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セリエA第29節:サッスオーロ(A)

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注:負けてはないです。

 

Sassuolo Calcio Saturday, 3. April 2021 AS Roma
2:2
goals
0 : 1 Lorenzo Pellegrini 25. / penalty
1 : 1 Hamed Traorè 57.  (Filip Đuričić)
1 : 2 Bruno Peres 69. / right-footed shot  (Stephan El Shaarawy)
2 : 2 Giacomo Raspadori 85. / right-footed shot  (Brian Oddei)

多発する離脱者、そこに軸となるメンバーが含まれているためにフォンセカ監督は苦肉の策としてまさかの4-4-2で臨んだ。GKはパウ・ロペス(試合前ピッチを睨むミランテが結構長尺でカメラに抜かれてましたね)、DFは左からスピナッツォーラ、マンチーニ、クリスタンテ、カルスドルプ、中盤4枚はディアワラ、ペッレグリーニのセンターハーフにアウトサイトがエルシャーラウィ、ブルーノ・ペレス、2トップにはマジョラルとカルレス・ペレス。

なぜこのような並びにしたのかと言うと、CBが3枚用意できないということ、そして、これまでの重心を下げるやり方を止めて、前からプレッシングする方法に変更したことが大きい。前からハメる際になぜ必ず4-4-2である必要があるのかはフォンセカのみ知るところだが、これは位置的優位性を保つという彼のフィロソフィに由来している。しかし、その哲学が浸透していないために、チームはライン間が間延びしていて、そこを度々サッスオーロに突かれた。フースコでポジションを確認すると、ほぼ3-4-3で結局いつもと同じ並びで戦っていることが判る。なんとなく観戦で感じた通り。

要は、監督はシステムを変えたけど、選手たちが負荷のないやり方を選ぶうちに3-4-3に戻っていたのだろう。加えてローマが均整を保たねばならない中盤でトラオレの存在は大きすぎた。彼にシステムを潰されたような印象もある。

肝心の内容は得点以上にボロボロで、こんなにひどいチームがセリエAにいるなんて驚きですねーといった感じ。これでラツィオに抜かれて7位転落。このラツィオに抜かれてという9文字を打つのにぼくがどれだけ苦しんだのか、お前らみたいな惰性でボール蹴ってるやつらにはわかるまい。数年でローマを離れていくやつらにこれがどれだけの痛みかなんて理解はできない。ただ、理解はしなくていいからやれ

フォンセカ監督「戦術的な観点から我々は悪くはなかった。オープンゲームを戦い、どちらにもチャンスはあった。良い滑り出しとは行かなかったが、その後は互角に戦った。彼らは主導権を握りたいチームで、我々は異なる種類の決定機を生み出していた。サッスオーロに同点を許すとは思っていなかったが、彼らはそれに値するし、時々そういったことは起こり得る。チャンピオンズリーグ出場の目標はまだ残っている。これからヨーロッパリーグを戦うが、リーグも諦めてはいない。今日の我々は良いメンタリティを持っていた。アヤックスに対しては今夜と同じ姿勢で戦う」

ヴェレトゥ「難しい試合だった。まだいくつかの試合が残っている。可能な限り上位に行くためには俺たちは残り全勝するしかない。俺自身コンディションは良い。完全にチームに戻るために今はリカバリーを続けている。来週には戻れるだろうね。俺たちはいつでも100%でプレーしている。今日は2ポイントを失ったが、木曜日は重要な試合だ。アヤックスのために顔を上げて戦う」

残りの日程はアタランタ、インテルを残しつつ、比較的楽な相手が続く。しかし、その楽がプロヴィンチャを指すならば、彼らは残留のためにローマの最も不得手な超ベタ引きのサッカーで1ポイントを取りにくるだろう。セリエAではどのクラブも負けない戦い方をすることができる。まずはこの流れを引きずらないようにアヤックスと戦うことが重要。まずは1勝、そして次も勝利を探すしかない。

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