ローマの毒にも薬にもならない話題はこちらから。でもこういうのが気になるタイプ、私、好きよ。
中3日で迎えるカンピオナートSPAL戦。現在最下位のクラブではあるが、フォンセカ監督はヴォルフスベルガー戦と同じメンタリティでチームがプレーする可能性に怒りを覚えている。この前日会見で監督は、冗長に話さないだろうと言われていたが、実際にいつもよりも短いセンテンスで短時間で切り上げた。だが、余計な装飾のない彼の言葉から、現在のローマが目指すものが見えてきたとぼくは思っている。
木曜日の結果は、選手たちの姿勢にあると発言しましたが、 明日、リーグ最下位のチームに対して同じ姿勢で臨む恐れはありますか?
フォンセカ監督「SPALは守備組織でリーグトップレベルだと考えている(注:22失点は、8位ナポリの21に次ぐ数字)。彼らは決して楽な相手ではなく、うちの子たちはそれを理解していると思う」
ペッレグリーニのポジションを下げて、ヴェレトゥと組ませるというアイデアはありますか?
フォンセカ監督「彼はプレーメーカーとして重要な選手だ。ポジションの変更は考えていない」
ウンデルになにが起こっているのでしょう?もしくは何をする必要がありますか?
フォンセカ監督「個々の状況は説明しない。より多くの事を改善する必要はあるが、具体的には言いたくない」
試合の後、あなたは何人かの選手はプレーに値しなかったと言いました。それから今日までの間で、ご自身が望むリアクションを得ることは出来ましたか?そのうちの幾人かは再びプレーをしますか?
フォンセカ監督「おそらくは。というよりも、私たちにはそこまでの選択肢がない。何人かは出場するだろう」
ローマは格下のチームを過小評価する傾向にあります。それは他のシーズンでも度々起こりました。なぜ木曜日の試合でそれが繰り返されたのでしょうか?
フォンセカ監督「その試合については話したくない。私はその姿勢が気に入らなかったので、試合後に選手たちと話をして、議論は終わっている。しかし、私たちがこのようなメンタリティで戦ったのは、サンプドリアとヴォルフスベルガーの2回しかない。その他は、常に気持ちを出して戦ってきた。明日もそうなることを望んでいる」
クライフェルトは間に合いますか?
フォンセカ監督「一緒にトレーニングをしているが、まだフォームは戻っていない。明日はリスクを冒さないだろう」
木曜日の試合後、あなた自身ペトラーキやクラブからの支持を感じましたか?
フォンセカ監督「このような状況にスポーツディレクターの介入は必要ない。もしも、私がこの状況について話したくないのだとしても、それを誰かに代わりに喋ってもらう必要はない」
ヴォルフスベルガー戦ではセカンドボールとロングボールに問題がありました。SPALは同じタイプのチームです。ここに特別な対策を考えていますか?
フォンセカ監督「それについては既に選手たちと話をしているが、基本的には異なる試合だろう。SPALの守備は堅く、非常に難しい相手だと思っている」
ファン・ジェズスはまだあなたの構想に残っていますか?それともチェティンの序列は彼よりも上になっていますか?
フォンセカ監督「それは明日見てみよう。これは私の持つ2つのオプションであり、そのどちらかが明日は間違いなくプレーする」
アンドレア・ペターニャはあなたのお気に入りですか?
フォンセカ監督「彼はフィジカルに優れた強いストライカーだ。良い選手だと思うよ」
アンドレア・ペターニャはミランプリマ出身の24歳の選手で、アタランタを経由して現在はSPALでプレーしています。ジャーナリスト、ジャコポ・パリッツィ氏のリークによると、カリニッチがまだ復帰せず、依然ジェコがフル出場を続ける状況のローマは、この冬のメルカートで来年6月までの18ヶ月のローンで、このペターニャの獲得を考えているとのこと。両クラブの話し合いはまもなく行われる予定だそうです。
あまりローマで見ないタイプの選手ですけど、ちょっとクリスティアン・ヴィエリぽさもあって、ローマでハマれば面白い選手かなと思います。ただ、現在不調のSPALに於いて唯一全試合フル出場している選手でもあり、残留を考えるならばローンで貸し出すとは思えない。金銭的な保証であり、他の選手で補填などが必要な気はしますね。
コメント
ヴォルフスヴェルガー戦後、内容はどうあれGLを突破できたから一先ずOKみたいな甘いことを言わず、こんな戦いしてたらタイトルなんて取れねーよとしっかり厳しい姿勢を見せたフォンセカに好感を持ちました
年内残り2戦、スクデット争いに少しでもしがみつけるよう勝ち点6を取りきってほしい
匿名さん
リーグ2敗はエルシャーラウィ、デ・ロッシ、マノラスという戦力を失ったローマにとって、大きな修正が加わった証拠なのでしょうね。
もしもこのローマか本物ならば、ラスト2戦を勝利すると思っています。