今夜の試合に先立って行われた前日会見で、またモウリーニョ監督が歯に衣着せぬ発言をしています。
モウリーニョ監督「個人スポーツで責任を共有することはできない。だから私はテニスが好きだ。戦うために勇気や個性が必要だし、汚い言葉だからこの場では言わないが、それ以外のものも必要になる。そして、負けた時、誰かの責任にすることができない。それが個人競技だ。先日私が話した選手が誰なのかを考えるのは時間の無駄だ。少なくともチーム内ではそうだね。今日も選手たちとポジティブな話をした。相手との関係がポジティブであれば、それだけ文句も言いやすく、愛情と共感があれば元の関係に戻りやすい。私は思ったことを言ったし、事実そう思っている。それでも選手との関係は良好で、私たちは共に働き、一緒にエミリアに行き、結果を出そうとしている」
明日のサッスオーロ戦にはどのような落とし穴がありますか?
モウリーニョ監督「まずは良いチーム、良い監督。それらがクラブの目標の為に戦えるプロジェクトを持っている事。それに、私たちと戦うために1週間の準備があった。これが一つ目の落とし穴。二つ目は審判だ。主審が心配だ。彼は今季、ローマの3試合で第四審判を務めているが、このレベルの試合をこなせるだけの精神力があるとは到底思えないな。人々は「たかがサッスオーロ対ローマ戦」と言うだろうが、そんなことはない。私たちは4位と勝ち点3差なのだから、これは重要な試合のはずだ。こういった局面で、あの主審のジャッジは心許ない。VARも同様で、私たちに運が味方したことはない。三つ目はドメニコ・ベラルディだ。彼はファンタスティックで私の好きな選手だが、対戦相手に敬意を払い、スポーツマンシップを持つ必要がある。彼は相手を煽り、警告を受けさせ、2枚目のカードを出させようとして、存在しないPKやフリーキックを得ようとする。試合を止めるための行為があまりにも多すぎる。ちょっと派手にやり過ぎているんだ。もしも私の選手であれば問題になっていたと思うね」
〈了〉
この主審とはマッテオ・メルセナーロ氏で、FIGCはこの発言を看過できないとして、発言の有責性について調査を開始しました。
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