2004年にlivedoorブログでスタートしたローマ速報(開設当時は違う名前でしたが)。皆様のおかげで9月から17年目に突入しております。
9月も2週が過ぎたころにこれ言い始めるのは単に結婚記念日を忘れた旦那みたいな迂闊さであって、これはぼく自身がそこまで気にしてないからなんですね。しかしながら、ここまで来れたのは、読んでくれているみなさんのおかげであることは日々感じながら更新してます。ローマ速報を続けさせてくれてありがとう。本当に感謝しています。
今後も同じこと書くと思うので、その都度「またその話かよ」と思って頂きたいのですが、そもそもロマ速を始めたのは、ネットで活動している他のロマニスタに仲間だと認められたかったからです。無謀にもローマの知識ほぼゼロ状態でロマ速をスタートした如月ですが、当然当時のロマニスタからガン無視されまくりました。無視というよりもあしらわれたって感覚かな。そりゃそうでしょう。彼ら、彼女らにしても、無知な子供が犬みたいについてきても処遇に困るわけです。
そうこうしているうちに2006年のワールドカップでイタリアが世界を制して、これを境に多くの選手がアズーリを去りました。この余波で日本でセリエAのファンブログが増えたかといえば、その逆で、インザーギやトッティ、その他大勢のベテラン選手が代表引退を表明して、それに同調するように、イタリア人選手やイタリアンクラブのファンブログがどんどん終了を宣言したのです。結局ぼくは誰とも接点を持てぬまま取り残されてしまいました。
その頃、確か1日平均48PVしかなくて、そのうちの35PVくらい自分なので、ほぼ世界で誰も見ていないブログでしたが、まあこのままやり続けていれば、再びかつてのロマニスタのお兄さん、お姉さんと出会って、認めてもらえるんじゃないかと温く思いながら、知らぬ間にどんどん道を逸れていったのです。というか広いネットで迷子になってしまいました。
2014年にツイッターを始めて、その時に多くのリアクションがあって、そこでぼくは初めてこんなにたくさんの人が見ていたんだということを知ります。ローマを愛する人たちが、こんなネットの片隅でもじもじしていたローマ速報を探し出して、光を当ててくれた。さらに元のコースに連れ戻してもくれた。ぼくにとってはそれだけで奇跡だし、感謝してもしきれない。
さらには2019年、livedoor期後半のロマ速は、1万以上存在するプロアマ問わずのサッカーカテゴリーで常に4位から6位を推移するアクセス数を獲得しました。これは日本に存在するヨーロッパサッカー系livedoorブログでぶっちぎり単独1位です。
ツイッターはじめてからの7年が第2期といいますか、現在の基盤という感覚もあるので、実感してまだ7周年みたいな気持ちではあります。でもそれは元キエーヴォのエリベルトくらいサバ読みすぎなので(おっさんしか笑わないと思いますけど)、ここは素直に17年としておきたい。
てなわけでこれからもローマ速報をよろしくお願いします。
ローマ速報は、あらゆるすべてのラツィオの敵であり、親愛なるあらゆるすべてのロマニスタの友である。その気持ちにいつだって嘘はない。
これからもSempre forza roma!
そして以下便乗がてらの宣伝。9/25にZOOMを使ったオンライン飲み会やります。こちらも参加よろしくどうぞ。
参加者まだまだ募集してます。
顔出し無しの聴き専での参加ももちろん🆗です。
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— セリエA座談会 はしご酒公式 (@serieazadankai) September 6, 2020
コメント
17年目おめでとうございます!
(10年くらい前に初めて拝見した当時の幼い僕は、ローマの日本版公式サイトと思っていました。)
これからもずっと応援させていただきます!
ポケットの中でツイッターの更新通知が鳴ると、ちょっとトイレに✋と席を立ってトイレでひとり読みながら泣いたり、笑ったりしています。ローマ速報と同じ時代にローマを応援できる私達は本当に幸運です。これからも日本のロマニスタのバンディエラとして先頭にたって旗を振り続けてください🙏
イレブンさん
なんとも嬉しい言葉に感動しました。
これからも期待に応えられるものを書いていこうと思います。
よろしくお願いします!
がりさん
10年前から見てくれているんですね。
とても嬉しいです。公式ではできないこと、書けないことをこれからも更新していきますので、よろしくお願いします!