数時間前からローマメディアがフロレンツィの移籍について、改めて本人が国外を希望していると報じ始めました。来週のモウリーニョローマ始動に先がけて、トリゴリアでは個人トレーニングに励むヴェレトゥ、エルシャーラウィ、ザニオーロの姿がありました。本日はカラフィオーリ、ダルボエ、ディアワラ、イバニェス、クンブラ、レイノルズ、スモーリングが休みを切り上げて復帰します。
モウリーニョは現在自身の選手たちと頻繁に連絡を取っていて、ザニオーロもそのうちの1人と言われています。また、ユーロ組は大会終了後にバカンスを貰いその後の合流となりますが、その中にフロレンツィの姿は無さそうです。彼はイタリアでは引く手数多で、ユヴェントス、インテル、ミランが挙手しますが、フロレンツィ自身はセリエAでローマと対戦したくないと考えているご様子。
かつてカフーやサムエルといったローマのスター選手たちも「移籍するならセリエA以外で」と話していました。それがかっこよく見えるのは、彼らがロマニスタに愛されていたからでしょう(2人共セリエAに居たような気がしない事もないですけど···)
20年前は、言葉にしなければ感情が伝えられない時代が、今は言葉にすると必要以上に伝わってしまう。トッティのように未だにそこら辺気にせずに喋るパーなタイプもいますが(注:褒め言葉です)、デ・ロッシのように俺は喋らないよ、と先制する人もいて、フロレンツィはそこで多くを語らない。かつてヴァレンシアに行った時も、人気のない空港で声を掛けられたフロレンツィが背中越しに手を挙げて搭乗口に消えていった。今回も彼は知らぬ間に都市を去ろうとしている。レイノルズが全く良さを出せず、サントンが戦力外通告の現在、モウリーニョの4-2-3-1で起用することは可能だと思うんだけどな。と、我々は彼について論じているわけですが、そもそもフロレンツィとの物語は緩やかに終わりつつあるのかもしれない。
最後にローマの確定スケジュールを書いておくと、7月2日がモウリーニョ上陸日。この日は多くのメディアがフィウミチーノ空港を張るので、新監督がローマのマフラーを掲げる姿が見られるかも。ロマ速でもお伝えしたいと思います。そして、新シーズンのトリゴリア招集日も7月6日に確定しました。当面この2日を楽しみに生きるとします。
ところで先月トリゴリアに侵入した暴漢(スカマッカのお父さん)がぶっ壊したものの中に盆栽もあるみたいな話を読んだ気がしますが、この事実確認がしたいです。誰か知ってますか?以前、マジョラルのインスタにトリゴリア屋内に盆栽ぽいの写っていて、まさか暴漢は室内まで来ないだろうし···。割と未だにモヤついてます。ちなみにその盆栽これです。
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