Cagliari Calcio | Sunday, 1. March 2020 | AS Roma |
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3:4
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goals | |
1 : 0 | João Pedro 28. / right-footed shot (Christian Oliva) |
1 : 1 | Nikola Kalinić 29. / header |
1 : 2 | Nikola Kalinić 42. / right-footed shot (Henrikh Mkhitaryan) |
1 : 3 | Justin Kluivert 64. / right-footed shot (Nikola Kalinić) |
2 : 3 | Gastón Pereiro 75. / left-footed shot (Radja Nainggolan) |
2 : 4 | Henrikh Mkhitaryan 81. / header (Aleksandar Kolarov) |
3 : 4 | João Pedro 89. / header |
・Pau Lopez 5.5
3失点ともノーチャンスに近かった。パス精度の低下はとどまるところを知らないので、まずはシンプルに蹴り出すのがよいのでは。
・Bruno Peres 6
シュート精度が高かったら完全復活のシナリオが完成していた。着実にファーストチョイスの地位を確立しつつある。
・Smalling 5.5
刹那のスペースがジョアン・ペドロのスーパーゴールを許してしまった。あと何気にハンドリング率が高いのかも知れない。
・Fazio 6
ファシオがいると後ろからの組み立てに安心感が増す。3失点目はガストン・ペレイロを褒めるべきかと。
・Kolarov 6.5
2得点に絡む”安定した”活躍。笑顔がたくさん見られたので+0.5。
・Cristante 5.5
イージーなミスがどうやっても目には付くけれど、後半はグッと試合を締めてくれたことも確か。ただ4番の前任者と比べると2.5段くらい落ちてしまう。頑張って欲しい。
・Villar 6
謎マンの正体は、エレガントタイプのセンターハーフでした。強度はまだまだカルチョレベルではなかったけれど、随所にセンスを見せつけてくれた。終盤戦、大いに期待です。
・Mkhitaryan 7.5
得点機を何度も演出、そしてゴール。圧巻はチーム2点目のアシストのワンタッチ目。今のローマレベルでは普通保持できない選手なんだなあ、と逆に冷静になってしまうほど。
・Under 7
得点こそなかったもののそれ以外の全ては揃っていた。得点力さえ上がればもう本当にワールドクラスになれるんだよ!
・Kluivert 6.5
動きは引き続きよい(ベーネ)。3回の決定機中1回をゴール。課題はウンデルと同じで、ここの決定率を1/2にしてくれればすごいことになる。
・Kalinic 7.5
2ゴール1アシスト、前回擁護できないと書いてしまいすみませんでした(土下座)。ムヒタリアンとの縦関係、よかったです。
・Carles Perez (⇔ Under) 5.5
ゲームに入り込めず。
・Santon (⇔ Bruno Peres) sv
・Veretout (⇔ Kluivert) sv
この80分過ぎに入って中盤を支える交替はありかも。
・Fonseca 6.5
3失点目はしたもののゲームそのものは作れていたし、勝ち癖の折れ線をつけつつある事実を評価したい。
番外編
・Olsen 6
4失点したものの、それでもかなり決定機は防いでいた。
・Lu. Pellegrini 4.5
非常にローマライクな軽い守備で1点目をアシストしてくれた。ローマで育ったDNAは強いな。攻撃はよりソリッドになっていてキック力がめちゃめちゃ増していた。
・Nainggolan 6.5
現状打破する繊細で効果的なワンタッチパス、広い視野、左右で変わらない精度、今のローマに必要すぎるでしょ……。
総評
サッカーでいちばんおもしろいスコアは4-3説を推したい。
まず失点からいきます。3失点はしたけれど、どれも不可抗力性が高いので、防いでは欲しかったけれど仕方のない部分が大きかった。だって我々はローマですもの!
今日は何よりもカリニッチでしょう。前半の決定機を外した時にはいつものカリニッチか……と乾いた笑いがもれましたが、その後はストライカーらしいポジショニングの妙技で2得点。後半のクライファートへの頭を使ったスルーパスも絶妙。少なくともこの試合に限っては、ジェコが出場していたよりも活躍した可能性が高いです。後半ロスタイムには、代表追放された持ち前の治安の悪さから一気に険悪ムードを作り上げたけど、試合終了後は秒速で仲直りしていて、これには本場ラガーマンもびっくりのノーサイド。逆に印象がよくなってしまった。不良が捨て犬にやさしい論と同じように。ちなみにオフェンシブな4人は特にだけれど、チーム全体が全員良かったです。これをチーム力とコンビネーションの向上と理解します。
これまでのフォンセカローマを見てきて自分なりに感じたことです。それは誰がプレイしていたとしても、トップ下の選手が好調だとチームが機能し不調だとチーム全体が死ぬということ。具体的には、得点力がぐっと落ちるような気がします。誰が先発するにせよ、前半で全く機能しなかったら後半頭から交代するというのはありえる。少なくとも2~3試合は試す価値があるように感じる。今のムヒタリアンを見ていたらずっと無敵だと勘違いしてしまうけれど、ずっと好調なわけがなく怪我のリスクは低くない。ペッレグリーニの好不調の波は相変わらず激しいので、そういう意味でもパストーレの復帰がチームにもたらす保障は小さくないと思います。
次節はラニエリとの再会アゲインです。おじいちゃんには申し訳ないけれど、ここで星を落とすわけにはいかないのでしっかり勝ってから、モンチを殴りに行こうぜ(過激派)。
文・構成:モッシュ
コメント
ついに正体をあらわになった謎マンことヴィジャールよかったですね
ワンタッチでボールを捌きつつゴール前にぐいぐい進出してて今後に期待できました
ミキタリアンは凄すぎて来季保持できそうにないですね・・・
スモーリングはプレミア時代から手癖が悪いとかなんとか
ヴィジャールってスペイン2部にいたんですよね?これを発掘できるのはすごい手腕だと思いました。ペトラーキの信頼もぐいぐい回復していってるんでしょうね。
スモーリングは貢献度の方がぜんぜん上回ってるし、勝利したからもちろん不問とします!
スペインU21の有望株でバレンシア所有だった所、代理人とクラブで揉めて2部へ移籍
そこをローマが狡猾に立ち回って獲得したみたいですね
ペトラーキがアンテナの広さが伺えます