マッチレビューはこちらから。
テキスト:m♡o♡s♡h
・Pau Lopez 6.5
リスクヘッジが素晴らしかった。チームを救うセーブもあり。
・Mancini 6.5
カルスドルプとの連携を敷いての守備が素晴らしかった。
・Smalling 6.5
曲者クアリアレッラにまったく仕事をさせず。裏も縦もすべてを切った。城壁っすね。
・Ibañez 6.5
今日のローマは左サイドからも水が漏れることはなかった。終了間際の中央突破が熱い。
・Veretout 6
最後まで走りきった。中距離のサイドチェンジが効いていた。
・Villar 6.5
エレガンスは増すばかり。いま、サッカーをしてる息子に一番見せたいプレイヤー。
・Bruno Peres 6
スピナと比べると物足りないけれど、副業の左サイドでも高い位置を取れたこと自体が今日の試合のアドバンテージになっていた。
・Karsdorp 7
決勝点をアシスト。それだけでなくスルーパサーにも変身。後半になるとバテて笑われていた男が、今は終盤になるほど胸を熱くさせる。マジで。80分過ぎに押し込まれた時間に魅せた落ち着いたゲームマスターっぷりは痺れた。
・Pellegrini 6.5
前を向く意識、シュート意識ともにグッド。
・Mkhitaryan 6.5
カウンター時の数回の判断ミスは正直もったいなかったけれども、それだけのカウンター機会を作れる能力。それです。
・Dzeko 6.5
前半45分はほとんど仕事にならなかったけれど、決勝点時にすべてを賭けた。ゴールこそ正義。最高です。
・Cristante (⇔ Villar) 6
ドラゴンボール的に言うなら、ミドルシュートの”気”だけ出してアシストを生んだ。主審爆破ドリブルはウケました。
・Carles Perez (⇔ Pellegrini) 4.5
激しい時間帯でいきなりぬかるみボールタッチは可哀想だったけれど、すべての判断が悪く短時間でピンチを多数演出してしまった。特にいただけないのは絶好機にシュートを外し(そこまではいい)、カウンターを受けてるのに天を仰いでいたところ。そういうとこやぞ。
・Mayoral (⇔ Dzeko) sv
・Fonseca 6.5
ピンチらしいピンチも少なく危なげのないゲームプランを遂行した。
総評
新年早々にチームでの勝利を見れたことがうれしい。あけましておめでとうございます。
豪雨で田んぼフィールド、そしてリベンジに燃えるラニエリ・サンプのアグレッシブでタイトな中盤に苦労しましたね。両者無得点のまま、選手交代もなくスルスルと後半の半ばまで進みましたが(早く感じたのはそれだけゲーム自体は面白かったということ)、不思議と得点については心配はなかったですね。いつかゴールは割れるだろうと。そう思えた要因をいろいろ考えてみたんですが、結局ローマの最終ラインからボールを繋げられて中盤が機能していたから、に行き着きました。
ぬかるんだピッチでクアリアレッラという老兵はプレスが緩かったこと、そもそも引いて堅く守るラニエリサッカーが要因の一つでしょう。個人的には好きな往年のカルチョスタイルだけど、ラニエリが続投していたらローマもこのスタイルになっただろうな、とふと思ったりもしました。
私的MVPはリック・カルスドルプ。元々前への推進力(だけ)はあるスタイルだったけれど今シーズンはほぼ封印。右サイドからゲームを作る中盤の一員となっている。時折、深い位置からもボールを戻す姿にさすがにフラストレーションが溜まる時はあるけれど、試合終盤遅近づくにつれてギアを上げて相手のギャップを刺す。今ではその姿に魅了されてる自分がいます。特別うまくはないけど(うまいが)ガッツのある選手が愛されボディの秘けつですね。冬の補強ポイントの一つだった右サイドは、リックの成長&成長でプランを変えるかも知れないですね。少なくとも主力級からバックアッパーの若手に切り替えられるかも?
上位チームはすべて勝利しましたが、そこにローマが含まれる事実に喜んでおきます!
コメント