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今週のセリエさん~トリノ戦次第でローマちゃん4位浮上???の巻

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柏木由紀が「私、渋谷でも誰にも気がつかれないんですよぉ」と発言したとネットニュースで知り、如月は、えー、ゆきりんそうなんだぁ、俺も俺も!ということはぼくとゆきりんって心で繋がってるんだね。あとは体だけだよね。ゆきりんの住んでるところ、もう調べてあるよ、ちょっとお金かかったけどさ、今夜会いに行くよ、早く繋がろうね、ふふふ・・・とは、到底思えぬ心持ちで、そこは「別におまえだけじゃなくて俺だって気づかれねえよ」という感想を持った斜に構えた自分ですが、そうこうするうちにジェコ坂(と如月が命名しましたが単なる道玄坂)に到達すると、ジェコ夫妻が単にきらびやかという理由だけで撮影したであろう風俗店の看板も、このコロナの影響か撤去されていて、どんどん悲しくなってきた。
ぼくは記憶しているのに、その場所が無くなっていくと、ぼくの記憶が薄らいだ時には、そこが本当にあった場所なのか、その時の思い出が記憶違いではないのか、判らなくなってしまう。ほとんどの人は、それを『忘れてもいい引き出し』と言うのかもしれない。でもぼくは良いことも、嫌だったことも、甘い思い出も、苦しかった瞬間も、自分が体験したものは何一つ忘れたくないのだ。
明け方の円山町で女の子とかくれんぼしたり、道玄坂を下るときの漠然とした将来への不安、スペイン坂のミニシアターで、今なら10万貰っても観るつもりのないヨーロッパのどうでもいい映画や、好きなバンドの曲をDJでかけたら、そのバンドマンがたまたま全員で飲みに来ていて一緒に飲んだり、英国からやってきたブリットポップバンドのアフターパーティで数え切れぬほどDJをした。トレセゲと書かれたブカブカのユーヴェのユニフォーム着てる黒人に、ファッションで着てるなら脱げと言ったら、ニュアンスが伝わってしまい胸倉掴まれたり、渋谷警察署の近くの地下でラッパー4人組に殺すと囲まれたり、ロンドンからやってきたスキンヘッドのレズビアンに唇を奪われたり・・・スティーヴ・マリオット風に言うならば、It’s All Too Beautiful、長らく続いたこの真夜中のピクニックももうじき終わるはずだ。ぼくはなにひとつ忘れたくない。

てなことを考えながら、もちろんしっかりカルチョの事も考えていたわけで、今節全部のチーム引き分けで終わってローマがトリノに勝ったらいいなーと思っていたら、今朝おおむねそのような結果となっていたのでこれはぼくの呪いにも似た念のおかげではなかろうか。では早速暫定的な順位表を見ていきましょう。

表の右の勝敗マーカーは、左が直近の試合ですね。ローマは今夜勝利すれば、ユヴェントスと同じ24ptではありますが、得失点差で単独4位が確定します。現在第1節の勝点はく奪についてCONIに上訴しているので、(あくまで)ぼくの頭の中では単独3位となっております。トリノは今季全く結果が出ていないので、ローマとしてはここをキッチリ勝利する必要があります。スピナッツォーラはこう言います。「クリスマス休暇まであと3試合、これが重要なんだよ」と。

昨日のトリノですが、チームセッションから外れているザザ、ムッル、ミリッコ、ヴェルディはローマ戦に出場できないとのこと。ジャンパオロ監督から戦術についての説明の後、エリアを限定したミニゲームを行いました。ローマは再びペッレグリーニを定位置のアンカーに置き、ペドロ、ミキ、ジェコのトリデンテを形成するのがほぼ確定しているので、トリノはそこを読みつつ中盤で混戦地帯で競り負けない方法を模索します。

ジャンパオロ監督は前日会見で自身のチームについて「必要なのは決意、愛情、プライドから来るリアクションであり、ゴシップと言い訳は必要ない」と語りました。

ジャンパオロ監督「ローマのボローニャ戦は確認したよ。これまでに対戦したすべてのチームと比較して、ローマは最高のドリブル、最高のテクニック、最高の持つ攻撃手段を持つチームだ。こちらのとっかかりを与えてくれないという意味では一般的なチームとは違う。イマジネーションと的確なアイデアを持っているローマに対して、彼らの資質に対して受け身にならないことが重要だ。この技術的な差を埋めるためには、受け身にならず、こちらからドリブルを仕掛けることが重要だ。これは私がトリノに来た日から繰り返すマントラだ」

ジャンパオロは戦術家の印象が強いのですが、この会見で勝負を分ける鍵をメンタリティだと言います。「メンタリティがすべてを決めるだろうね。頭が働けば、足も動く。頭が働けば、無駄な力を使わずに3試合プレーできる。逆に頭が働かなければ、全てが大変で、常に他人を追いかけまわしていると楽しむことはできないんだ」

ローマでもトリゴリア・メディアセンターで前日会見がありました。

前回のオリンピコのトリノ戦(0-2でローマが負けた)を思い出しますか?

フォンセカ監督「11ヵ月前の試合の影響はない。重要なのは今のトリノのクオリティだ。現在の順位表が彼らを正しく表しているとは思えない。重要なのはトリノが簡単な相手ではないと理解する事、そして勝つために最善を尽くす必要があるという事だ」

クリスタンテの代わりに誰がプレーしますか?

フォンセカ監督「クンブラが問題なくプレーできる。マンチーニもスモーリング同様準備が出来てる」

ロメル・ルカクは自分が世界でベスト5に数えられるストライカーだと言いました。監督はそのベスト5にジェコを入れることができますか?

フォンセカ監督「私はルカクに同意はしない。私にとって世界最高のストライカーはエディン・ジェコとボルハ・マジョラルで、その次がヘンリク・ミキタリアンなのだからね」

チームは絶好調です。これを維持する方法は?

フォンセカ監督「野心。それもすべての試合に対して野心を持つという事だ。順位やポイントは関係ない。重要なのは今だ。私たちは常に次の試合を考える必要があり、それがトリノ戦なんだよ」

この試合はボローニャ戦よりは難しいと思いますか?

フォンセカ監督「いや、私たちはボローニャに勝利するのは難しいと思っていたし、トリノに勝つ事も難しい。セリエAで簡単に勝てるチームなど存在しない」

サッスオーロの退場やクリスタンテの出場停止など、他のクラブと比較してローマは扱いが低いと感じたことは?

フォンセカ監督「それは私の興味の対象ではないね」

カルスドルプはプレーしますか?

フォンセカ監督「彼のコンディションについては特に注意を払う必要がある。リックは上手くやっているが、まだ短いタームで試合に戻ることは難しいだろう。それになぜローマだけが木曜日に試合をするのか、その意味がわからない。他のチームは今夜戦い、次節まで72時間以上もリカバリーの猶予が与えられる。クリスタンテも出られないので、明日は2,3の変更があるだろう」

アントニオ・ミランテはプレーしますか?

フォンセカ監督「ミランテは回復しているが、明日はパウ・ロペスをプレーさせる」

<了>

コメント

  1. 嫁がダズん契約さてくれないロマニスタ より:

    カルスドルプは、ずっと応援してたんで最近の活躍は嬉しいです〜
    たしかにまた靭帯やったらショックなんで、ペレスにも頑張って張り合って欲しいですね〜

    • 如月/kisaragi 如月/kisaragi より:

      >嫁がダズん契約さてくれないロマニスタさん
      なかなか鋭い視点ですね。フォンセカはカルスドルプの体調管理にかなり気を配っているみたいですねよ。

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