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kisaragi先生のメルカート報告書 7.23

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7月23日現在の移籍状況。

Roma 2019-20 summer transfer 
加入
Pau Lopez (Betis) 2350万ユーロ
Mancini (Atalanta) 200万ユーロ(ローン)
Veletout (Fiorentina) 100万ユーロ(ローン)
Diawara (Napoli) 2100万ユーロ
Spinazzola (Juventus) 2900万ユーロ
総額7650万ユーロ
放出
Gerson (Flamengo) 1180万ユーロ(再販+10%)
El Shaarawy (Shanghai Shenhua) 1600万ユーロ
Manolas (Napoli) 3600万ユーロ
Ponce (Spartak Mosca) 800万ユーロ(Newell’s Old Boys €3.2m)
Lu. Pellegrini (Juventus) 2200万ユーロ
総額9060万ユーロ

ミランがELに出ていた場合は、今週木曜日にローマの予備戦が始まっていたと思うととても怖い。きっと選手も戦術も間に合わずに、今出来るものを上手くやり繰りして戦うしかなかったのだろう。

ところで、気になるジェコの去就だが、昨日ローマがインテルとの綱引きを止めたという報道があった。これもなんだか時代を感じる話だ。

長らくローマとインテルはメルカートで友好関係にあった。これは、お互いの共通のライバルがユヴェントスであった事や、モラッティとファケッティがクラブを越えてリスペクトされていたからである。

しかし、あのインテルですら今はFFPに苦しんで、背に腹は代えられぬ状況だ。それでも、良い監督に金は惜しむなという伝統に則ってコンテを招聘した。だが、コンテは良い監督であり、冬場の熊並みの執着で良い選手を欲しがる監督でもある。

彼のウォントリストには、ジェコの名前が記されていた。仮にサバティーニやモンチがトリゴリアにいたならば、今ごろジェコはネッラズーリにいただろう。

しかし、これをペトラーキ新SDは2000万ユーロでブロックした。フォンセカのサッカーに時間が必要だとすれば、イグアイン獲得のアイデアを捨てたと考えてよい。そんなイグアインの新しい21番のユニフォームの販売をユヴェントスは中止した。

おそらく、ジェコはローマに残り、次の夏にフリートランスファーでインテルに行くのかもしれない。前線補強に関して、どこも思う通りにはならい夏になる。インテルに金はない。もちろんローマにもない。そして、イグアインのユニフォームは販売できない。

マロッタ氏「私たちは手本になるベテラン選手を探している。昨シーズンはケイタ、イカルディもいたが、現在うちにはラウタロしかフォワードかいない。この状況は変化の時期にある私たちには少し不愉快だ。コンテは明確なアイデアを持ってインテルにやってきた。おそらく来年はもっと準備を整える事ができるが、いまはパニックバイにならないようにしたいし、収支のバランスを考えた上で、コンテと一緒に決定されるだろう。すべての決定はFFPを考慮したものになる。現時点でインテルが多くの投資をすることは出来ない」

コメント

  1. 宗ちゃん より:

    イグアインってババ抜きの馬場状態ですよね アッポー

    ジェコは来季フリー出て行く可能性があるかもだけれどこれが最善なのかなと思う今日この頃なのであります

    • 如月/kisaragi 如月/kisaragi より:

      宗ちゃんさん
      でも先日のトッテナム戦を見るとイグアイン上手いなとは思うんですよね。フィニッシャーとしてならば通用するけれど、争点は戦術のなかで点を獲りつつプレーできるかどうかですよね。

  2. オフロスキー より:

    キサラギさん、更新ありがとうございます! ジェコはとても好きなプレイヤーなので、もし残留してくれるのであれば「ローマの歴史を刻んだが、4年間で何も勝ち取っていない」と昨シーズンににじませた悔しさを、ここで晴らして欲しい。経営陣が契約延長を考えてしまう、そんなシーズンになればと願っています!

    • 如月/kisaragi 如月/kisaragi より:

      オフロスキーさん
      どこもお金ないですよね。
      ジェコが2000万は確かに高いのかもしれませんが、
      まずはジェコ残しで新シーズンがどうなるか観ていようと思います。

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