ペッレグリーニ主将、2021年を総括する
詳細へ
スポンサーリンク

【パジェッレ】セリエA第22節:ローマ1-0カリアリ

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

マッチレビューはこちらから。

・Rui Patricio 7.0

値千金のセーブでチームに勝ち星をもたらした。攻める時間が長くボールに触れる機会も少ない中で集中力を保ち続けることは並大抵では無い筈。感謝。

・Maitland-Niles 6.0

基本的な身体能力の高さを随所に垣間見た。普通にKarsdorpとポジション争いになりそうなので、チームにいい刺激と程度な休養を与えてくれそう。本当にロンドンに帰っちゃうんですか…?

・Mancini 6.0

結果的に無失点に切り抜けた故に及第点も、少し甘めの採点。後方にKumbullaを控えさせることで自身は積極的に前に出ることが出来ていたが、その中でカードを貰うファールなど粗さが目立ちJoao Pedroに振り回されてしまう場面もちらほら見られた。主将の試合の時に上ががっちゃう癖ありません…?

・Kumbulla 6.5

懲罰組の中でも最も早く召集されたりと、比較的マシな処遇を受けていたとは言え今シーズンは辛い時期が長かったが、やっとCBとして良い結果を残せた。Pavolettiに全く仕事をさせず、危険の芽を何度も摘んでいた。自信を持って敵と対峙したことで、守備面での軽さのようなものを感じさせなかった。

“注意深く、集中力があり、そして落ち着いている。Rossoblù(Cagliariの愛称)の攻撃が刺さらない時、それは彼の努力によるものだ。試合終了後、Mourinhoは彼に然るべき賛辞の言葉を贈る。” (by Il Romanista)

・Vina 6.0

各紙辛めの評価が多かったが、そんなに悪くなかったと思う。前線ではAfena-Gyanがフリーランを志すことが多く普段以上に守備的に振る舞う時間帯が多かった為、普段のような攻撃面での存在感は示せなかったが、今節は自陣エリア内でも冷静さを欠かず守備面で安定感を見せた。気付いたら左SBは彼だけになっておりますが、これは信頼の証ですよね…?

・Veretout 6.0

いつも以上に色々なところに顔を出していた印象でSergio Oliveiraとのコンビには期待が持てる。シーズン終盤に向けて今後のことを考えると、PKキッカーを譲ったのは良い判断だった。

“試合前のウォーミングアップで負傷したPellegriniに代わり緊急登板。適切なポジショニングでSergioを助け、多くのボールに関与した。後半も数本のパスを前線に通し、自身もゴールに迫る場面もあった。質より量のプレーだが、それが私達の知る彼の姿だ。” (by Il Messaggero)

・Sergio Oliveira 7.0

圧巻のデビューと言わざるを得ない。自らのシュートから獲得したPKを自らで沈め決勝点とした以外にも、加入から数日とは思えない連動性をみせ幾度も決定機に絡み敵に脅威を与えた。所謂Box2Boxの選手と言った感じでどこにでも顔を出し実によく走っているものの、風貌が優雅だからなのか、ポジショニングの妙なのかまるで無駄走りを感じない。来て下さって本当に有難う御座います!

“もしVARの無い世界線であればペナルティをもたらしたであろうZanioloへの甘美なパスで新たな冒険を始めた。彼は失ったチャンスを取り戻し再度ペナルティを発掘し、そして得点へと変換した。その間にも彼はピッチを縦横無尽に動き回り、あらゆる場所で仲間を助けた。約1時間の中盤の賢者も試合終盤は少し見せたが、それでも彼の門出はやはり素晴らしい。” (by Il Romanista)

・Zaniolo 6.0

今季髪を大幅に切るのは2回目と思うが、何故かサガン鳥栖期のFernando Torresのような風貌に謎のイメチェンをしていた。余談だが、数的不利や強いプレッシャーをものともせず個人で前線・敵陣エリア内まで持ち込める点で、攻撃面での存在感は絶大であったが、PKの獲得やゴールと言った結果には結びつかなかった。見た目もプレーも惜しい。

・Mkhitaryan 6.5

自身がゴールに迫る事は殆ど無かったが、ミドルサードからファイナルサードにおいては支配的で攻守にわたって大活躍であった。特に敵を背後に抱えても前が向ける、前に進める点は敵との圧倒的な差であったと思う。

・Afena-Gyan 6.0

とにかくスピードを生かしての前線での積極的なプレス、サイドで裏を取る、エリア内でシュートを打つという比較的シンプルな動きを要求されていたかに思うが、利き足と逆サイドを任されたことでクロスを上げる為に左足を全く使えず、止む無くエリア内でシュートを選択するような場面が多かった。

・Abraham 6.0

とてつもなく敵からのプレッシャーを受けている中で、サイドからの崩しも単調になりがちであったので、彼としてはもう少し決定機に絡みたかったとは思うが、ワンタッチで対面を崩すプレーは随所に出ており、むしろ周囲の連動が求められるか。

・Keramitsis 6.0

今季何人目かのPrimaveraからの起用。台所事情の問題もあるとはいえ、1点差の状況で最終ラインに入るのは並々ならぬ責任感を感じた筈だ。こういった経験を積んでいつの日か主力に名を連ねて欲しい。

・Bove 6.0

プレー時間は殆ど無かったが、Primaveraを一気に2人同時投入によりKeramitsisのトップチームデビューに花を添えた。

・Karsdorp 6.0

指を3本突き立てて「3CBで行くぞ」とする仕草がイケメン過ぎた。あの軽々守備の彼がここ数年で大きな成長を遂げ、3CBの一角を任せられるほどになったのは正直感動もの。イキナリしょうもないパスミスして自分で回収しておりましたが…。

・Shomurodov 5.5

決して十分とは言えないもののそれなりのプレー時間がある中で殆どインパクトを残せなかった。Afena-Gyanのスピードを見た後というのもあるかもしれないが、どうにも動きにキレが無く、自信無さげにプレーしている様に映ってしまう。

・Mourinho 6.0

レンタル組等非主力選手も上手くチームに組み込みながらなんとか勝利をもぎ取った。本来はもっと楽に勝てると有難いのだが、今は(得点には繋がらずとも)攻撃で良い形が出来ているだけで良しとしよう。

総評

心臓には悪い試合でしたが何とか1-0で新年初勝利を迎えることが出来た。何といっても今節はSergio Oliveiraの日と言って誰も文句は無いに違いない。「神補強!!」と言うよりも「いや…最早中軸やん…」的な感じで、MourinhoがどのようなMFを欲していたのかがやっと分かった気がした。
“勝者のメンタリティ”の部分を除くとSergio Oliveiraの到着によってもたらされた一番の要素は中盤の流動性で、(これが悪いとは断じて思わないが)これまでCristanteとVeretoutによって守備と攻撃の分業化が進んでいたRomaであったが、今節ではSergio Oliveira、Veretout、そしてMkhitaryanの3人で作る三角形を歯車のように回し、中盤で役割を取り換えることで、攻撃面での複雑性を生み出していた。最も分かり易い形としては、4-2-3-1から4-1-2-3へのポジティブトランジションの時にSergio OliveiraとVeretoutのどちらが前に出るのかに自由度が生まれていて、仮にこの場面で更に4-1-2-3から4-2-3-1へのネガティブトランジションが必要となっても、対面によってはMkhitaryanが降りて上がったどちらかが残るという形が出来る。結果的にはCristanteに物足りなさを感じていた攻撃参加面を補うことで、よりVeretoutとMkhitaryanがBox2Boxの選手として才能を発揮できるようになっていた。この三角形の動きは4-2-3-1であろうと3-4-1-2であろうと基本は同じ筈なので、ここにPellegriniというピースを加えた時にどの様なバランスになるのかがとても楽しみである。
攻撃面はAfena-Gyanにシンプルなタスクを与える以上これ以上は望みにくいが、Abrahamは多分2Topで、というよりもMkhitaryan又はZanioloともう少し近い位置でプレーしたいに違いない。この辺りは離脱メンバーの復帰も待ちながら今後形にして頂きたいものだが、まず今は新年初勝利をかみしめたい。


採点者:くわしん

小学生の頃にバティストゥータに憧れ、丁度その時ローマに中田がやって来た為にローマに触れる機会が多くなりロマニスタに。好きな現役選手はDiawara。思い出の試合は2012年にオリンピコで観戦したコッパ・イタリア決勝でのラツィオへの敗戦。大学時代にF1のコースエンジニアを目指してイタリアに留学。イタリアにおける高卒認定相当の資格を持っている。好きな選手のタイプは稲場愛香みたいなタイプ。

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました