既にモウリーニョ体制に新戦力を加えるため、来季のメルカート予算を8000万ユーロ確保した(らしい)フリードキンですが、これは余剰戦力のキャピタルゲインで変動していくのはこれまでと変わりません。
買いたければまず売るということです。ほぼ確定しているのはブルーノ・ペレスのトラブゾンスポル・クリュビュ(トルコ)移籍で、どうやら浅野拓磨も移籍するみたいですけど、それより驚きなのは現パルマのジェルヴィーニョも内定しているのだとか。ある種のファンタジーと引き換えに奇行師を集めます。
これは同クラブ会長が明言しています。既に契約はクローズドディールであり、8~10日以内に公式発表ができるだろうとのことです。ブルーノ・ペレスはプレーもキャラクターも面白いのですが、クラブを取り巻く状況からか、セリエAがシリアスなリーグになったのか、それを良しとしない雰囲気が放出になったのかなと思います。
そして、ジェコとフロレンツィの未来にも変化があるかもしれません。デルビーの後、移籍について聞かれたジェコは「今しか考えていない」と、フォンセカとの確執期にくらべると軟化した表現を使っています。この2人の代理人は敏腕エージェント、アレッサンドロ・ルッチで、来週チアゴ・ピントとのミーティングが予定されていて、そこで今後の話をするだろうとのことです。PSG完全移籍で決まると思われていたフロレンツィは監督交代等もあり、買取オプションを行使せずレンタルバックが有力となっています。
ただ、カルスドルプ、レイノルズ、サントン、スピナッツォーラと層は厚く、300万ユーロの高額年俸も非常に厳しい。これは以前アウトプットしたかも判りませんが、モウリーニョ監督がフロレンツィをチームの中心に置きたいならば、ポジションは監督が与えてくれるはず。例えば、フォンセカ監督はペッレグリーニとザニオーロを同時に使うために、ザニオーロに右のアウトサイドを与えて、彼もその期待に応えた。EDF期のスピナッツォーラもそうでしたよね。現在、モウリーニョ監督は、ローマの現有戦力を査定しているばずで、果たしてフロレンツィはスペシャルワンの眼鏡に適うか?
それはさておき、フリードキン会長とライアン副会長はひと時の休息で、昨日テニスのイタリア国際決勝、ジョコビッチ対ナダルを観戦しました。ローマの試合じゃないのにローマのクラシックエンブレムマスクを着けている辺りは無茶苦茶好感度高いですね笑
コメント