AS Roma | Sunday, 15. January 2023 | ACF Fiorentina |
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2:0
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goals | |
1 : 0 | Paulo Dybala 40. / left-footed shot (Tammy Abraham) |
2 : 0 | Paulo Dybala 82. / left-footed shot (Tammy Abraham) |
セリエA第18節のローマは、フィオレンティーナという力の拮抗した屈指の好カード。ワールドカップで脚光を浴びたディバラとアムラバトが在籍していることもあり、オリンピコにも多くのファンが駆けつけた。しかし、前半23分にドドがザレフスキを削って退場になると、力が拮抗したチーム同士だけに、流れは大きくローマに傾いた。試合はエイブラハムの2度のアシストによりディバラがドッピエッタ。度々批判にさらされるエイブラハムだが、ゴールを決めた後、ティフォージに向かって「彼のおかげだ」と言わんばかりに、エイブラハムの背中を指さしたのはディバラ。結果だけでなく、強いメッセージを発して、今後に期待の持てる内容でもあった。以下、監督の試合後のコメント。
今日はほとんどベンチから出ませんでしたね。
モウリーニョ監督「時々余計なことを言ってレッドカードを食らうからな。自分が品行方正とは言わないが、退席処分は嫌なんだ」
今夜はどのような試合でしたか?
モウリーニョ監督「フィオレンティーナはとても良いチームだ。10人になっても試合をコントロールする方法を知っていた。もちろんこちらもコントロールしていたし、難しい状況に陥ったわけではないが、もっと質が高くポゼッション志向の選手が欲しい。感情面ではこの選手たちで良いが、試合ではもっと自信を持つことが必要になる。自分たちの持つクオリティですべてを出し切らなければならない」
その質とはメルカートからやって来るのでしょうか?
モウリーニョ監督「いいや、私は誰にも期待はしていない。かつてメルカート資金に制限のないクラブで仕事をしたこともあるが、ローマはそうではない。私たちは自分たちの持つ資質で仕事を続ける。ただ、ウインターブレイク後にホームで3試合戦い、そこでほとんど得点できていないという事実は、相手に勝利のチャンスを与えているともいえる」
特にローマはこれまであなたが指導したクラブとはまるで異なります。
モウリーニョ監督「それに関してはあまり話したくないというのが正直なところだ。ただ、私とピントGMが個人的に対立しているというのは完全な嘘だと言わせてもらう。私たちの間には誠実さが存在している。誠実に語る人を責めることはできない」
この試合ではエイブラハムとディバラが相手に脅威を与えました。
モウリーニョ監督「ディバラについて少し話をしたい。当初彼は2023年の1月1日にローマに戻る予定だった。しかし、私は彼が不在でボローニャには勝てないかもしれないと考えた。だからすぐ彼に年末の12月29日に戻ってくるように頼んだんだ。すると27日に電話があり、明日28日にはローマに戻りますよと言ってくれた。これにはさすがパウロと感服したよ。ただプレーが良いだけの選手じゃないのさ。試合に話を戻すと、エイブラハムの存在がチームに厚みをもたらしていたし、ペッレグリーニについても、前節でコンディションを落としたのに、この試合に間に合うように努力してくれた。今朝までプレーできるかわからなかったが、75分間プレーしてくれたので感謝している」
<了>
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