カンファレンスリーグ決勝で前半30分過ぎに筋肉の炎症でピッチを去ったミキタリアンだが、それがローマのラストゲームになる可能性が高まっている。現在インテルは350万ユーロの2年契約で正式な移籍オファーを出して、彼自身もミラノに誘惑されているというのだ。モウリーニョ監督は、ライオラがミキの幸せを望むならば、すぐに延長を決めるだろうと話したが、そのライオラは先日この世を去った。彼の後継者ラファエラ・ピメンタは、ローマから新しい条件で契約更改を引き出そうとしているのだろうとはさすがに期待し過ぎだろうか。単にローマよりも大きなクラブに魅了されているだけの話かもしれない。
クラブはミキの心変わりに失望している。なによりもアルメニアの魔法使いが首都を去ることを多くのロマニスタは望まないはずだ。2018年にバルセロナを破りチャンピオンズリーグ準決勝に進出した時も、翌シーズンにはチームが解体されてしまった。フリードキンズは、このチームを監督の望む形のまま維持するという、大きなミッションに取り組む必要がある。
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