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ローマを所有するフリードキングループ 近くエヴァートンを買収へ

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現在サッカー界では、国籍をまたいでクラブを所有するマルチクラブオーナーシップ(MCO)化が進んでいる。ザルツブルグ、ライプツィヒを持つレッドブルグループや、マンチェスターシティ、パレルモ、横浜F・マリノスを持つシティフットボールグループなどがその代表例だ。

ローマのオーナー、米フリードキングループもそのサッカー界の潮流に乗ろうとしている。2020年8月にローマを買収すると、2023年にランスナシオナル2(フランスリーグ3部相当)のASカンヌも所有した。そして、次のクラブにプレミアの名門、エヴァートンを選んだ。

エヴァートンは6年連続の赤字経営により、「収益と持続可能性に関する規則(PSR)」違反で勝ち点「8」をはく奪されて、今季15位でリーグを終えた。このクラブの株式を94%取得することで現オーナー、ファラド・モリシ氏との基本合意に達している。

セビージャ、ジェノアを保有する777パートナーズや、中東の企業が買収に乗り出す中で、フリードキンがこのレースを制したのは、ローマというビッグクラブを4年間経営した実績が評価されたとイタリアメディアは報じている。

複数のクラブを持つことで得られるシナジーが期待できるMCOは、ローマにどのような効果をもたらすのか。エヴァートンは新スタジアムプロジェクトが進行中で、カンヌもスタジアムの改修が予定されている。そしてローマもオリンピコを離れてピエトラータに6万6千人収容のスタジアムを建築予定だ。これらの施設から得られる収入が今後ローマの大きな基礎体力になるだろう。また、選手たちのキャリアにも大きな影響を与えるはずだ。ラ・ガゼッタ紙はニュースをこのように締め括る。

モラタもキエーザも、ダン・フリードキンの世界ではすべてが実現可能になったのだ、と。

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