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サッスオーロ戦でローマは人道支援を支持します

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次の日曜日のサッスオーロ戦は、以前からお伝えしている通りモウリーニョ監督の記念すべき1000試合の節目ですが、もうひとつ特別な事があります。

この試合で着用するローマのユニフォームの袖に、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)のパッチが付けられています。ローマはサッカークラブとしての活動とは別にROMA CARESという慈善団体を持っており、これまで選手たちが病院や学校を訪問したり、女性に対する暴力撤廃、行方不明の子供を探す活動をしてきました。今回のパッチもジュネーブ条約70周年を記念するROMA CARESの活動の一環で、この試合で着用したユニフォームはオークションにかけられて、その収益はUNHCRを通じてアフガニスタンの支援に寄付されます。

現在アフガニスタンでは理不尽な暴力により家を追われた人が今年だけでも既に60万人います。そのうちの80%が女性と子供で、彼らに対する人道的支援をしているのがUNHCRです。しかし、支援を求めるニーズは刻一刻と増加しているのが実情なのだそうです。

現在のトップチームに在籍しているガンビア出身のエブリマ・ダルボエは、14歳で祖国を離れ、リビアで過酷な難民生活を送り、シチリアで難民保護制度を受けた後、現在はイタリア人家族と養子縁組しています。

難民ボートに乗ってイタリアにやってきたダルボエの物語
ヨーロッパリーグ準決勝2ndレグで、ローマは4-1-4-1で臨みました。このライン間のボランチポジションにマンチーニかス...

しかし、誰もがダルボエのように上手くいくとは限りません。ローマにとって、ROMA CARESの難民支援は他人事ではない重要な仕事です。そして、ぼくはこういった活動をするローマを誇りに思っているのです。

この試合とこれら支援は根本的には切り離して考えるべきですが、同時にスポーツが与える勇気、ローマがこれまでぼくの人生に与えてくれた勇気を知っているので、サッスオーロ戦は勝利して、より多くの人達に前進する力を与えて欲しいと願っています。


そんなサッスオーロ戦を目前にカンピオナートをおさらいする動画を公開しています。ちょっと勉強系になりましたが、雑談味もあります。よろしければご視聴お願いします。

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