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セリエA第10節:サッスオーロ(H)

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基本的に審判のジャッジに言う事はないので、他に目を向けると、このドローゲームは前半2人の退場者を出したことでバランスを大きく崩した。前半が終わるとフォンセカ監督は主審の元に行き「我々の5回のファウルで4枚カードが出されている。もっとバランスを見てくれ」と話した。その結果、主審はバランスを計りフォンセカ監督にレッドカードを出したのである。クリスタンテは食い下がる監督の前に入り、その場を離れるように促した。なんとも嫌な場面だった。

サッスオーロの2バック戦術に対して、ローマは前からの守備(ファーストディフェンス)にアレンジを加えた。基本ローマは被ポゼッション時に、相手の最終ラインに対して前線からハメる(プレスを掛ける)ということはせず、カバーランを掛けながらパスコースを誘導して、中盤で絡めとるゾーンプレスを主体としている。そこからのショートカウンターというのが、今季皆さんが見ているスペクタクルである。

しかし、今節では、そのファーストディフェンスをペドロとジェコにやらせた。被ポゼッションでセンターフォワードとシャドーの1人が前に出てきて4-4-2に変化するこの防衛システムは、シャフタール時代から採用しているものだと、フォンセカについて書かれた戦術レポートで読んだ事がある。如月の記憶では、ここまで明確に2トップに可変したのは、昨シーズン27節のサンプドリア以来だ。つまり、この試合でペドロは従来のフリーなポジションではなく、より戦術的守備的な役割を担っていたことになる。
故に彼の2枚目のカードに至るファウルは、より守備意識が高ったからなのかもしれない。

その後も数的不利を感じさせずに堂々とプレーするローマではあったが、後半ロレンツォに対するスパイクや、テレビ局がインスタントリプレイしたハンドなど、試合を左右する場面で、主審がディナーのメインを肉にするか魚にするかで気を取られていたのは悔やまれた。

マレスカ主審は、2018年のマペイスタジアムの同カードでもスコアレスドローの笛を吹いている。確か彼の笛でローマはまだ負けたことがないと記憶しているが、この試合でその記録は不本意な形で更新された。
言うとこを聞かない人間にカードを出す様は、なびかない女に札束を投げつけるくらい品がない。実にソフト・オン・デマンド的である。

不完全燃焼はローマだけではない。試合後、デ・ゼルビ監督は「ローマ相手にポイントを持ち帰れるなら喜ばしい事だ」と険しい顔つきでコメントした。彼らは執拗なほどハーフスペース(ピッチを縦に5分割した2,4番目のライン)にダイアゴナルにアタッカーを走らせた。狙いは悪くはなかったが、カプートや、やや遠目からでも狙えるデフレルといったフィニッシャー不在で画竜点睛を欠いた。

しかし、良い面もあった。ミキが明らかに怒りをプレーエネルギーに変換していたり、あの穏やかなミランテが気持ちを全面に出したり、カルスドルプは最後の最後まで攻守に走りきり、ナインゴランのようなハートを見せた。
途中からライアン・フリードキン副会長は立ち上がって応援して、最後は父であるダン・フリードキン会長も立ち上がり、2人で寄り添い試合を見届けた。
それを見ただけでも、この試合はぼくにとって感動的で価値があった。

コメント

  1. はなお より:

    更新ありがとうございます。
    胸糞の悪くなる展開でしたが、無気力な勝利より、選手のハートが見たいんだということが再確認できたという意味で、価値がありました。
    デロッシじゃないですが、いつかこの努力に見合うものを選手たちが手に入れられることを祈っています。

    • 如月(ローマ速報) より:

      はなおさん
      いつの間にかローマは勝っても負けてもドライな雰囲気で、仰るようにデ・ロッシ的な感情を出す選手減りましたね。
      その意味で、全員が怒りながらもそれをプレーに変えているのは熱かったです。

  2. 嫁がdazn契約させてくれないロマニスタ より:

    如月さんいつも拝見させて頂いてます。
    名前のとおりで、ライブで見れないので、朝結果を確認して一喜一憂してます。
    フォンセカさん退場なってたんですね。笑笑

    • 如月(ローマ速報) より:

      >嫁がdazn契約させてくれないロマニスタさん
      いつもありがとうございます。
      DAZN契約させてもらえるといいですね。リアタイでなくても動くローマは最高ですよ!

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