かつてのインテルの大会長マッシモ・モラッティがラジオ局の番組「Parametri Zero」に出演しました。そこでのやりとり。
モラッティ「ローマはモウリーニョ招聘という驚くべき仕事をしたね。彼にとってもローマは完璧なクラブだ。インテルはスクデット候補?いや、いくつかのスクデット候補がいると考えた方が良いね。ただし、インテルも良い監督のおかげで良いプレーでチームを再建している」
あなたならばモウリーニョの弱点をご存知でしょう?
モラッティ「もちろん。彼の唯一の弱点はサーモンを食べないことだ!というのは冗談として(笑) 彼は真面目で、常にプロフェッショナル意識を持つ男だ。ローマが彼を連れてきてくれて嬉しいし、必ず成功するだろう」
彼は先日、インテルの歴史の中で自分と比較できる監督はいないと発言しました。
モラッティ「正しい発言だと思うね。彼はインテルの歴史を築いたのだから」
さてメルカート関係。ローマは、カンファレンスリーグの選手登録をしました。触れておくべきは、エンゾンジ、サントン、ファシオ3選手をリストから除外していることでしょう。一方で、彼らをセリエAメンバーに登録しています。これは平たく言えば、不当に干してはいませんよ、というアピールですね。既に数日前から、この3人はトップチームのリストに載っても、クラブは試合に出す事は無いだろうと報じられていました。
この夏は、修正という意味での守備陣の補給はありませんでした。スモーリングは早ければ次節には復帰なので4枚揃います。サイドバックもサントンを除いても4人います。強いて言えば、プレシーズンに右サイドバックを試したチェルヴォをサンプドリアに行かせたのは惜しかったくらい。
ローマは夏前に60人の契約選手がいた為に、チアゴ・ピントGMを筆頭にチームを組織して、2ヶ月この問題に取り組みました。ファイナンシャルフェアプレー制度がなくなったことで、フリードキンズとピントGMは本格的に固定費の削減に乗り出し、メルカート閉幕直前でパストーレとの契約解除を取りつけて、800万ユーロの経費を削減、大幅なコストカットを実現しています。
しかし、スピナッツォーラの故障、ジェコの退団といった不測の事態に対応する為に、獲得に総額7500万ユーロを投資したのも事実です。特にタミー・エイブラハムはローマ史上最高額の取引となりましたが、ここはイタリアの成長令(コンテ法)が適用される為に、減税措置を受けることが出来ます。的なことはそのうち動画にすると思います。現在、その動画で使わせてもらうデータ収集の一環として、アンケート実施中です。明日までですので、宜しければ回答お願いします。ちょっと難しい内容だからかあまり回答数に苦戦しています。御協力頂ければ幸いです!
【ロマニスタ諸氏に質問です】2021年夏のメルカート総括アンケート実施します!
回答期限は9月4日いっぱいとさせて頂きます。回答&拡散よろしくおねがいします。https://t.co/oISwKitUVp— ASローマ速報⚡ROMANISMO official (@roma_sokuhou) September 1, 2021
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