KAA Gent | Thursday, 27. February 2020 17:55 Clock |
AS Roma |
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1:1
(1st leg 0:1)
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goals | |
1 : 0 | Jonathan David 25. (Roman Bezus) |
1 : 1 | Justin Kluivert 29. (Henrikh |
Pau Lopez 6
エリア外シュートからの失点の可能性は皆無。一方ビルドアップのイップスは相当に深刻化。
・Spinazzola 5.5
強みを出せなかった。平の凡。
・Mancini 5.5
エースのデイビッドにかなり苦労した。マンチーニ本人が俊敏なのに、ステップの速い相手に弱いという弱点を今日も露呈していた。
・Smalling 6
及第点。たくさん外に引っ張り出されてしまった。
・Kolarov 6
左サイドで強靭な存在だったと思います。願わくば攻撃時に一枚かわしてくれると大分楽にはなるんだが……。
・Cristante 5
軽くてうかつなプレイが多すぎた。軽率なミスが続くと責任感まで無いように見えてしまうから注意だ。
・Veretout 6
今日も一人ブラック企業に出社してた感。あまりにプレイエリアが広大で、クオリティを見せ切れてないし、何よりそろそろ本当に怪我が怖いよ。
・Mhkitaryan 7
今日も今日とてワールドクラス。ワンタッチで前を向ける能力、両足同じキック精度、程よい球離れと視野の広さと判断力、基礎能力が高いとこうなるよという全サッカー少年に向けての生けるレッスン書。
・Carles Perez 5
見せ場、というかボールタッチがほとんど無かった。
・Kluivert 6.5
以前までのJKなら外に膨らんでコースを作っていたであろう場面で、中に切れ込んでシュートを決めた姿に痺れました。いちサッカーファンがダイジェスト動画を見たらごく普通のナイスゴールだけど、このシーンに成長と感慨深さを感じられるのはロマニスタの特権。泥だらけのユニフォームがカッコ良すぎるぜ。
・Dzeko 5.5
大分疲れてるように見えた。
・Santon (⇔Spinazzola) 5.5
しっかりとゲームを固めた。
・Fazio (⇔Veretout) 6
守備固め+αのクオリティを見せてくれた。80分以降に単純に引いて守るだけだと、イヤなムードを作り出し追いつかれるケースも多々ありえるから、終盤のこの交代策は大いにアリかも。
・Villar (⇔Calres Perez) sv
今日も謎マン。逆にどのポジションかすらも分からない。早く本当のキミを見せておくれ……。
・Fonseca 6
疲労感のあるチームでよく勝ちました。
総評
公式戦3連勝、と行きたかったところだけど、とはいえ無事にベスト16に進出です。レッチェ戦を100、ファーストレグ ヘント戦を0とすると35くらいの出来でしょうか。対戦相手のステージが上がると、そう簡単に攻略させてくれないという知見を得られた試合でした……、というよりむしろ大分攻め込まれましたね。ローマよりもパススピードと正確性、連携度も上で普通に強敵でした。ローマの枠内シュートはJKがゴールした1本だけだから、普通に苦戦でした。でも負ける気もしなかった。
いわゆる塩試合にカテゴライズされるゲームだったかも知れないけれど、ローマに必要なのは「つまらない試合(もしくは厳しい試合)だったけど、なんか知らんけど勝ってた」です。ベストコンディションでなくても勝てることは財産となり、堆積していくものなので今はこれでOKです。
選手それぞれの評価は採点を見ていただくとして、シーズン終盤に差し掛かり、戦力になる選手ならない選手が大方判明してきましたよね。勝ち点を拾いながら騙しだましCLをちゃっかり狙いつつ、来季を見据えながら体制を整えていってもらいたいですね。
次はなぜかとっても親近感が湧いているカリアリ戦。ローマちゃんは調子の悪さでは誰にも負けなかったんですが、最近ちょっといい感じになりつつあるのでひと足先に泥沼から一抜けさせていただいて、ナインゴランとの友情を楽しめるくらいの試合を期待したいところです。
文・構成:モッシュ
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