AS Roma | Wednesday, 24. June 2020 | Sampdoria |
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2:1
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goals | |
0 : 1 | Manolo Gabbiadini 11. / left-footed shot |
1 : 1 | Edin Džeko 64. / left-footed shot (Lorenzo Pellegrini) |
2 : 1 | Edin Džeko 85. / right-footed shot (Bryan Cristante) |
・Mirante 6
難しい再開後のゲームを事故なくこなした。相変わらずイケメン。
・Kolarov 6
惜しいFKと天を仰ぐFKの両方があった。ほぼ上がりっぱなしで左サイドの起点になっていたが、ほぼ守備を放免されていたのであれば見える結果が欲しかったのも確か。
・Ibanez 5.5
まさかの初出場、初先発。失点時のディスコミュニケーションは、初出場ということと勝利したということで許容範囲です。まだストロングポイントが分からないしやや細身という心配事はあるにせよ、今日の出来は及第点。マンチーニと髪型が激似。今後の相手を惑わすややこしコンビに期待。
・Smalling 6.5
外れくじである最後方からのフィードの役割は苦労していたが、相変わらず放り込まれたボールをはじき返し続けていた。絶対に来季も残ってほしい。
・Bruno Peres 5.5
ずっと右上にい続けるというウイイレ的ゲームポジションに終始ししていた。悪くはないが物足りなさは割とある。
・Veretout 6.5
攻撃時には実質3バックの左に入った。ディーゼルエンジンを積んだ車のようにトルクの高い動きをしたし、不当に取り消されたゴールも美しかった。願わくばもう少し高い位置で見たかった。
・Diawara 5
失点時のパスミスはチームミスなので仕方ない。展開力が鳴りを潜めたのも、中盤のチーム連動が少なかった影響。とはいえ、前への推進が物足りないのは以前からのウィークポイントだったし、アンカー位置でも失点以降は勇気を持って前を向けなくなっていった。いずれにせよ”珍しく”今日は彼の日ではなかった。
・Pastore 5.5
襟足の長い髪型でパレルモ時代の面影に期待したけれど、全体的には振るわなかった印象。苦労するディアワラを助けるためにアンカーの位置まで下りてきたのは責任感を感じて結構好きだったし、トッティライクだと感じた。ぬるぬると3人を抜いてエリアに侵入したのはまさにエンタメ。
・Mkhitaryan 7
相手GKアウデロがフィーバーしなければMOM確定だった。まさにワールドクラス。なぜローマにいてくれているのか。
・Carles Perez 6
ブルーノペレスのポジションが高止まりしてる影響で、割となか目でプレイできて、好機をたくさん作っていた。タイガーショットでトネッリの腹に暴力をふるっていた。後半はばてた。
・Dzeko 8
一生ローマ人でよろ。
・Cristante(⇔Diawara) 7
クリスタンテの出場以降ローマの中盤があきらかに閉まったし、締まった。前への展開も格段に増えて、勝利にダイレクトに貢献。
・Pellegrini(⇔Pastore) 7
ロレンツォペッレは試合でエロくあればいいみたいなところがある。まずパス出しを考える特性がこの試合ではヒットした。
・Zappacosta(⇔Bruno Peres) 5.5
及第点。強みはまだ見えない。
・Under(⇔Carles Perez) 4.5
ただの補欠要員か?
・Kalinic(⇔Mkhitaryan) sv
・Fonseca 6.5
全体的には完ぺきではないにせよ、再開後のチーム作りとしては及第点。コロナ後の交代レギュレーションを積極活用して勝てた事実は大きいです。
番外編
・吉田麻也 6
ジェコには2戦2敗と悔しい結果だっただろうけれど、それ以外はよかったように思います。というか、今日のジェコを止められるDFはそうそういない。プレミアの経験からムヒタリアンにはうまく対応していたし、フィードも正確、美しいノートラップボレーもあった。来季もサンプに残るんじゃないかな。
総評
絶対負けると思ったのに勝ったぜ!
前半の得点機を続々と防がれた後の、ミスからの失点、だんだんと元気がなくなって前半終了。ローマファンなら誰もが知っている負けパターンで皆さん覚悟していたと思いますが、その後の3人同時替え、そして”作戦:ジェコでドン!”で勝つことができました。
交代枠が5人になるアフターコロナルールでなければおそらく3枚替えは存在せず、小出しの交代策ではきっと流れをグッと引き寄せることはできなかったはず。けが人がほぼいない時のローマの層の厚さ、そしてフォンセカ監督の決断が大きかった。
ヴェレトゥを右CBに置いた3バックシステムは、可能性も感じたし物足りない部分もあったけれど、これから育てていくオプションと考えたらOKでしょう。イバニェスもテストできたことは大きかった。来シーズンの編成に向けて、首脳陣からテストの要請があったのかもしれない。ディアワラの不調はベンチ含めたロマニスタ全員が予想外だったでしょうけれど、クリスタンテで作戦替えできたことは大きかったし、ビジャールという別の矢もあるわけで、そんなには心配してません。
実はポジれる要素はそんなに多くない試合だったんですが、こんな風に気が大きくなってしまうわけで、やっぱり勝利とは偉大で唯一ですね。負けてたらリーグ再開即今季終了してたし、勝ててよかった!
文・構成:m♡o♡s♡h
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