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【#SaveTheTactic】ローマの新フォーメーションは1-5-2-2

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本田翼とプライヴェートでロスに行くことになった如月。浮かれていたのか、パスポートからなにから持ってくるのを忘れていた。今から取りに帰ってももう同じ飛行機には乗れないし、とりあえず先にロスに行ってよと不安げな翼をむりやり飛行機に押し込んだものの、チケットが手配できるかも判らない。空港カウンターでは、広辞苑くらい厚いオブラートにくるんだ「知らんがな」で追い返されてほとほと困り果てた。こうしていても仕方ないので、とりあえず西東京の自宅へ戻ることにする。乗り換えの新宿では、駅構内の巨大モニターに『月の重力は地球の1/6ですが火星は…』というまるで興味の持てない動画がひたすらプレイバックされていた。そういえば、火星で思想犯に過酷な労働をさせているというSFを書いたのはロバート・A・ハインラインか、それともフィリップ・Kディックだっただろうか。まあいい。地元の旅行代理店に行き、これまでの経緯を伝え、すぐにパートナーを追いかけたいと伝えたが、応対した若い社員は面倒くさそうに「無理ッスね」と取り合わないので、本田翼が困っていると詳細を話すと、途端に目の色が変わり「おもしれえ、この時期ロス行きのチケットを探すのは簡単じゃないけどやりますよ!」と言ってくれた。そしてその後「7000万円頂きますが」と付け足したので、小粋なウイットかと思ったら、本当に7000万円要求していたので黙って店を後にした。自宅に着くと、駐車場にはなぜか5台の自転車が停めてあった(ぼくは一人暮らしだ)。パスポートとロス行きのチケットを探した後にリヴィングで一息つくと、本田翼から動画が送られていた。再生すると、そこには、積み上げられた巨大なコンテナ3つを跳躍で飛び越えている楽しげな姿が映っていた。月の重力は1/6で…という映像が脳裏をよぎる。なんだ君は月にいるんじゃないか。それからぼくはロス行きのチケットを破り捨てた。

という夢を今朝4時から7時の間に見ていたので、起きた時すごい体が疲れていました。背中が凝ってる。これもある意味ノンフィクションなのかもしれませんねーということでロマニスタ諸氏ごきげんよう。ローマ速報です。さて、表題の件ですが、再開するカンピオナートを目前に控え、ローマは新しいモジュールで戦います。そのシステムは1-5-2-2。聞いたことがない?そうかもしれない。なぜならば、これはイタリア機会均等局が開設しているホットラインの番号で、欧州で暴力、ストーカー行為に遭った際にコールすることで24時間オペレータが対応して、そういった被害に対するサポートをしてくれるというもの。
ローマは、もう何年も前から、毎年11月25日に定められている『女性に対する暴力撤廃のための国際デー』のキャンペーンに参加しています。たまにセリエAの試合で選手たちがほっぺたに赤い絵の具つけてプレーしているの覚えてますか?あれがそうですね。昨年はクラブが新しく作った部署、ローマ課最初のプロジェクト(Amami e Basta)として、当時カピターノだったエディン・ジェコの奥さんを中心にチャリティカレンダーを作成していました。そして今年の国際デーに先駆けて立ち上げられた『1-5-2-2 #SaveTheTactic』キャンペーンで、ローマはモウリーニョ監督、ロレンツォ・ペッレグリーニ主将、そして女子チームのエリサ・バルトーリをスポークスマンに任命しています。

エレナ・ボネッティ機会均等及び家族担当大臣「政府は今年もASローマがジェンダーを起因とする暴力との戦いのフロントラインに立つためにこの啓蒙活動に協力してくれることに感謝しています。ローマのこういった取り組みは、特に若者が成長する上で必要な教育と権利の為に有効であるスポーツの世界で、非常に重要な例となるでしょう」

この1-5-2-2は2021年の第2四半期(7月~9月)に電話を掛けてきた人たちの70%を地域のサポートサービスに紹介するポータルとして機能しました(そのうち2678人がさらに暴力防止センターで相談を受けることができました)。次のカンファレンスリーグで、ローマと対戦相手のゾリャはこのキャンペーンバッジを付けて戦います。この試合のチケット収益の50%がASローマ財団に寄付され、クラブが運営する慈善団体ROMA CARESの将来的な活動財源となります。

また、この試合で着用されたユニフォームはオークションに出品されます。

ROMA CARESのこれまでの活動はこちらを御覧ください。

こういう活動を続けていることが、ぼくたちロマニスタにとってこのクラブが特別で誇らしいと思わせてくれる理由ですね。

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