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EL消化試合:CSKAソフィア(A)ミラネーゼのゴールが決まるもなんでファシオさん!の巻

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CSKA Sofia Thursday, 10. December 2020 AS Roma
3:1
goals
1 : 0 Tiago Rodrigues 5.  (Younousse Sankharé)
1 : 1 Tommaso Milanese 22.  (Borja Mayoral)
2 : 1 Ali Sowe 34.  (Geferson)
3 : 1 Ali Sowe 55.

この試合を通じて判ったのは、誰が出ても攻撃の質そのものは落ちないということ。この点に於いては、フォンセカの攻撃メソッドは完全にチームに浸透していると言っていい。アルベルト・デ・ロッシ監督のプリマヴェーラは既にトップチームと同じ理論でトレーニングをしている。それがトップチームの試合で活きた形だ。ただし、問題は守備再三崩しながらも得点は無く、ナポリに負けて勢いを削がれてから4試合で8失点とチームの停滞ムードが結果に出てきている。これは昨シーズン中にも書いたけれども(ということはすでに以前から感じていたことだが)、フォンセカのサッカー哲学はチームに浸透している。あとは、これをハイクオリティで遂行する実行部隊が必要で、そこはやはりエルシャーラウィの復帰であり、ある時期ルイス・ムリエルを連れてくるということだったのかなと思う。その代わり今季はペドロの到着になるのだろうが、彼はそもそも得点を期待したいタイプではなく、点取り屋のフィニッシャー枠としては将来性でマドリーからマジョラルを連れてきた。ヨーロッパリーグで良い動きを見せているが、どうしても勝ちたいというときに獅子奮迅の活躍とまではいかない。

もうひとつ、この試合ではプリマから3人をスタメンデビューさせている。しかし頂けないのは、これまでミランテとパウを交代で使ってきたGK枠にピエトロ・ボーアを起用したことだ。実はサッスオーロ戦の前日会見で、今後このGKのローテーションの終了を匂わせる発言をしていた。ボーアはプリマの守護神ではあるが、外国のアウェイ地でデビューはすこし難しかったかもしれない。フォンセカはその為に、ディフェンダーにJJとファシオという経験豊富な選手を起用したが、ローマを意気消沈させた3点目は、その経験豊富なファシオの全く理解不能なミスによるもの。ガンビア人ストライカー、アル・ソウに単独で運ばれて決められたが、ここもパウであったらもしかしたら・・・と脳裏をよぎった。

ぼくは選手の能力の低下を老いとは表現しないタイプのサッカーファンだけれども、あまりに近年プレー機会が減りすぎて、歌を忘れたカナリアの様に見えた。

ところで、俄かにローマ系メディアがざわめいたエドアルド・ボーヴの出場はありませんでした。トップ下にペドロとカルレス・ペレスを起用したために、ミラネーゼが一列下がり、ボーヴはベンチに下がったといった感じ。

さて次はダッラーラのボローニャ戦。実はローマはヨーロッパリーグの後の試合がすべて日曜に行われており、まったくリカバリーの時間が与えられていない。他のクラブは月曜日開催なのに、なぜローマだけが短いタームでピッチに戻るのだろうか?そしてミッドウイークに試合のないボローニャは万全の状態である。まあ、楽しみは楽しみだけどねっ!(ツンデレ)

・・・とここまで書いて、いろいろニュース見ていたら、なんとミランテがトレーニング中に故障したみたいですね。オーノー。それで急遽パウをボローニャ戦に使うために温存してボーアを出したのだそうです。もしかしたら、そこから逆算したスタメンだったのかもしれないですね。ちなみに、サッスオーロで豪快にスパイクされたペッレグリーニの足首は問題なく、ボローニャ戦には出場可能な見通し。ミランテは経過観察とのこと。

今季はペトラーキのような内部のゴタゴタもなく、故障者も多発していないので、冬恒例の謎の失速はないと思っていますが、ここが踏ん張りどころですね。Forza ROMA!!!!

 

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