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【セリエA第35節】ボローニャ(H) モウリーニョ監督「我々は質を欠いていた」

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AS Roma Sunday, 1. May 2022 Bologna FC
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ROMA (3-5-2): Rui Patricio; Mancini, Kumbulla, Ibanez; Maitland-Niles (Karsdorp), Cristante, Veretout (Shomurodov), Perez (Pellegrini), El Shaarawy (Zalewski); Afena-Gyan (Abraham), Zaniolo

BOLOGNA (3-5-2): Skorupski; Soumaoro, Medel, Bonifazi (Theate); Kasius (De Silvestri), Dominguez (Svanberg), Schouten, Soriano (Aebischer), Hickey; Orsolini (Barrow), Arnautovic

ローマはターンオーバーでホームゲームを戦った。ただし、昨年大敗を喫したボデ戦のような飛車角金銀落ちではなく、しっかりと戦力を確保した上でのローテーションで、ヴェレトゥ、ペレス、エルシャーラウィなどこのところ結果を出している選手にとってはスタメン奪回の良いアピールの機会をなっただろう。

ただし、サッカーは時に相手のモチベーションがペースメーカーになってしまう。この試合では残留が決まっているボローニャが『勝たなくてもいい、失点はしないように』という自分たちの資質の範疇で勝負してきたので、引いてカウンターの素地を作りたいローマはなかなか仕掛けることができなかった。これは試合を観たインプレッション通り、中盤の潰し合いとなった。whoscoredによるとミドルサードの試合展開が48%であることからもそれは判る。

後半ローマは主力投入でさらなる攻撃の手を打つも、思えばボローニャは直近6試合をミラン、ユヴェントスに引き分けて、インテルに勝った強かな相手であり、それはGKスコルプスキの再三のふてぶてしい遅延行為にも見て取れた。そうでなくてもスコルプスキはローマ相手に常にこんな調子だ。

主力投入したもののペースを掴めないローマは試合終了直前にはムサ・バロウのバー直撃の危険なシュートすら打たれている。この試合に関しては、前半からスタメンで行くべきだったのではないか?やや戦略ミスのような、打つ手を間違えた試合に思えた。


モウリーニョ監督「試合はクオリティを欠いていた。勝ちたいと願うチームはそれに必要な力を出せず、勝たなくてもよいチームは自分たちの好きなプレーをした。そしてそれを審判が許していた。本当に質の低い試合だ」

木曜日のレスター戦の疲労があったのでは?

モウリーニョ監督「もちろんだ。先週の試合も、木曜日の試合もどれもこの試合結果の要因だ。次のレスター戦が終われば私たちはヨーロッパの大会を14試合プレーする。これはカンピオナートを並走するには大変な状況だ。レスターは今日の試合で9人を休ませている。とはいえ、今夜のローマはこの試合に勝つためにやってきた。しかし決定機を無駄にして、その後状況は難しくなった。だからこの結果の原因は私たちにある。私たちが勝利するのに十分なプレーをしなかったからだ。そして試合を傍観した主審にも問題はある」

なぜ一度に4人交代したのでしょうか?

モウリーニョ監督「それまでよりも質の高いプレーを求めたからだ。だが私が望むクオリティまではいかなかった。ペッレグリーニとカルスドルプにはポジティヴなインパクトがあったが、ザレフスキとエイブラハムは30分のプレー時間で15分ほどしかまともに試合に関与できなかった。得点のチャンスは何度か作ったがそれだけでは十分じゃなかったのさ」

<了>

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