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【ヴェネツィア戦前日会見】モウリーニョ監督「トップを目指すつもりがなければローマには来ていない」

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泣いても笑っても残り2試合。明日はローマのオリンピコと最終節はトリノのオリンピコだ。この試合は、来季のローマを占う意味でもとても重要な一戦となる。この試合に先立って開かれた、モウリーニョ監督の会見をお届けしたい。


リーグの後にUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ決勝を控えていることで、これら2試合で選手が集中を欠くという懸念はありますか?

モウリーニョ監督「そうならないことを願うね。もしかすると(私たちの中で)8位に転落してもカンファレンスに優勝すればいいじゃないかという考えがあるかもしれない。しかし、ヨーロッパリーグ出場は、これまで私たちと共に賢明に働いてきた人たちへの敬意や、平等性と引き換えに得るものであってはならないはずだ。だから、正直この2試合で集中を欠くことは有り得ないと思っている。フィオレンティーナ戦で私たちは本当に疲労していたし、彼らはローマとは異なるエンジンを積んでいた。本当に良いプレーをしたと思う。それにしてもだ、そろそろVARや審判の問題を話すのにも疲れたよ。うんざりしている。彼らは私たちとの試合後にみんな数試合の資格停止処分を受けているじゃないか。たしかにあなたの言う通りローマは8位で終わる可能性がある。私たちはPSVのように「アヤックス、審判、VARにおめでとう」とは言いたくない。私たちは5位か6位でフィニッシュしたい。それが今の目標だ。そこがリーグで長い間私たちが留まっていた順位だ」

ローマはイタリアのどのチームよりも多い55試合を戦うことが確定しています。このホーム最終戦で、どのようにチームを管理するのでしょうか?明日はローテーションをしますか?また、その中でヘンリク・ミキタリアンはどのような位置付けでしょうか?

モウリーニョ監督「ミキは怪我をしていることから、位置付けられる状況ではないだろう。大事を取るとか、温存するとか、そういった理由ではなく負傷しているからプレーできない。スターターの決定に一切関与しない。明日に関しては、私たちには同じポジションに2人ずつ選手を擁するクラブではないし、ターンオーバーの経験値もないわけだ。それでいて勝ち点が必要でなおかつホーム最終とあれば、他の結果に依存せず順位を決めるためには、明日は勝利を目指すしかない。ヴェネツィアに敬意を持ちながら勝利を目指す必要がある。ゆえに最小限のローテーション組むつもりだ。明日2、3人。トリノでも2、3人、そうすることで混乱することなく何人かの選手を休ませることが可能だからな」

ミキタリアン復帰はいつでしょうか?

モウリーニョ監督「わからない。現在彼は完全にアウトだ」

下部組織出身のニコラ・ザレフスキがスターターに定着したことから、ローマの今後を示す例になるでしょうか?

モウリーニョ監督「他のプリマ選手たちと比較してザレフスキの姿勢やメンタリティについて語りたいとは思わない。彼と他の選手に違いがあるのだとすれば、チームが左ウイングバックで代役を必要としていたときに、彼にそのチャンスがまわってきたこと。そして、そのチャンスを定期的に得ることができたということだろう。ホームでヴェローナに負けたとき、私は彼の起用を決心した。スピナッツォーラもエルシャーラウィもいなかった。ヴィニャはそこで起用するには毛色が違っていた。そういった状況でチャンスをものにしたのがザレフスキだ。またプリマのデ・ロッシ監督、ヴィンチェンツオ・ヴェルジーネ、ブルーノ・コンティとの関係も良好だった。こういった面でピントGMはとても優れていたね。今季多くの若手をトップでトレーニングさせたが、来シーズンはさらに多くのプリマヴェーラを呼ぶつもりだ。ザレフスキはこういったローマのプロセスにおけるひとつの成功例であり、私たちにとってポジティブな存在と言えるだろう」

Sky Sports UKのインタビューで、あなたは来シーズンについて話しています。ローマがトップレベルのクラブに飛躍するためには何が必要なのでしょうか?その瞬間は訪れるのでしょうか?

モウリーニョ監督「そう信じている。それには組織力が必要で、私たちにはそれがある。昨年8月と現在を比較するならば、すでにいくつかの良い仕事で、大きな改善を見ることができる。同時に時間も必要だ。私はあと2年ローマと契約をしている。ザレフスキの話をするとき、私は成長するために時間の必要な選手の話をしているのだ。例えば他のクラブではビッグプレイヤーを連れてくるためにその必要がなく、故に時間の猶予という概念も存在しない。後は質と量の問題だ。今季私たちはビッグマッチで苦戦した。フィオレンティーナ戦の後で両チームのインテンシティの違いについて訊かれたが、その違いは140kmの差だと答えた。うちの子たちが何分プレーをしたのか、どれだけ走ったのか、その代償をポイントで支払っていると答えたんだ。イバニェス、クリスタンテが今シーズン何キロ走ったかなんて調べればすぐにわかる。つまり質と量とは、試合数と走行距離を指している。…それはさておき、私はこのインタビューをあなた方ではなく英国のジャーナリストとしたことを謝らなければならないね。私があのインタビューを受けたのは、彼が長年の友人だったからだ。それが正当な理由で真実だ。フリードキンオーナーはトップを目指している。私も同様にトップを目指している。いいか?そもそもトップを目指すつもりがないなら、私はローマに来ていない。ここには組織があり、時間も、才能ある選手もいる。ロマニスタの情熱があり、すべてが少しずつ好転している」

モウリーニョ以前以降でチームはどのように変化したのでしょうか?

モウリーニョ監督「まだシーズン中であり、あたかも終わったかのような総括はできない。私は最終的な評価をしたわけじゃない。まだ3試合も残っている。ティラナでの決勝は感情面でこのクラブが長らく経験していなかったものになる。しかし、私にはリーグ2試合も重要だ」

明日のオリンピコは、多くのロマニスタたちの前で感謝を伝える最後の機会でもあります。

モウリーニョ監督「私たちローマにとって、感謝することが彼らにできる最低限の表現だとクラブ内で認識している。私や選手たちがSNSでサンキューを言うことは容易いのだが、明日のピッチの方がより象徴的だろう。なぜならば、彼らのサポートと愛は常にピッチにこそあったのだから。だから私はそこで感謝を伝えたい。明日の結果や、私が昨日クンブラに足を蹴られた恨みを超えて(注:練習中の事故でクンブラが監督の足を蹴ってしまった)、明日の試合後にはピッチを回って彼らに挨拶する。それがロマニスタたちへの最低条件だ。勝利の後ならそれを笑顔でやる。本当に素晴らしいシーズンだったからやらなければならない。そうそう、1日遅れて申し訳なかったが、ゼーマン監督に誕生日おめでとうと言わせてくれ」

<了>

注:ゼーマン監督の「モウリーニョには失望した」という発言について、モウリーニョ監督がローマダービー前日会見で皮肉で返答したことから、2人の確執が始まった。この会見の最後のセンテンスは、先日ゼーマンが「カンファレンスリーグ決勝は低レベルの争い」と発言したことへのアンサーである。

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