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【ELブライトン戦前日会見】デ・ロッシ監督「明日は満員のオリンピコの熱狂が待っている」

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明日はいよいよローマのヨーロッパリーグ決勝トーナメント初戦です。すでに多くのメディアが報じているように三苫薫の出場は難しいと思われますが、デ・ゼルビ監督は対ローマの作戦を練ってくるに違いありません。


ブライトン戦はどのような戦いになると思いますか?また、デ・ゼルビ監督との関係についお聞かせください。

デ・ロッシ監督「デ・ゼルビとは俺が現役時代から良い関係を築いている。俺が監督として最初の試合を終えた後、二人で雑談して、彼の戦術についてお前ホントにすげえよって話した。革新的な監督なんだ。それにブライトンには良い選手が多い。難しい試合になると思うよ」

またしてもオリンピコのチケットは完売しました。これはチームの助けになりますか?

デ・ロッシ監督「チケットを買ってくれた彼らにもう一度幸せな夜を与えたい。この雰囲気の中でプレーできるのはサッカー選手として最高の瞬間だ。しかし、ブライトンも同じ環境でプレーすることに慣れているとは思う。でもね、それより大きなオリンピコの熱狂が待っているよ」

どのような展開を予想しますか?ブライトンのリーグ9位は、セリエAと比較してどれほどのものなのでしょうか?

デ・ロッシ監督「プレミアの9位とセリエAの比較は難しいね。彼らは新興勢力で、ポッター(前監督)が作り出し、デ・ゼルビが認知度を高めた。イタリアならば4位のボローニャが似たような状況だと思う。デ・ゼルビは以前もサッスオーロで同様の状況を作り上げた。素晴らしいアイデア、そして大きな投資ができるクラブでなければそれを繰り返すことはできない」

3バックか4バック、どちらで戦いますか?

デ・ロッシ監督「いいや、言わないね」

明日のローマは本能に従い攻撃をすべきか、それともリアクションサッカーで戦うべきでしょうか?

デ・ロッシ監督「ラインを下げて闇雲に守備をすることも本能だといえるけどね。相手に守備をさせることでリアクションでサッカーすることもできる。ローマは良いチームなんだ。でも俺たちはブライトンをリスペクトすべきだ。彼らは度々マンチェスターシティ、アーセナル、リヴァプールを自陣に押し込むが、フラムやルートンにセットプレーから失点することもある。つまり、こちらがボールを握っているときも、相手がポゼッションしているときも上手く試合をコントロールして勝利しなければならない」

ボーヴェを異なる役割で起用する可能性はありますか?例えばサイドアタッカーなどで。

デ・ロッシ監督「モンツァ戦の前に何かで読んだんだけど、ボーヴェはモウリーニョさんの時代には1試合平均62分プレーして、俺になったら59分なんだって。まあ大差ないわな。俺の下で先発こそ少ないが、セリエA初戦でアイツは最高の選手だった。クリスタンテ、パレデス、ペッレグリーニといった選手とポジションを争っている。そういった理由でスタメンに割って入ることができない。だが、俺はボーヴェをウインガーで使おうとは思っていない。将来的にセントラルハーフとして優れた選手になる可能性を秘めているし、言っておくが技術的にはキミらが思っているよりもはるかに才能のある選手だ。誰もがボーヴェを急かさないように願うよ。もう十分にプロフェッショナルだし、たとえ自分のプレー時間が少なくても、ローマが勝ったとき最高の笑顔を見せてくれるから、アイツと一緒にいて幸せなんだ」

<了>

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