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【トリノ戦後のコメント】モウリーニョ監督「相手よりも1点多く決めた方が勝利する」

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Torino FC Saturday, 8. April 2023 AS Roma
0:1
goals
0 : 1 Paulo Dybala 8. / penalty

この試合を決めたのは開始8分のディバラのリゴーレで、その後もローマが常にイニシアチブを握り、局面で勝っていたので、トリノから戦意を奪うためには、実際はあと1点が遠かった事は課題だろう。しかし、90分通して追加点を取りにいく攻撃姿勢を貫いたことこそ最も評価できる。なぜならばローマに足りないのは得点後に相手をリスペクトし過ぎるメンタリティだったからだ。
そのメンタリティを持っていれば、大量得点することで自信をつける必要はない。何点で勝利しようと与えられるポイントは同じだからだ。

それではモウリーニョ監督の試合後のインタビューをお届けしたい。

DAZNのマイク

モウリーニョ監督「サッカーは相手よりも1点多く得点したときに勝利するものだ。1-0でも5-4で勝つのも同じことなんだ。誰が得点しても勝利する。それこそが、問題を解決するための最善の手段だろう。私たちは自分たちが偉大なチームだと考えたい。偉大なチームとは何か?それはどのような大会も軽視しない姿勢だ。ヨーロッパリーグの準々決勝にいるが、感覚はチャンピオンズリーグのようだ。今は週に3試合を戦う厳しい状況だが、私はガキみたいな考え方はできない性格でね、ウディネーゼよりもフェイエノールトの方が重要だなんて言えないのさ。カルスドルプを失い、今はソルバッケンを失う可能性もある。自分たちに限界があることも知っている。だがコッパイタリアで敗れたのは大会を軽視したからではない。ヨーロッパリーグも同様だ」

ディバラの背後に置くトレクァルティスタの選択肢は?

モウリーニョ監督「選択には矛盾を含む難しさがある。トリノ戦はセンターフォワードがディフェンスの間に入ることが多いので、ディバラをワントップにする際は、1対1に秀でているエルシャーラウィとソルバッケンで幅を取り、ディバラで深さを出そうと考えた」

ベロッティにとって難しい試合を回避させたかったのでしょうか?また、あなたはこの後ラツィオとユヴェントスの試合を観るのでしょうか?

モウリーニョ監督「いいや、これから飛行機に乗るから観ないよ。ベロッティにはなぜ起用しなかったかを説明した。その際、彼が私に言った言葉は唯一私が好む言葉だった。彼はこう言ったんだ。「大事なのはチームの勝利」とね」

公式会見のマイク

今夜最も気に入ったことは?

モウリーニョ監督「3ポイントだ。あなたはテニスだったね(注:インタビュアーは元テニスプレイヤーのアンジェロ・マニャンテ)。あなたが現役時代コートの上で何をしようとしたのか?相手よりも多くのポイントを得ることだった。違うかね?それがスポーツであり、個人競技でも団体競技でも目標は勝つことだ。時折「モウリーニョは結果至上主義」という意見を耳にするが、そもそも誰もが勝ちたいと考えている。それ以外は嘘さ。ただ勝ちたいんだ。無論1-0と5-0なら5得点の方がいいに決まってる。そっちの方が落ち着けるし、血圧も上がらず、白髪も増えないからね(笑)でも最も好きなのは勝利だ。1-0では落ち着けない。だから追加点で落ち着くのではなく、選手たちがピッチで集中を保ち、組織的にプレーした勝利によって落ち着きたい。今夜はローマは難敵トリノに対してそれを成し遂げた」

今日もスモーリングが素晴らしいパフォーマンスを披露しました。これはあなたとスモーリングが来季に向けてローマと良い関係を築けたということなのでしょうか?

モウリーニョ監督「いいや、スモーリングはスモーリング、私は私だ。私は来季も契約を残しているが、スモーリングはまだ契約を延長していない。異なる状況だろう」

カッサーノはカルチョのご意見番として常にあなたに対して批判的なコメントをしています。その評価をどのように感じますか?

モウリーニョ監督「誰もが自分の好みを持ち批判をする権利がある。アントニオ・カッサーノは楽しむためにプレーして、他の選手は真剣にプレーに取り組む。だから、彼がローマや私を批判するのも単に楽しんでいるだけに過ぎない。彼は現役時代にローマ、レアルマドリー、インテルでプレーしたが、マドリッドでは派手なジャケットを着て、ローマではスーペルコッパを勝ち取ったが自分はプレーしていない。そして、ロンバルディアカップすら手にできないインテル時代を過ごした。だが、このジョゼ・モウリーニョがローマ、レアルマドリー、インテルで何を勝ち取ったかは判るだろう」

<了>

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