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ロマ速から全力のお願い

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思い出した時に書いておかないとシリーズですいません。

この文章がいつか関係者の目に触れる事を祈って、突拍子もないお願いさせて下さい。トッティの自伝『Un capitano』が2018年にイタリアで発売して、1年ほど前かな?現在日本の出版社が出版権を取得したと聞きました(さっき調べたらその版権を取得した出版社がなくなってたぽいのですが・・・)

ただ、どんな形になっても、おそらくめちゃんこ素晴らしい本が出来上がるでしょうね。触っただけで涙腺が崩壊する自信あります。ですから、これは完成するまで楽しみに待つだけです。

そして今年、アレックス・インファセリ監督によるトッティの映画が撮影されました。いつになるかはわかりませんが、おそらく日本でも公開になるでしょう。そこで、関係者の方々、もしくは将来的に関係者になりそうな方に今からお願いしたいのです。

ぼくに監修させてください!

監修というと偉そうですけど、つまり試写を見させてもらって、ローマ的なニュアンスがきちんと日本語に落とし込まれているのか確認させて欲しいのです。

そう思うようになったのは、このような出来事があったからです。

今年の正月、ぼくはスティーヴン・ジェラードのドキュメント映画『Make Us Dream』を観ました。ずぶのリヴァプール童貞のぼくでも凄く楽しめました。特に良かったのが、クラブが低迷するという起承転結の承の部分に差し掛かった時、アンフィールドのゲートに刻まれた『you’ll never walk alone』(君は1人なんかじゃない)という文字が映し出される場面です。この作品で最も監督の作家性が見えたシーンだとぼくは感じました。

しかし、日本語字幕版ではこのようなテロップが入ったのです。

え?マジで?

思わずそうテレビに突っ込んでしまいました。そこはもうちょっと詩的な感じで翻訳したほうが良いと、リヴァプール童貞のぼくでもさすがに分かります。完パケ前に、海外サッカー関係者、いやリヴァプールFCファンクラブにでもチェックしてもらえば未然に防げた悲劇ではないでしょうか。この際、FC東京サポでもこの翻訳のミスマッチを指摘できたのではないかと思います。つまり、トッティの映画が日本で公開されたとき、このようなニュアンスの齟齬を起こして欲しくないのです!

仮にぼくにチェックさせて頂けるならば、ぼくの名前をクレジットする必要はありません。お金もいらないです。黙っている必要があるならば、公開前も後も誰にも言いません。名誉が欲しい訳じゃないです。ロマニスタという第三者を通す事で、ほんの少しでも美しいトッティ物語の完成度が上がる可能性があるならば人事を尽くしたいのです。これは本当にぼくの純真な願いです。

ところでちょっとばかり話は変わります。

ローマのマスコット、ロモロくん知ってますか?あのかわいいやつ。オリジナルが登場したのは1999-2000シーズンで、それ以降20年間、スタジアムだけでなく、クラブの慈善事業に協力したり、夏のファンヴィレッジだったり、様々な機会に見かけたお馴染みのキャラでした。ぼくも愛着があって、寝室にはロモロくんのぬいぐるみを置いているくらいです。

そんなロモロくんが先日、ローマ在住のアーティストの手によってリニューアルされました。プロモーション動画ではちびっこが駆け寄ります。ぼくも早く新しいロモロくんが観たいです。楽しみー。

ロモロくん「さあおいで!ぼくがユーたちの新しいともだちさ!」

ちびっこ「わぁ~い」

え、これ?かわい・・・く・・・な・・・誰?

コレジャナイ感・・・・

つまりですね、蓋を開けてみたら世のニーズとズレていたという例はいくらでもあるのです。こうならない為にもトッティの映画は事前に視聴したい。ちなみに、このニューロモロはローマ出身の国際的なデザイナー、シモーネ・レグノさんの作品で、オリジナルのイラストは可愛いんですよ。でも着ぐるみ化、立体化にはイタリアの限界を感じました。かわいらしさというか、ゆるキャラというものを間違って解釈した感は否めません。これだってある種、トランスレーションの解釈違いで、日本人アーティストや造形師に監修を依頼してたらもっとKawaiiのが出来上がったのかもしれません。

というよりも、これだって溢れるローマ愛を持って如月がアドバイザーに加わりたかったところです。ぼくならば、もっとニーズに合ったものを作る自信があります。てなわけで、如月版ニューロモロのラフスケッチを書いてみました。

この子の製品化、もしくは着ぐるみの販売よろしくお願いします!!!!

 

追記:前述のジェラードの映画の翻訳にちょっと茶々を入れましたけど、基本的にはドラマティックかつスタイリッシュな作風でテンポよく楽しめました。セリエAしかしらない如月よりも、プレミア好きの方がより思い入れを持って楽しめる作品だと思いますので、機会があればぜひ鑑賞してみてください。

 

 

コメント

  1. あまた より:

    字幕翻訳って誰が翻訳をしたのかによりますが、確かに正しい訳なんだけどそうじゃないんだよなあぁぁぁぁぁぁ…っていうのがわりとありますからね…
    もう少し意図を汲んで訳せないのかなというか

    昔のWWE(北米最大のプロレス団体)の深夜放送なんかはそれはもう見事な意訳翻訳でしたから、そういう当たりの訳者が引ければいいんでしょうけどね

  2. なめこ より:

    如月さんこんにちは。

    あまたさんのおっしゃられているWWEの翻訳は本当に見事ですね。
    一人称もそうですし、何故か広島弁だったりとどうしてそうなったのかはよくわからないけれどもうこれしかないと思える出来でした。
    ろま速のインタビューの翻訳もそれに通ずるものがありますね。(笑)

    翻訳ではないけれども漫画やゲームのスピンオフ作品、続編なんかでもこれは違うだろ! となる事が多々ありますね。やっぱり何でも熱心なファンの意見を一種の物差しとして参考にするというのはアリなんじゃないかと。

    • 如月/kisaragi 如月/kisaragi より:

      なめこさん
      ろま速のインタビューは完全にぼくの趣味です。
      本当はローマ人は地理的には関西弁にすべきなのかなーと思っていますw

  3. NAKAYAMA より:

    新しいロモロくん、子供用まん丸おめめと試合用鋭い目付きの2通りあるっぽいのもなんとも言えない気持ちになりました笑
    監修はもしほんとにそういう機会があるならぜひ関係者に届いて欲しいものです。毎回「あーこれだ」ってニュアンスでローマのこと読める私は幸せだとつくづく思います。

    • 如月/kisaragi 如月/kisaragi より:

      NAKAYAMAさん
      ありがとうございます。
      関係者に気持ちが伝われば嬉しいけれど、みなさんにそう言ってもらえてそれで十分報われた気もしますね。

  4. M より:

    直訳だとニュアンスが伝わらないので意訳が必要な部分もありますし是非監修入れて欲しいですね。
    盤になるなら、少なくともロマニスタ監修字幕とか切替可能にして欲しいです。

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