スポンサーリンク

ジャンルカ・マンチーニ「ローマの強さに自信を持っている」

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

如月は以前よりユヴェントス以上にアンチ綾瀬はるかなわけです。なんかこの世の悩みはすべて明るさで解決できるとでも言いたそうなCMにおける天真爛漫ぶりを見るたびに「大人たちに守られて楽しくていいね」と、潰した空き缶をテレビに向かって投げつけていた。時折、缶の底の飲み残した液体がブラウン管越しの綾瀬はるかの顔に掛かると、ぼくはそれに不思議な性的興奮を覚え――はせず、それでも街の住人的なモブキャラを引き連れて元気に踊って笑う彼女のCMにまたひと際の苛立ちを覚えていたのである。

しかし、もっと許せないのは、CM女王綾瀬はるかが35歳という天真爛漫だけでは無理な年齢に差し掛かり、このところの芦田愛菜が、それらにとって代わる天真爛漫なキャラクターをCMで演じ始めていることだろう。彼女は数年前まで早稲田アカデミーのCMで、志望校合格のためにあらゆる娯楽を絶ち、勉強に勤しむ聡明な女の子を演じていたが、実際の芦田愛菜も驚くほどの読書家で聡明な人物である。それが、このところ出るCM出るCMどれもこれも綾瀬はるかがやりそうなノー天気な役どころばかりじゃないか。ソフトバンク『Y!mobile』の一連のCMは特に酷く、ダヴィデ・サントンのボランチ起用のようにテクニックだけがから回るむごい仕上がりだった。そこにきて、サトウの切り餅という家族をコンセプトにしたCMですら、彼女に明るくリズムでセリフを言わせるひどい内容だった。

しかし、君たち(ここでは広告代理店などを指す)現実の芦田愛菜はそういった十代特有の軽さ、明るさ、同世代が体験してきた無邪気さ、シンプルさとは無縁の世界で生きてきた女優であるのは誰もが知るところである。彼女は、ビートルズかマジックミラー号のように、次から次へ目的地も判らずに次の仕事をプロとしてこなしていった。その見えない時間の壁に囲まれて、閉塞感を感じて過ごす中で友達は本しかなかった。彼女は本に語り掛け、そして活字という本の言葉を聞いた。つまり、本当に彼女を必要とするCMは日本図書普及株式会社の図書カードNEXTなのである。しかし、その図書カードは最近まで成海璃子を起用し続け、その後はドラえもんなどのキャラクターを採用した広報を行っている。デ・ロッシがローマを出ていったように、誰もが望んだクラブでプレーはできない。芦田愛菜は事務所が手配した高級ホテルで図書カードを手にしながら、今夜も夜の街明かりを眺めているのだろう。ちなみにほとんど如月の妄想である。(以前よりユヴェントス以上にアンチ綾瀬はるかなわけですがの辺りから)


さて、熱心なヨーロッパサッカーファンをあらかた振り落としたところで、ローマについて書いていきましょう。11月6日にコロナ陽性反応が出たために自主的な隔離生活をしているエディン・ジェコですが、明日の検査で陰性の場合、チームトレーニングに参加出来て、さらにはパルマ戦の選択肢になるであるという話。長期離脱となっているディアワラに比べるとずいぶんと早く復帰目途が立ったわけですが、おそらく症状にばらつきがあるのでしょうね。

最後にジャンルカ・マンチーニのインタビューを紹介して終わりたい。

ジャンルカ、あなたはサッカーの世界でどのような時期を体験しているのでしょう?

マンチーニ「サッカー界だけではなく、実生活でもとても困難な時期を過ごしている。ぼくたちは十分に注意しながら、サッカーを続けなければならないんだ」

規制、綿棒テスト、厳格なルールを導入してカルチョは生き残りたいと考えています。

マンチーニ「先月代表召集の際、ぼくたちは何百回という検査をおこなったが、今月はさらに厳しくなっている。ローマは(コロナ対策に関して)非常に組織されている。この点に於いて、ぼくはローマに在籍できたのを誇りに思っているんだ。ここは、元々社会問題に取り組んできたクラブだからね」

6月から人のいないスタジアムでプレーをしています。これはサッカー選手にどのような影響を与えますか?

マンチーニ「最初の試合は本当にひどく、奇妙な感じだった。ロマニスタがぼくたちに与えてくれるものがなかったんだからね。時間が経つにつ入れて、それにも慣れていったけど、もはや依然と同じではなくなった」

ローマは現在3位(ナポリと同じ14pt)につけています。

マンチーニ「今のチームにはそれだけの価値があるはずだよ。昨シーズン、新しい監督がやってきて、6ヵ月は上手くいってた。12月には4位のアタランタに2ptまで接近していたんだからね、なのに1月に理解不能な失速をした。リーグ再開後はセヴィージャとの敗戦を除けば・・・彼らがヨーロッパリーグを制したことを考えるとシーズンを順調に終えたと思っている。ぼくたちは成熟した。今シーズンはやや懐疑的な入り方をしたけど、今は自分たちの強さに自信を持っている。すでにお互いを良く知っていることで、昨シーズンのゼロイヤーよりもすべてが簡単になっていると思う」

スモーリングがプレーしてからローマはわずか1失点。これは偶然でしょうか?

マンチーニ「クリスの力なのかは判らないけど、マンチェスターユナイテッドで200試合も出場した選手ならばそれは強い選手さ。クリスの復帰は、彼がピッチで安心感を与えてくれることからも重要だった。ぼくたちは皆若いから、彼の復帰はとても嬉しいんだ。ただ、質問の答えだけど、ぼくたちが失点しないのであれば、それは守備陣だけでなく、チーム全体の行動が重要だと思うんだ。ぼくたちはお互いに助け合っているんだよ」

ローマはスクデットレースに参加できるでしょうか?

マンチーニ「ぼくたちはセリエAが独特のリーグであることを知っている。故障者とコロナが最終順位を決定するのかもしれない。ユヴェントスは監督と多くの選手を変えた。それでもぼくたちの目標は、トップ4に入り、チャンピオンズリーグに出場することなんだ。その為に毎試合最善を尽くすことだけ考えている」

<了>

コメント

  1. tatti より:

    如月さん

    伊勢谷友介のように一見完璧と思える人間は、必ず何かしらの闇を抱えていると私も思っており、芦田愛菜さんの完璧さにある種の違和感を覚えていましたので、謎の一部が解けた気がします。
    問題は、芦田愛菜のくだりに引っ張られて、マンチーニの熱い想いが全然入ってこなかった事です笑

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました