スポンサーリンク

選手採点:イスタンブール・バシャクヒシェル(H)

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

AS Roma Thursday, 19. September 2019
20:00 Clock
İstanbul Başakşehir F.K.
4:0
goals
1 : 0 Junior Caiçara 42. / own goal
2 : 0 Edin Džeko 58.  (Nicolò Zaniolo)
3 : 0 Nicolò Zaniolo 71.  (Edin Džeko)
4 : 0 Justin Kluivert 90.  (Nicolò Zaniolo)

・Pau Lopez 6
あまり出番はなく正統な評価が難しいのが正直なところ。ディフェンス陣のゴール前でのバタつきが無かったのは、パウ・ロペスのコーチングの成果なのかも。

Spinazzola 6
相手ペースでゲームが消費されていく中、1点目のオウンゴールを誘発した功績は小さくない。深く切り込んで右から上げたクロスが、ことごとく山なりでクライファートに届いたのが結構もったいなかったかな。

・Fazio 6.5
司令官の今シーズン初お披露目である!広範囲でカバーリングをしたし、ゴール前はしっかりロックしていた。

・Juan Jesus 6.5
相手のエースを対人でことごとく勝利した。「ジェズス先輩はなァ!あのメッシ選手とマッチアップしたこともあるんだぞ!」と思いながら見てました。正直このクラスが相手だと無双できると思います(※ポカがなければ)。

・Kolarov 6
今シーズンは全試合フル出場なので、さすがに少しお疲れのように見えた。

・Diawara 6
大きなミスはないにせよ、ところどころ出足が遅かったりパスの精度が低かった。

・Cristante 6.5
チームとしてボールの流れがない澱んだ前半の中、ひとり左右に展開したり縦に速いパスを入れたりしていたの。影のMVPでしょう。

・Pastore 5.5
わざわざ難しいパスコースを選択をし、ほぼすべてが失敗に終わり多くのカウンターチャンスを与えた印象。頭に降りてきたクリエイティビティと実際のプレイがずれてきてしまっているのかも。試合勘が無いだけだったら良いのだけれど……。

・Zaniolo 7.5
無敵のヒーローでした。1ゴール2アシストと、オウンゴールを除くすべての得点に絡んだが、実際はその実績をも凌駕するほどの圧巻したプレイだった。特に縦に抜けるスピードは以前より増していたように思うし、まず相手に身体をぶつけてボールを保持するドリブルスタイルや、緩急だけで抜き去る技術も相まって右サイドで完全に無敵だったし、彼の性分としてのゴールへの貪欲さもうまくマッチしていた。もう絶対に童貞じゃないよね。。。

・Kluivert 7
今日も全快全速力。プレイもクリーンだし非常に印象が良いです。エリア内でボールをこねまくった時は笑ったけれど、その直後に逆足で4点目を決めたのは成長の証だと思います。あと何気にクリーンなプレイと審判へクレームをしないところが好きです。

・Dzeko 7
オフサイドで取り消されたゴールも含め、ザニオーロとのコンビネーションは軽快で痛快でした。多くないチャンスをきっちり決めたのはさすがの一言。

・Pellegrini 7
ロレンツォが出場した64分以降、ローマは別のチームに生まれ変わった。すべてのパスに意図がこもっていて、しかも正確。ちょっと今のところ別次元です。

・Veretout 5.5
試合終了まで試合に入りきれないままだった印象。ディアワラ・ヴェレトゥ ペアはまだ試運転の段階。

・Kalinic 6
ラインの駆け引きで2回裏抜けした。シュートが決まらないのは残念だったが、ジェコとは違うキャラクターでローマの引き出しが一気に多くなった印象。(これをシックにやってもらいたかった…)ラストパサーのロレンツォとの相性はばっちり二重丸。

・Fonseca 7
停滞したムードの中、4-0で快勝したのはさすが。特に、後半からぐっと流れを引き寄せたことと、無失点で終わらせた手腕を素直に評価したいです。

スポンサーリンク

総評

前半の内容は正直まったく良くなくて、サイドは横に張りつき、中央では連動がなく攻撃は単発で、サイドから無作為に緩いボールを中に放り込むという先シーズンまでによく見られたローマで、今シーズンワーストだったと言えるでしょう。
とは言え、イスタンブール・バシャクシェヒル(コピペです)は決して弱いチームではなく、勇気を持ってプレスを続け、スピードがあり、ぶつかり合いでは決して負けずデュエルの多くを勝利し、拾ったボールをすばやく前線に放り込む作戦にローマは大いに苦労した。

前半のスピナッツォーラのクロスからのオウンゴールが存在せずイスタンブール・バシャクシェヒル(コピペです)が先制点を取っていた場合は、まったく違う展開もあり得たと思います。ただ結果はそうはならなかった。

チェイスし続けた代償としてイスタンブール・バシャクシェヒルは、後半から段々とすべてのプレイクオリティが下がり、その隙をついてアクセルをベタ踏みしたローマはクオリティの差を徐々に見せつけ、ザニ君の鬼切り替えしからのジェコがゴールした時点で勝敗は決した。

その後フォンセカ監督が出し惜しみせず送り出したロレンツォの存在は、相手にとってあまりにも無慈悲だったでしょう。その結果としての4‐0。最高です。そして無失点で終えられたことが何よりも素晴らしい。
失点する可能性のあるピンチはあったけれど、基本的にはこれまでの3試合のような浮き足立ったバタつきは影を潜めていた。前半には、ボランチの2人がスーッとラインに含まれて6人並び「おいおいおい」と思う場面もあったけれど、後半はそのあたりもきっちり修正されてました。全体的には思い通りの試合ではなかったことは間違いないでしょうが、そんな中でもきっちり力量差を見せつけての4得点と無失点。4試合連続オリンピコという多大なホームアドバンテージを差し引いたとしても、グッドゲームだったと思います。

文、構成●text by mosh

コメント

  1. ラジャ より:

    範馬刃牙のように童貞を喪失したことにより次元が違う選手へいくザニオーロ君いいですね
    ペッレグリーニがこの調子でカリニッチがフィットしたら良さそうですね

    • モッシュ より:

      ジェコのワントップが見慣れていて、背後に抜け出す動きがとても新鮮に見えました。ペッレグリーニとの相性は良さそうですし、カリニッチ、楽しみですよね。

  2. wman より:

    キーンのインスタに映った裸が女の子に間違われたザニオーロ…もう一年前ですねか
    それにしてもとんでもない選手に変貌しつつありますね

    • モッシュ より:

      昨年はジャストサイズのラコステの白ポロシャツが似合いそうな青年だったのに、今やその姿はもう……(謎の喪失感)。
      今シーズンはなにげにノーゴールなので、そろそろ彼のゴールが見たいですね。

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました