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【パジェッレ】カンファレンスリーグ決勝 ローマ 1-0 フェイエノールト

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・Rui Patricio 8.0

何本もの危険なシュートを止めこの大一番でクリーンシートを達成した。全試合でフル出場した彼は今シーズンのRomaの裏MVP。

“最初の守備機会でのスリッピーなキャッチはスタンドに戦慄を与えたが、このポルトガル人は狼狽えることなく、HTのインターバル後すぐに2つの驚異的なプレーでゴールに鍵をかけた。22回目のクリーンシートは甘美である。Ruiは岩のようにタフだ。” (by Il Romanista)

・Mancini 8.0

決勝点をアシストしたピンポイントでのロングボールは本当に渾身の一撃であった。加えて後半守備システムを5-3-2や4-4-2を柔軟に入れ替える場面においても彼がそのポジションチェンジを担当し、その中でも一切集中を切らさなかった。

・Smalling 8.5

文句ひとつない出来。エリア内における圧倒的な強さと、相手のシュートまで堪えコースを切る巧さが今節も光りDessersに仕事をさせなかった。

“Romaの全区画の地主、防衛の達人。Bodo/Glimts戦やLeicester戦のように全てクリアした。このチームでの最高の表彰台に立った。” (by Il Leggo)

・Ibanez 7.5

とにかくよく走り身を挺した守備でRomaのゴールを守った。この大一番で今シーズン一番身体が動いていた上に、集中力も切れなかった。

・Karsdorp 7.0

敵の攻撃の主軸である左サイドからの攻撃を受ける立場でもあったため、前半から守備面で走らされる場面が多く最後にはスタミナが切れてしまったが、古巣相手の難しいこの重要な一戦でも大きなミスもなく献身的な守備でクリーンシートに貢献した。

・Cristante 7.5

とにかく中盤にのける守備面で敵の決定機を作らせない動きが出来ていた。彼にとっては平常運転だが、彼の平常運転は中盤の最強のフィルター。

“代表チームでの確実な活躍、赤黄のユニフォームを着ての確実な活躍。Romaは彼を手放してはいけない。” (by Il Messaggero)

・Mkhitaryan 6.5

よくこの試合までに状態を回復させてくれた。この1年の彼への負荷はあまりにも大きかった。ゆっくりとバケーションを過ごして欲しい。えっと、契約延長まだでしょうか…?

・Zalewski 7.0

常にNelsonに目を光らせ大きな仕事をさせなかった。このシーズンを通して殆どSpinazzolaがいない中で1年間チームが戦えたのは彼が戦力になったから。

“なんという欧州での決勝戦か。この少年は、強いメンタリティーで失敗を恐れずに、人生とフットボールに正面から取り組んでいる。Feyenoord対策として、普段よりも機敏さが求められた影響もあり後半に途中交代した。” (by Corriere dello Sporto)

・Pellegrini 7.5

TottiやDe Rossiでさえも成し得なかった欧州の舞台でトロフィーを掲げるという偉業を成し遂げた。試合を通じ攻守に汗を流し、決勝点も彼がしっかりと中央に走り込んでいたからこそ生まれた敵の反応の遅れ故。来年から10番つけちゃえよ。

“真のCapitano。攻守の場面で、彼の大事な物を守るため戦った。この試合においては才能なんてどうでも良い、大事なのは根性だ。腕章を付けた先人達の名の下で優勝トロフィーを掲げた。” (by Il Romanista)

・Zaniolo 8.5

値千金なんて言葉では片づけられないくらい価値のある決勝点だった。ファーストシュートであの難しいシュートを決めてしまうのは偉大過ぎる。Abrahamを前に残し自陣エリア付近のまで守備に走るなど、とにかくチームに対して献身的にプレーした。

“最終的にはやはりZaniolo。 イタリアで最も偉大な才能を持つ物による素晴らしいゴール。彼にとって新たな出発点となりますように。” (by Il Messaggero)

・Abraham 7.0

攻撃面で主導権を握れる時間はほとんどなかったが、それでも動き出しの良さから決定的なチャンスに絡むことが出来た。露骨に倒れファールをアピールしないイギリス紳士らしい振る舞いに好感が持てるが、貰うときはしっかりファールを貰い時間を使わせる勝利に徹する貪欲さも見せた。

・Vina 6.5

慣れない右サイドでの起用でもしっかりと試合を締めることに貢献できた。

・Sergio Oliveira 7.0

早い段階で緊急出動となった。Kokcuをつり出す動きやTilを守備に使わせる動きが出来ていたのはよかった。

・Spinazzola 7.0

試合を閉めにかかりたい時間帯で、敵陣深くで時間を使うことが出来るのは本当に助かった。中に切り込み逆サイドに展開したプレーやVeretoutとのコンビネーションも良かった。

・Veretout 7.0

タフなゲームの中で後半に運動量をチームにもたらした。狙い定めたコースへのシュートも、Spinazzolaとのコンビネーションから決定機を演出したシーンも、後半の中では数少ないチャンスだった。

・Shomurodov 6.5

完全に疲れ果てたAbrahamに代わり投入され、しっかりと試合の終局に向けて守備にも奔走し、かつ敵陣で時間をつかえていた。

・Mourinho 8.5

先制時に喜ぶ選手達を諭していた彼が、優勝後に涙を流し、記者会見で選手乱入からそのまま踊って出て行ってしまうその人間味。Corriere dello Sportoが満点の10点を付けたこの言葉以外に何かが見つからない。

“Grazie Jose” (by Corriere dello Sporto)

総評

シーズンを締めくくる最高の1戦となった。試合後涙したRomanistaも私を含め少なくないのではないか。
試合は両チームにとって言うまでもなくシーズンを締めくくる上で最重要な試合で、後先を考える必要のないまさに死力を尽くす試合。審判のレフェリングもあまり笛やカードを出し過ぎず、とても引き締まった試合となった。
敵のFeyenoordはこの試合の10日以上前にリーグ最終戦を戦い、Eredivisie3位でシーズンを終えEL予選からの参加を確定させたところで、完全にこの試合に向け仕上がった状態であった。Feyenoord はとにかく先制点をとるべくTop下のTilが常に誰かと選手を挟む形をとりながら積極的に前線からプレスをかけ、オランダチームらしいSBを高く位置させ、両WGを内側に絞る形を目指した。
これに対してRomaとしてはZanioloとAbrahamが常に2CBと両SBの関係性に注意を払うことが攻守に機能した。まず最前線での守備ではFeyenoordの各CBから同サイドのSBへのパスを塞ぐことで、敢えて中央に敵のボールを集めショートカウントの起点を中央に寄せる。また攻撃時も常に2人は2CBと両SBの空隙を狙い続け、両CBが両サイドに引き付けられCB間の距離が開いたところにPellegriniがそこに飛び込む形を常に試行し続けた。まさにそれが決勝点で結実した。本来はその形でキーパスを期待されていたのはMkhitaryanであったかと思われるが、Romaには中盤の底、最終ラインからからでもピンポイントパスを出せる選手がいたことで敵に的を縛らせないことができた。
試合終了段階での敵のパス本数とその成功率の圧倒的な高さからもわかる通り、後半は耐え忍ぶ時間が長く続いたが、守備的な采配だけでなくSpinazzolaやShomurodovといった前線で時間を使える選手を投入しながら、場面に合わせて守備システムを変えて守り切ったのは本当にイタリアンクラブの意地ともいえるような試合展開だった。多くのスタッツで敵が上回り、敵はボールを動かす中でRomaは全員の足を動かし、走行距離で敵を上回った。その中で最も走ったのはPellegriniで続いてCristante、Manciniと第3キャプテンまでの3人が最も身を粉にした働きをしたのは、本当に彼らがチームにすべてを捧げていることを表しているように思い妙に納得した。ただこの勝利は本当に控えも含めたチーム全体で手繰り寄せたものだ。あと何日でも我々ファンはこの勝利に酔っていい。

最後にシーズンを通して私のPagelleを読んで下さり誠に有難う御座いました。まだまだ試行錯誤しながらではありますが、皆様のTwitter等でのコメントを励みに来シーズンも頑張っていく所存ですので、また来シーズンも読んで頂けますと幸いです。Ciao ciao!


採点者:くわしん

小学生の頃にバティストゥータに憧れ、丁度その時ローマに中田がやって来た為にローマに触れる機会が多くなりロマニスタに。好きな現役選手はDiawara。思い出の試合は2012年にオリンピコで観戦したコッパ・イタリア決勝でのラツィオへの敗戦。大学時代にF1のコースエンジニアを目指してイタリアに留学。イタリアにおける高卒認定相当の資格を持っている。好きな選手のタイプは稲場愛香みたいなタイプ。

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