーで行きたい!」と言う方はごめんなさい。

*あと説明に多くの分かり難い画像を用いております故、PCからの閲覧推奨です。

変更点その1:バス停の位置に関して
map1

以前は駅降りたらすぐのバス停だったのですが、残念ながら遠くなりました。
EUR Fermi駅をおり、地下から階段で外に出ます、少し前のF1ファンならお馴染みの“eni”という会社と、マクドナルドとガソリンスタンドを右に眺めながら、大通りに沿ってまっすぐ進むと、道に突き当たるのでそこを左に曲がって下さい。
バス停があるのでそこでバスを待って頂ければ大丈夫・・・と言いたいところなのですが、次の関門です。

Point 1:バス停は“Arte (America)”

map2

変更点その2:乗るべきバスに関して
「707乗ればええんやろ?」
まぁ間違ってないです。
僕もバスドライバーに一応確認して「そーだぜ707だ。707だからな。」と言われました。
見事にしてやられましたね。「オッチャン…情報量が微妙に足りてないやん…。」ってなりました。

Point 2:乗らなくてはいけないバスは “707 prolungano VALGRISI”

トリゴリアに足を運んだ経験のある方ならご存知とは思いますが“そこそこ”田舎です。
僕らにとっては聖地でも、市民や交通局から見ればただの牧草地の一角です。
僕らにとっては迷惑なバスの路線改革、でもイタリア人にしては合理的な路線変更じゃん…(クッソ)って感じです。

練習場のある場所“Dino Viola”(ロマっ子しか使わない謎のバス停)と“EUR Fermi駅前”をグルグルしていた“不経済な路線”が縮小されただけです。どーせ誰もバス運賃払いやしないんです。至極当たり前なコストカットです。

“prolungano”は“延長”という意味なので、「いくつかのバスはDino Violaまで遠回りしてやんよ」ということです。
map3

“prolungano”に乗れば、この住宅地の中をグルグルとする前に、一旦“Dino Viola”に寄ってくれます。
行き先の“Valgrisi”はこの住宅街の中にありまして、普通の“707 VALGRISI”に乗ってしまうと、“Dino Viola”には寄ってくれず、長々と住宅地内をウロウロした挙句、下の様な穏やかなところに着いてしまいます。ドライバーのオッチャン…僕にブログ素材の写真撮らせてくれるために…。
map4

トリゴリアからの帰り方。
逆に駅側に向かうバス“707 prolungano AGURICULUTURA”に乗ればいいのですが、“prolungano”は少ないので、敢えて来たときと同じ“Valgrisi”行きに乗って、終点“Valgrisi”から折り返すのも一つの手かとは思います。帰りのバス停と、帰りの駅の入り口はFig.1参照です。

*お役立ち情報ですが、イタリアは無料で使えるトイレが極めて少ないです。なのでここのマクドナルド(Fig.1)は僕にとって「トイレ施設 >>> ハンバーガーショップ」って感じです。

―――ということでトリゴリアへの行き方は以上です。長々と読んで頂き誠にありがとうございました。

『君の名は。』を観た所為なんですかね…?
どうやら今は2017年…。
本来なら完成しているはずの新スタジアムが完成どころか着工すらしておらず、選手達もまだトリゴリアで練習してる世界線に僕は来てしまった…?
伝えなきゃ…!!ロマっ子達に…!!

そんな気持ちで書かせて頂きました。
しかし、これも何かのご縁でしょう。
早く新スタジアムが完成し、この記事が埃を被る未来を僕は切望しております。

最後に、自分のブログで音楽を勧めたことは無いのですが、“郷に入っては精神”でオススメの動画を。
『Fabrizio Bosso & Flavio Boltro Quintet – Lotus Blossom』

Fabrizio Bossoという現代イタリアのモダンジャズ界の寵児(たまに日本のBlue NoteとかCotton Clubにも来ます)が、同じくトランペット界のレジェンドKenny Dorhamの名曲『Lotus Blossom』をセッション形式で録音したもので、イタリアの町並みがMVに用いられていて、個人的には超カッコイイと思っています。
(イタリアで客死したことでも有名なMorphineの動画にしようかとも悩みました)

 

*旧ローマ速報2017年4月の記事を一部編集して掲載しています。

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